(1) B5版のスケッチブック、または、B5版の白画用紙
(2) 油性のサインペン
朝自習(10分間)、毎週一回
<ポイント>担任がいてもいなくても出来る方法です。
(1) 時間は10分間に区切る。 描いている途中でも提出させる。
(2) 描き始めを指定する。重なりのあるところでは、重なりの上になるところから始める。
(3) 線を短く切らないで描く。「カタツムリの線」で描くことに気を付けさせる。
(4) 描き上がった作品は、その場で全員に見せる。
必ず、よく描けているところを児童本人に伝えながら見せる。
そのあと、良かったところに○や花丸を付けてコメントを書き、すぐに教室に掲示する。
コメントには、必ず良さを褒める内容を入れる。
クロッキーの指導は、この5~6年続けている。どの学年でも、実施可能。
他にも、リコーダー、本、ラジカセ、ぼうし、習字道具ケース、絵の具セットのケース、
赤白帽子、ランドセル、など、いろんなものが題材として使える。
これは、今年担任している学級での実践である。昨年からの持ち上がりであるので、昨年描いた題材は今年には使っていないものが多い。
「他にも」で挙げた題材は、昨年実施したものである。少々題材のネタ不足のため、今年は月に2~3回ペースになっている。
重なりを意識して描き始めさせることで、見えない線を見えるように描く(透き通ったように描く)児童が減った。
斜めからの構図ができているところ、重なり具合がうまくできているところなどには、その箇所に花丸を付ける。
全員の絵を教室に展示する。互いの作品の良いところを見て参考にし合うようになっている。
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