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TOSSランドNo: 3600019 更新:2013年08月19日

中学3年生への新任あいさつで、エピソードを語る


中学3年生への新任あいさつで、エピソードを入れて「心の成長」の話をしました。

中学校3年生に、学年集会であいさつをすることになった。
日時は、始業式の3校時。場所は体育館。3年生として初めての学年集会である。
新任式では、新任者を代表して教頭の挨拶があっただけなので、私が生徒の前であいさつをするのも始めてである。
向山洋一氏は、転任のあいさつについてこう述べている。

転任で全校児童の前に立ったとき、名前を言って、「みんなと勉強をしていくのが楽しみです」などと言っているようでは、駄目なのである。 (『子供を動かす法則』向山洋一 著(明治図書)p.111より

 短く、しかも新年度のスタートに期待が持てるようなあいさつがしたい。
 3年生は5学級あり、問題のある生徒 (喫煙、万引き、染髪、異装、バイクの無免許運転、外泊、暴力、など)がどの学級にもいる。
私は情緒障害学級の担任であり、普通学級では授業をしない。
交流授業や、行事で普通学級の生徒達と接していく。
有名な「蝶々の話」や、漢字の読みの話(『教室ツーウェイ』(明治図書)97年3月号、赤石賢司氏論文)などを追試しようかとも考えたが、心の成長について話をすることにした。
 3年担当の教師は、私を含めて12人。
  この学年集会では、持ちあがりの教師も全員が、新学年になってのあいさつをした。私は、10人目にあいさつをした。

 ○○学級の元村恵利子です。
 教科は持ちませんが、みなさんとは一緒に過ごすことがあります。早く顔と名前を覚えたいので、下を向いている人、顔を上げてください。
 昨年度は家庭で、育児と家事をしていたので、みなさんと会うことを楽しみにしていました。
 育児をしていると、いろいろなことが嬉しいのです。体の成長、運動ができるようになる、そして、心の成長。
 子どもと砂遊びをしていたら、「ケーキ作ってるの。じいちゃんと、ばあちゃんと、おっきいばあちゃんと、おとうさんと、お母さんと、半分こするの。」と言ったときがありました。
 親ばかですが、とても感動しました。
 自分の好きなケーキを、一緒に住んでいる家族と分け合うことを、2歳の子が楽しみと考えている。
 中学生のみなさんなら、もっと成長した姿を見せてくれることと思います。
 この1年間のみなさんの心の成長を、楽しみにしています。

 他の先生があいさつをしているときに、下を向いている生徒がかなりいた。そのため、顔を上げるように言ったが、数人は下を向いたままだった。全員にさせるべき場だったかなと、迷いながらあいさつを続けてしまった。
 生徒は、教師の話が何人も続き、飽きていたころだと思うが、私のあいさつは聞いていたように感じた。

後日のサークル例会で、このあいさつをレポートにして検討してもらった。下記のような意見が出た。
・あいさつのとき、モノを持つと、一瞬でも引きつけられる。子どもの服でも良かった。
・エピソードが入れてあるのが良い。
・話を聞くために頭を上げさせるのは大事な事である。


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