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TOSSランドNo: 8816583 更新:2012年12月04日

ほんとうの友だち


本実践は日本教育技術方法大系 第3巻 小学3年生の教え方大事典 P.560の
「ほんとうの友だち」(新牧賢三郎氏実践)の修正追試である。
なお、追加・修正・削除した部分は()で示している。

注意点:プリントを配布した後に指示をする。プリントは以下の内容である。

友だち

友だちってなんだろう。
あそぶことが友だちなのかな。
話すことが友だちなのかな。
ぼくには、わからない。
そういう友だちなら
いっぱいいるな。

でも、ほかに
なにかあるんじゃないかな。
ほんとうの友だちってなんだろう。
大きくなったら
わかるかな。

指示1:

テキストを記今から先生が読みます。聞きなさい。

指示2:

先生について読みます。(追加部分)

「友だち(教師)」  「友だち(児童)」
「友だちってなんだろう。(教師)」  「友だちってなんだろう。(児童)」
(以下、続く。)

原実践では、「読めない漢字に読みかなを書かせた。子どもたち全員に声を合わせて一回読ませた。」とある。
しかし、自分のクラスでは追い読みをした。
それは子どもたちを授業に巻き込むためと、聴覚情報で内容を補うためである。
実際に子どもたちは読んでいくうちにはきはきとした声で読むようになった。
授業の始めに作業指示を入れることで、クラス全体が授業に集中するようになった。

指示3:

3回読んだらすわりなさい。全員起立。用意始め。(追加部分)

原実践では、この部分はない。しかし、一人でもきちんと読ませるために追加した。
実際の子どもたちは、きちんと声に出して3回読んでいた。
しかし、早く読む子とたどたどしい読む方をする子の差が大きくなるので、3回ではなく1回で十分だったと思う。

発問1:

「ほんとうの友だち」とは、どんな友だちだと思いますか?

指示4:

一つかけたら持ってらっしゃい。(追加部分)

原実践では、「ノートに書きなさい。」とある。
しかし、「一つかけたら持ってらっしゃい。」という指示にした。それは、全員が書いたことを確認するためである。

指示をした20~30後に、早く書けた子が持ってきた。
教師が赤えんぴつでていねいに丸をつける。
「他にも思いついたら、この下に書いてごらんなさい。」と指示した。
どんなことを書けばいいか分からない子が少しいた。
そこで、考えが思いつかない児童には、「おとなりさんと相談してもいいですよ。」と声をかけた。
そうすると友だちの考えを参考にしながら、書けるようになった。
持ってきたときに「よく書けました!」とほめると、次からは自分の考えを書けるようになった。
3分ほどで全員が一つ以上書くことができた。

指示5:

何個かけたか聞きます。(追加部分)
1個の人?2個の人?3個の人?(以下、続く)    

原実践ではこの部分はない。しかし、全員が書けたかどうか確認するために追加した。

指示6:

順番に発表します。(追加部分)
1つの人、起立。窓側からどうぞ。
2つの人、起立。窓側から。
3つの人、起立。どうぞ。(以下続く)  

原実践ではこの部分はない。しかし、すべての意見を出し尽くさせるために追加した。
教師が黒板に簡単に板書する。実際の子どもたちの意見は以下の通りだった。
やさしい    18
・たすけあう  13
・なぐさめる   7
・教えてくれる  4
・はげます    2
・てつだう     1
・げんき      1

指示7:

次の4つをプリントに写しなさい。
・やさしい
・たすけあう
・なぐさめる
・教えてくれる

指示8:

今からこの5つに点数をつけます。(以下から修正部分)              
自分は、ほんとうの友だちになっていますか?   
とてもやさしいなら5点。全然やさしくないなら1点。真ん中なら3点。というように5、4、3、2、1点をつけなさい。

原実践では、「1人、自分で『ほんとうの友だち』だと思う人を頭の中に思いうかべてください。
その友だちに『よくたすけ合っているな』と思ったら5点、まあまあやっていうなら4を書きます。」とある。
しかし、自分自身のことをもっと考えてさせたいと思い、「自分はほんとうの友だちになっていますか。」という指示にした。
修正したことによって自分のことは考えられた。だが、厳しい点数をつける子が多かった。

指示9:

なぜ、その点をつけましたか?(以下の部分から追加部分)
その理由をプリントに書きなさい。

ここで、すぐに書ける子と書けない子がいた。そこで、次の指示を入れた。

指示10:

途中でもいいから、発表してもらいます。(追加部分)
○○さん、発表してください。(この子は、理由を書き終わっていた子である。)

原実践では、この部分はない。しかし、どんなことを書いたらいいか分からない子のために追加した。
この指示で、書けなかった子も書けるようになった。

指示11:

では最後に発表したい人に発表してもらいます。○○さんどうぞ。(追加部分)

原実践では、この部分はない。
しかし、どんなことを書いたのかをお互いに確認させたり、発表したい子を満足させたりするために追加した。

クラス全体で3人に発表させた。
お互いに交換して読ませたり、席を自由に歩いて読ませたりしたほうがよかったかもしれない。

【子どもたちの理由】
○やさしい友だちを5にしたのは、けんかやけがをしたときやかぜをひいたとき、友だちに「だいじょうぶ」ということばをかけるからです。
 たすけあうを5てんにしたのは、きもちわるくなる人がいるときに自分がしないと 友だちがくるしんだりするからやると思いました。
 おしえるを3てんにしたのは、算数のひっさんや社会の地図きごうで分からないことがあってそれで教えたことがあったからです。
 なぐさめるを1にしたのは、なぐさめるどころかきげんをわるくさせてしまうからです。

○やさしいを4にしたのは、やすみじかんに友だちがころんだときにほけんしつにつれていったときがあったからです。
 たすけるを3てんにしたのは、けがをしたときてあてをしてもらってばかりだからです。
 教えてくれるを4にしたのは、時どきおしえたりおしえてもらったりしてるからです。
 なぐさめるを3にしたのは、あまりなぐさめていないからです。


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