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TOSSランドNo: 1235063 更新:2012年12月04日

ひとつの朝 ( 片岡輝 作詞  平吉毅州 作曲) の指導法 


私が現役の高校生で合唱をやっていたころ、NHKコンクールの課題曲でした。今は、混声3部合唱として中学生でも定番となりましたし、混声合唱組曲「ひとつの朝」にもなりました。人気の高さがうかがえます。  男声パートが活躍します。ぜひ、男らしい深くあたたかい響きの声で、朗々と歌ってください。

1. 1拍前で、いっしょに息を吸う。

吸う音が聞こえるくらい、たっぷりと。

2. 男声パートから始まる。

この曲の第1印象を与える、大切な部分と思って歌う。
 「ひ<とーつの<あさー」というかんじ。特に「と」「あさ」は、口を十分に開けて、声をぐぐっと押しだす感じで歌う。
「まぶしい<光の<洪水に」3段階に大きくしていく。

3. 女声の「Uhー」は「o」に近くてもよいので、丸く柔らかい「ウ」にする。

2回目を言ってからクレシェンドする。「ウウウーウー<ウ-」のように、大きくするところでもう一度ウを言う感じ。

4. 3パート揃って「世界」を言う。

早口にならず、おちついて、S・Kの子音をはっきり言うこと、「か」の口を開けることなど、気をつけよう。アルトと男声は2回くり返している。「世界が<世界が」と、あとの方を強調として、強く言う。

5.「沈まないうちに」も、ソプラノと、アルト男声がずれている。

アルト男声は強調と思って、ソプラノよりも大きく歌う。 クレシェンドは、私個人としては「うちにー」の「に」で一気にだんだん大きくしたほうが好き。

6. 「うちにー」で各パート十分にクレシェンドしてエネルギーをためておいて、「さあ」にはいる。

Sの子音を飛ばすこと、Aの口を十分に開くことは忘れない。アルトと男声が2回くり返すのは強調。2回目を強く。

7. 「HAこぶねに/乗って/TAびDAとう」H、Tの子音を飛ばす。

「は」「た」「だ」の口を開ける。忘れないように。
「箱船にー乗って」と歌うことが多いが、私個人的には「はこぶねに、のって」と「に」を短く歌うのが好き。

8. 「ノアたちのーように」も上記7.と同様、「ノアたちの、ように」と歌ってみてはいかが。

「あののあ」になると何のことだか意味が分からないので、「あの、ノア」ときちんと言い直して歌うこと。

9. 「旅立とう」の「TABIDA」は上記7.と同じ。

体の中から沸いてくるエネルギーを破裂する子音で歌う感じ。そして、「o」や「Uh」からソプラノのハミングに移っていくこの部分で場面転換するイメージ。

10.男声のパートソロの部分、朗々と、男らしい声で。

「れるこ」の3連符のリズムが流れて「れるーこ」になりやすいので、きちんと3連符として歌うこと。

11. 以降、パートで言葉がずれてでてくる部分が何カ所もある。

あとの部分が強調なのは同様。このずれを楽しんで味わって歌えるようになるまで練習しよう。
「勇気と知り合うこと」「勇気」を歌う部分です。だからクレシェンドでmf。
それに対して、「例えば愛を語ること」、「愛を語る」んです。でっかい声で叫びませんよね。しっとりと、優しく、大切に愛を語るはずです。だからデクレシェンドでmpです。そう思って、この部分の強弱を気持ちを込めてつけると効果的。
特にソプラノの「愛」は、「あ」の発音の仕方で、ドキッとするように歌えるようになるかもよ。
それ以降は、繰り返しを重ねて、どんどん盛り上がり、「旅立ちは」に向かっていく。

12. 「旅立ちは、旅立ちは>旅立ちは>旅立ちは>旅立ちは」4段階に少しずつ小さく。

「いくつもの」が早口にならないように、落ち着いて。
「DEAI」口をはっきり動かして、声をぐぐっと押しだす。アルトは強調なので、すこし大きめにうたってもよい。

13. 最初と同じ音楽に戻る、歌い方は同様。

「逆巻く<怒濤の<攻撃に」3段階にアップするとき、S、K、Dなどの子音をはっきり言うことで、激しさを歌う。
「船」のHまたはFの子音を特によく聞こえるように長めに発音するとよい。「うねが」では意味不明。

14. 間奏で一度幕が降りて第2部が始まった感じ。新しい気持ちで。

男性がメロディー、「羽ばたけ」の「HA」、「明日へ」の「A」、「TA」、口を開けて。「まだ見ぬ大地へ」は、ひとまわり大きく歌うとよい。
女声の「大地」の3連符が流れないように、「だいーち」になりやすいので、注意。

15. 「大地」が追いかけるようにしてたくさんでてくる。

大切に歌う、「D」の子音をきつく言わなくてよいから、「DA」で口を開けて声をぐぐっと押しだすかんじで、温かく、豊かな「大地」を歌う。
アルトと男声で歌う最後の「大地へ」は、広々とした大地をイメージして、声がスカーッと伸びていくように歌う。

16. 「生きる喜びを」×4回(男声の喜びも含む)、ちゃんと4段階に計算して大きくしていく。

「広がる」に向かって。

17. 「広がる」もアルトと男声は強調。

しかも、2回くり返されているので、2回目をもっともっと強く。
「ひろー」のHの子音を長く言うことと、「ろ」で口の中を広くして、声をぐぐっと押しだすと、広がりが表現できる。

18. 「自由を・・・」~は、少しゆっくりでよい。

ひとつひとつ長めにはっきり、じ・ゆう・を・もー・とー・めー・てー 、というかんじ。けして、短く切らないで。
 ブレスが続かないと思うので、「自由をV求めてー」か、「自由を求Vめてー」か、「自由を求めVてー」、あるいは、カンニングブレス。みんなが一番よくできて、一番効果的なものを使おう。音楽の先生に相談するのもいい。
「てー」は、伴奏のテンポが速くなるから、よく聴いて、指揮を見て、バシッと切ろう。会場の残響が残るとすばらしい。


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