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TOSSランドNo: 1111302 更新:2013年08月20日

「まちがえ読み」で集中させる


特に低学年には大うけの音読方法である。
まず、次のように話す。

指示1:

今から先生が「たんぽぽ」を読んでいきます。
先生が読んだところを、みんなも読みなさい。
ただし先生は、わざとまちがえて読みます。
みんなは引っかかってはいけません。いいですね。

「はーい。」                                         
「大丈夫だもん。引っかからないもんね。」                          
などと、子ども達は言う。
教師は、すました顔で読み始める。

「たんぼ」
いきなり題名からまちがえてみせる。
「ちがうよ。『たんぽぽ』だよ。」                             
と、子ども達はあわてて言う。

指示2:

そう、みんなはまちがえずに、ちゃんと読むんだよ。サンハイ。

「たんぽぽ」 と、子どもたちは正確に読む。
うれしそうに、自信をもって。

教師は、筆者名もまちがえて読む。
「ひらかわ かずこ」
子ども達は、にっこりしながら 「ひらやま かずこ」 と、読む。
うれしそうに、自信をもって。 

教師は、すました顔で、更にまちがい続ける。
「たんぽぽは、ひよわな草です。」
子ども達は、くすくす笑いながら正確によむ。
「たんぽぽは、じょうぶな草です。」

教師は、とぼけた調子で先を読む。                               
子ども達は、教師のまちがいを見逃すまいと、集中して教科書の文を目で追っている。
「 はがふまれたり、つみとられたりしたら、もう生えてきません。」
子ども達は、教師のまちがいを正さずにはおくものかという勢いで、声を大きくして読む。
「はがふまれたり、つみとられたりしても、また生えてきます。」

わざとまちがえて読んでみせることの効用は、次の2点である。
①どの子も教材文に集中する。
②正確に読もうとする意識が強まる。

教師のまちがえ方のポイントは、次の3点である。
①子ども達の意表をつくこと。
②まちがえるのは、一文につき一カ所だけに限定すること。
③淡々と、すました顔で、まちがい続けること。

通読がすみ、ある程度読めるようになってから、試みるとよい方法である。
補教に行った一年生のクラスで、子ども達に仕掛けてみた。
初めて出会った子ども達が、集中して楽しそうに読んだ。
「おもしろかった。」
「また、やりたいな。」
という声を聞くことができた。


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