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TOSSランドNo: 1133007 更新:2013年08月18日

5年ふりこ「秒時計をつくろう」3 ふりこを作ろう


1 ふりこを想起する

発問1:

ふりこのような動きをするものにはどんなものがあるだろう。

 次のようなものがあがった。
1 柱時計
2 メトロノーム
3 遊園地のバイキング
4 ブランコ
5 クラッカー
6 シャンデリア
7 寺のかねつき
8 ターザンがつかまる縄
9 催眠術のふりこ
10 丸太をつった遊具
11 昔の電話
 私が思っていたよりもたくさん出てきた。子どもは大人よりも柔軟であるということがここでもわかった。

2 ふりこを作ろう

 この単元でまずはふりこ自体を体感するために自分の「ふりこ」を作ることにした。次のような方法で作った。

活動 ふりこを作ろう。

材料
 わりばし
 ペットボトル
 ナイロン製釣り
 糸
 画用紙
 クリップ

簡単に説明してから早速始めた。

Huriko_pet

 糸の結び方が分からない子が多少いたが、2時間目の中頃にはすべての子が完成してふりこで遊んでいた。
 ふりこのおもりは、次のものを使う。
 ふりこのおもり
  フィルムケースに粘土を入れた物。
  理科準備室から持ってきた、てこ実験に使うおもり3種類

〈子どもの活動〉
 ふりこにどれだけおもりが吊せるか試している。
 ふりこをたくさんつなげて喜んでいる。
 連結できるものを用意しておくと必ず長くつなげたくなるようだ。子どもたちは「長いもの」を喜ぶということがいえる。
 こういうことは当の「ふりこ」とはあまり関係ないことだが、自由にさせておかないと次の活動に移れない、いつまでもそれにこだわっているということがある。
 時間が来たので、感想を書かせて終わりにしたが、もっと「つなげたい」という欲求はあるようだった。
 肝心の「振ってみる」という活動をあまりしていないのは、あまりにも単純だからだろうか。
 やはり、自由試行をするにしてもある程度の枠の中で活動してみるという工夫がいるだろうと思う。やはり「1秒間時計」の作成が必要だろう。

3 ふりこについての疑問をまとめよう。

 前時では、自分のふりこを作った。そのときに出てきた感想の一つに「ふりこって意外に長くゆれるのだな」というのがあった。
 そこで、次のように感想や疑問をまとめようとした。

発問2:

ふりことブランコを比べてみよう。同じところ違うところはどこだろう。

〈違うところ〉
1 ブランコは人が乗っている。だから、いつまでも気持ち次第ではいつまでもこいでおられる。しかし、ふりこはいつかは止まる。
2 人が乗っているので、スピードの調整ができる。しかし、ふりこは放っておいてはスピードの調整ができない。・長さが違う。・速さが違う。

〈同じところ〉
1 ゆれ方は同じ

発問3:

ふりこは一度傾けてはなすと、なかなか止まりません。それはなぜでしょう。

 1と同様にノートに書かせて発表させた。
 子どもの前時の感想をいくつか読んでから、「2」の問題を言い、板書した。

 答えとしては次のことを用意していた。
「おもりはいつも真下に行こうとするのに、そこへ向かって動く間にいきおいがつきすぎて通りすぎてしまうから、何度も行ったり来たりするのです」

 しかし、子どもたちからは、ほとんど反応がなかった。
 「勢いがあるから」というのが一部の子から出たのみだった。
 これを考えさせると、もう一歩子どもたちの思考が進むと思ったが、まだ、十分にふりこで体験ができていないので、「そこまでは考えていないよ」という表明だったのだろう。
 ここは軽く扱って次に移った。

発問4:

ふりこの〈ふれはば〉がだんだん小さくなって、ついには止まってしまうのはなぜでしょう。

 問題を板書してから、すぐ、

発問5:

この世の中でずうっと止まらないで動いているものがあります。エンジンも使わないで動いているのです。何でしょう。」

と質問をしてみた。
 子どもが口々にいうのを聞いていたら、ある子が「地球」と言う。
 それを取り上げ、「地球がずっと動いている。エンジンもない。それはなぜか」
 「そう、空気がないからだ」
 「逆に言えば、地球上には、空気があるからいったん動き始めたふりこも止まってしまう」というようなことを言った。
 「空気のつぶがおもりとぶつかっていきおいを弱めるから」と板書して終わった。
  以上のように、前時の感想からつなげていこうという考えで3つの質問をしていった。
  しかし、子どもたちは、それよりも目の前のふりこで何かをしたいという感じであった。


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