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TOSSランドNo: 2310120 更新:2013年08月17日

個別懇談・個人懇談の心得15


次のような懇談の心得はいかがだろうか。

1 言いたいこと・聞きたいことの半分

  私は何年たっても何回経験しても個人懇談は苦手である。
  わざわざ学校まで時間の都合をつけて足を運んで下さった保護者に満足してもらえたかと心配である。
  けれども、自分が懇談を受ける立場を経験すると少し心配さ加減が減った。
  開き直りかも知れないが。  
  私の場合、ある程度話をしていただいただけで満足してしまう。
  我が娘の幼稚園での懇談で特に感じた。
  ということは親は言いたいことの半分も言えずに、
  聞きたいことの半分も聞けずに懇談を終えていると覚悟した方がよい。
  94年夏。連日飲んで胃の検診に引っかかったとき担当医さんと個人的にお話を聞くときがあった。
  いっぱい聞くことを考えていた。食生活やら酒との関係やらストレスのこと。
  写真を見せて下さってひととおり説明を聞いていると自分の症状についてたいしてわかりもしないのに
  「ありがとうございました」とすごすごと退散する始末。
  これも「話す方と聞く方はちがう」という教訓。

2 一番よく分かっているのは担任だ

 野口芳宏先生の言葉だったと記憶している。
 「その子について学校生活や授業について一番よく知り得ているのは担任である。
  だから自信を持って担任の主観で話をすればいい。
 音楽の先生の方がよく知っているなんてことがあるか。
 ましてや外のクラスの先生が。」

3 ただし、情報はきちんと集めておく方がよい。

 私はうまく話が出きる方じゃないのでメモを用意している。
 ところが、先に一気にしゃべって時計を見たらまだ2分くらいしか経ってなくて冷や汗をかいたことも多い。
 メモは今までの自分の授業記録ノート(児童名入りで記録している)や学級記録ノートを読み返して作成している。
 懇談材料になる内容を見つけ次第懇談順の記録欄(1ページもしくは半ページ)に日付(ノート上の)と項目を書いておく。
 この内容はノートにメモしてあることならすべて通用する。

 去年のノートのメモを見る・・・
 Nさん:鉄棒
     何事にも興味
     字のていねいさ
     荷物の整頓
     作文長く書ける
     社会調べ
     理科調べ
     
 要するに鉄棒練習をよくがんばったと言うこと、調べもいっぱいしてきてくれているということ。

 近年懇談直前(しかも当日)にこのメモをとるような事態になってしまっている。
 もし余り記録がなかったなら2~3日注意してみなければいけないのでやはり事前にメモしておくべきであろう。

4 子どもの声も効果的

 事前に、子どもに何か書かせておく。ここ数年は「1学期を振り返って」アンケートである。
 項目数ざっと50。(資料は末尾)
 「よくできた3 ふつう2 もう少し1」で自己評価させている。
 懇談で保護者に見せて3と1について話をすればよい。
 その中で特に印象的なところを印つけておいて保護者に見ていただくのもよい。
 記述式の欄にはよく遊んだり話をする友だち、がんばったこと、先生へ、2学期がんばることなども入れておく。
 ちなみに4年生の私の学級で20分間で記入可能であった。

5 成績に固執されたら・・・

 成績にすごく固執される保護者もある。
 特にテストの点数や評定。
 そんなときは、テストの点数記録ノートをのぞいて「えーーまぁよくがんばってできていますよ」などと答える。
 保護者を安心させることがまず第一。
 反対に「何か気になることがありましたか?」とたずねる。
 「国語の○○のときすごく悪い点で・・・」
 「あのときは厳しく付けましたから・・・減点を中学校並にしましたから」
 などと少し言い訳。
 「成績を伸ばすには・・・」の相談には「ていねいさ、続けること、最後まで」等の具体例を示し、「努力を100回続けること」の話。
 向山先生の本「家庭学習法」も紹介。

6 向山先生の個人懇談テープおこしに学ぶ。

 意外と安心する。すべてすべてに明確にお答えされているわけではない。
 「このごろ・・・ですよ」という保護者には「・・・なのですね」とカウンセリングマインドの対応。おうむ返しがいい。
 すると保護者も次の言葉が出てくる。すっごく参考になる。

7 時間を守る。

 時間を守るには少しはやめにはやめに進める。
 2:00スタートだったら5分前ごろには最初の保護者は到着されるだろう。
 (そういう方をもちろん選ぶ)
 来られたらすぐに懇談を始めてしまう。
 早めに来て待たされなかったので親もうれしいもの。
 次々と来られるのを待って入室していただければ自分のペースで懇談できる。
 それを長引かせると待っている間に親はあれこれいろいろ考え思い出して、余計長く待った感じがしてしまう。
 「それでは自分も待った分じっくりを話をしよう」となるもの。

8 席を立ってご挨拶

 「どうぞお入り下さい」と入り口までお迎えに上がる。「どうぞお座り下さい」とうながして自分も着席。
 「ありがとうございました」と立ってご挨拶し、教室の出口まで見送る。最後に再度お礼の言葉。

9 空いた時間に所見の下書き

 教卓にノートパソコンを置いておく。
 何かのデータ・資料を示すこともできる。
 さらに空いている時間にどんどん通知票の所見の下書きができる。
 懇談したばかりの子の所見がすらすら書けること言うことなし。

10 思いもしなかったことを親が話すようなとき

 ときどきどきっとする話もある。
 「仲間はずれがあったんです」など。
 ショックなことだが、「教えていただいてよかった」という気持ちでよくよく話を聞くことにする。
 下手な言い訳は避ける。しっかり話を聞き今後の対応を明確に示せば道は開ける。
 「明日さっそく、調べてお話しさせていただきます。」
 「校長にも相談いたします。」
 「1日では十分な結果がでないかも知れませんができる限りの対応をさせたいただきます。」
 と、いつまでにどのような対応をするかとりあえず示さなければならないだろう。
 担任が知らないこともいっぱいあるのだ。

11 反省はしても後悔はしない

 「俺は子どものことが見えてなかった・・・・」と反省はしても後悔はしないこと。
 見えない部分を教えていただくためにも懇談があるのだ。
 もし担任に全部見られっぱなしだとしたら子どもが窮屈すぎる。

12 改善点は言わない

 改善点はほとんど言わない。
 よほどのことがあっても言わない。
 万引き等の事件があったとしてもそれはそれでその事件の時に決着を付けているわけだ。
 改善点については本人のがんばっていると言うことをお知らせすればいい。
 けんかをよくする子でも「あのときは手を出さずによく耐えていた」などと話せばいい。
 「けんかをして成長するのです。」と。
 前年度にこれでもかとけんかや問題行動を言われて覚悟されていた保護者が
 全く私からはそんな話がなく、逆にがんばっていることや成長点を聞かされて
 良い方向へ進んだと言うことの方が多い。
 まぁ、改善点なんかおそれ多くてはなせないというのが本音。
 指導の至らなさの結果であるからだ。
 忘れ物などが多くてもその時その時に指導すべきことであろう。
 懇談の時にまとめてしゃべっても事態は悪化するだけである。
 気持ちよくかえっていただくのが何よりであろう。

13 他に心がけ

 夏休みにこんなことをしてほしい・がんばってほしいという願いは用意しておく。
 もちろんその話題を話さずに終わる懇談もある。
 「手伝いを」「何かひとつ挑戦させてほしい」「決まったリズムに合わせた生活」など。

14 順番を考える

 1番はやはり話しやすい保護者。長くなりそうな保護者の順番は最後に。または間を開けるように。
 去年ラスト50分くらい話をされた保護者があった。ここには書けないがいろいろ事情があった児童だった。
 いっぱい話をして満足する保護者もあるし、 教師の話を聞いて(それもいい話を)満足する親もあるのだ。

15 おみやげを

 児童のアンケートや夏休みに関するプリントをおみやげにする。帰宅後の話題にもなる。
 1学期中に写した写真を今回は渡している。

16 睡眠を十分に

  ・・・・・・・・・・・・


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