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TOSSランドNo: 8885130 更新:2013年08月15日

高学年のクラブ活動の反省が上級生として相応しくなかった時


高学年のクラブ活動の反省が上級生として相応しくなかった時

5・6年生になると学級目標に「学校をひっぱっていく」というような内容が入ってくることが多い。
そんなクラスで、学期末のクラブ活動の反省に、下級生の態度が悪かったせいで上手くいかなかったというように人のせいにする内容がたくさん書いてあった場合の指導。
年度末では手遅れなので、1学期末や前期末に行うのがよい。

1.どのような場合に指導するか

学期末に、クラブ活動や委員会活動の「1学期のふりかえり」「前期のふりかえり」を書く学校は多い。
クラブ担当者・委員会担当者が集めて、通知表を付けるために、担任に戻ってくるケースが多い。
殆どが、「とても楽しかった。」「こんなことをがんばった。」「高学年として成長できた。」という内容が多い中、少数だが、マイナス面を書いてくる子がいる。

■負けたときに文句を言ってしまったので、もっと楽しくできるようにしたいです。
チームでもっと協力しないといけないなと思いました。

このような自分で反省点を見つけて、2学期は自分で直して行こうと決意を新たにしているのは素晴らしいふり返りだ。
このように思える子はこれから先伸びる。このようなふり返りは、学級通信などで、全員に周知したい。
しかし、次のようなものもある。

■○○(クラブ名)でだれもまじめにやってなくて、つまんなかった。これからはみんなまじめにやってほしい。
■○○(クラブで取り組んだ競技)がつまらなかった。もっとちがう遊びをしたい。
■最初、○○(クラブの会場)に集まる時、ガヤガヤしていてうるさかった。○○(競技)で、同じ人ばかりに回していた。たまにクラブ長や書記がふざけている時があった。
■いつもうるさかった。ふざける人がいた。

2.コメントの分析と対応

 恐らく、様々な事情があって、このようなことを書いたことは推察できる。だから、子供たちのそういう悔しい気持ちはよく分かる。
 4年生ならこのようなコメントも仕方がない。しかし、5年生や6年生は、正しくこのような実態があるなら、自分たちが解決していく立場にある。
 5年生なら、次年度は否応なしに学校を引っ張って活動していく立場になる。
 6年生なら、最も発言権がある存在でありながら、このような現状ならば、自分たちの力が足りなかったと反省するべきだ。通常の授業なら事情は異なるが、特別活動なら尚更である。
 例え少数でも、すべて他の人がちゃんとやれば上手く行くようなコメントを書いているのは問題がある。
 一度、「学校を引っ張っていく」と決意したのなら、このような考え方は一掃しなければならない。
 次のように話をした。

つまらないのなら、一体自分は何をしたのか?
ほんの少しでも、クラブを楽しくするために、自分自身は周りの人のために動いたのか?
傍観者にならず、自分が行動して周りを変えようとしたのか?
行動したのだとしたら、具体的に、いつ、何を、どのようにしたのか言えますか?
傍観者になって、自分だけ特別な存在になって、白けていたのではないか?
具体的に行動ができる人間は、反省カードに、雑に、こんなコメントを書くようなことはしません。
クラブ活動を楽しくできるのは自分です。それ以外の誰でもありません。
人のことを言っている前に、次の学期から自分自身がどのように努力して変わろうとしているのか、決意を書きなさい。
それこそが、2学期以降、心からやってよかった!楽しかった!と思って、3月を迎えることができる唯一の方法です。

このように言って、ふり返りカードの書き直しを指示した。
次のようにも話した。

「学校を引っ張っていこう!」と、学級目標で決意した君たちが、そんな弱気でどうする?
立派な学級目標が泣くゾ。

3.指導後のフォロー

その上で、後で、クラブ活動で、何があったのかを聞いてやるのも大切だ。
クラブ担当者も見えていない深刻な問題が起きている可能性もあるからだ。
このようなフォローも忘れずに行う。


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