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TOSSランドNo: 2153076 更新:2012年12月04日

高齢者と生きる


「高齢者と生きる」と板書する。

発問1:

ある年齢をすぎたお年寄りのことを高齢者といいます。何歳以上の人のことを高齢者というのですか。

60歳 80歳など様々な意見が出るであろう。答えは、65歳以上である。
列指名をして、テンポよく発表させる。

年をとると不自由になってくることがあります。どのようなことが不自由になってきますか。

・耳が聞こえにくくなる。 ・足腰が弱る。 ・物忘れがひどくなる。 ・目が見えにくくなる。  ・疲れやすくなる。 ・トイレに行けなくなる。

説明1:

みんながいってくれたように、年をとってくると体が不自由になってきます。そうすると、一人ではできないことがあり、家族や周りの人の手伝いが必要になってきます。それを介護といいます。これから、あるおばあちゃんとその家族の話をします。

「わすれないよ、おばあちゃん。」の前半部分を読み聞かせる。

発問2:

あなたは、おばあちゃんを老人ホームに入れたらどうかというお母さんの意見に賛成ですか

指示1:

ノートに賛成なら○、反対なら×をつけなさい。
賛成の人手を上げなさい。反対の人手を上げなさい。
手を上げたら、周りを見るのですよ。
ノートの下に、点をチョンチョンチョンと書きなさい。
そこに、理由を書きます。
ひとつ書いたら、ノートを持ってきなさい。

賛成派
・専門的な人に見てもらったほうがおばあさんも安心する。
・おじいさんがかわいそう。
・老人ホームで友達ができる。

反対派
・老人ホームは寂しい。
・おばあさんは、老人ホームに行きたいと思っていない。
・慣れないところで、暮らすのはつらい。

 ○か×か決めるのは難しい。賛成派も、反対派もおばあちゃんのためを考えた意見が出る。子どもたちは、おばあちゃんは寂しいだろうという意見が圧倒的に多い。それでかまわない。話し合うことによって、おばあちゃんにとって家族にとって一番いい方法は何だろうか、考える機会になればよいと思う。

説明2:

みんなが話し合ってくれたように、この家族も話し合い悩んだと思います。この女の子は、おばあちゃんが老人ホームに行ってしまうのはいやだといって反対したのだけれども、おばあちゃんは老人ホームに行くことになりました。

お話の後半部分を読む。(1段落だけ読んで次の発問をする。)

発問3:

もうおばあちゃんは何も話してくれなくなり、自分で食べることもできなくなっています。それなのに、女の子はおばあちゃんに会いに行って何をしているのですか。

・話をしてあげる。  ・世話をしてあげる。  ・遊んであげる。

最後まで話を読む。

ところで、65歳以上の高齢者は現在日本に約2000万人おられます。日本の人口が約1億2000万人なので、だいたい6人に1人高齢者がいるという割合です。
 しかし、みなさんが30歳ぐらいになると、高齢者は3人から4人に1人という割合になり、超高齢化社会に入るといわれています。
 そうすると、介護が必要なお年よりも増えてきます。また、家族では介護ができなくなり老人ホームで暮らす人も増えてくるでしょう。
 先日、先生は老人ホームに行ってきました。そこで、おばあちゃんと話しました。おばあちゃんは、
「子どもがいると、それだけで明るい雰囲気になって、元気が出るのです。」
といわれました。職員の方も、
「子供たちがくるとそれだけで、おじいちゃんおばあちゃんはいつもわくわくして待っておられます。楽しみにしておられます。」
といわれました。
 みんなは体の不自由なお年よりの介護はまだ難しいかも知れませんが、みんなにしかできないこともたくさんあると思いました。

指示2:

今日のお勉強をして、考えたこと、思ったこと、おじいちゃんおばあちゃんにしてあげたいなあと思ったことをノートに書きなさい。

・老人ホームにいる人はどのような生活をしているのか知りたい。
・おじいちゃん、おばあちゃんに話をしたい。
・一緒に遊びたい。

参考文献
・ぼくたちが日本のお年寄りに学んだこと 毎日新聞社会部「長命社会を生きる」取材班 (ポプラ社)
・スウェーデン発 住んでみた高齢社会  山井 和則(ミネルヴァ書房)
・高齢社会白書 平成12年版      総務庁
・体験ルポ 日本の高齢者福祉      山井 和則(岩波新書)
・体験ルポ 世界の高齢者福祉      山井 和則(岩波新書)
・わすれないよ、おばあちゃん      ボンダ・ミショー・ネルソン(日本評論社)

参考にした法則化論文
・お年よりの方とともに生きる 安富 篤 
     (ジュニアボランティア教育 18号 東京教育技術研究所)
・お父さんとお母さんの老後  鈴木 智光
     (ジュニアボランティア教育 14号 東京教育技術研究所)
・ボランティアに自然になじませる手立て 戸井 和彦
     (ジュニアボランティア教育  9号 東京教育技術研究所)
・高齢社会に関するカリキュラムをJVEで創る 丸亀 貴彦
     (ジュニアボランティア教育 28号 東京教育技術研究所)
・寝たきりのお年寄りの介助の仕方~起こしてあげましょう~ 藤倉 欣次
     (ジュニアボランティア教育 17号 東京教育技術研究所)
・特別養護老人ホーム・一人暮らしのお年寄り聴き取りボランティア 長野 藤夫
     (ジュニアボランティア教育 38号 東京教育技術研究所)
・老人介護の授業(顔をふく活動を取り入れる) 河田 孝文
     (ジュニアボランティア教育 33号 東京教育技術研究所)


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