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TOSSランドNo: 2310272 更新:2013年08月15日

グループへの指示


原則 : できるまで何度でも繰り返す

 グループへの指示は、できるまで何度でも繰り返すことである。
 できないままに先に進んでしまうと指示は徹底しなくなる。
 一人の場合には良いがグループで行うときには、できるまで繰り返させることが原則である。

 6月に6年生の林間学校が行われた。
 1日目に飯盒炊飯があった。午前中いっぱいかかって御飯を炊き、カレーライスを作って食べるのである。
 私とT先生は、男子に付き一緒に作っていった。飯盒に米を入れるところから始まった。

指示1:

うわぶたに米を入れて平らにした量が飯盒1個分です。余り詰め過ぎると、米が足らなくなりますから、気を付けてください。

 指導員の先生から指示を受けて、グループ毎に米を計っていった。
 何と3個を残して米が足らなくなってしまった。詰め過ぎたのである。
 「足らなくなってしまいましたが、どうしたらよいでしょうか。」
 子供が指導員の先生に聞いた。

指示2:

もう1度集めて、計り直しなさい。あまり詰め過ぎてはいけません。

 もう1度集めて、計り直すように言われた。
 すでに水でといでいるところもある。慌てて、大声でどなり米を回収した。
 今度は、指導員の先生がついてやってくださった。すると、きれいに全部の飯盒に配ることができた。
 米を分けるにもテクニックが必要なのである。同時に、できるまでやらせていくことが大切である。

 かまどにまきを組み、燃やすことになった。ところが、なかなか火が付かない。新聞紙は燃えるのだが、まきに火がつかないのである。
 指導員の先生がまた、指示して指導してくださった。

指示3:

まきの並べ方が悪いんです。角材は、平らに置かないでたてにしてして、空気が入るようにしてください。もう一度やってみましょう

 指導員の先生が実際にやってくれた。それを見て、できないグループがやり直しを行った。
 だんだんに燃えあがり、飯盒をのせて炊き始めることができた。
 「U君、とても上手だね。うちでやったことがあるの?]
 「やったことはありませんが、こういうことが好きなんです。」
 遊んでいる子供が多い中で、U君はこまめにまきをくべ、火の面倒を見ていた。
 火は燃え上がり、飯盒も泡を吹き出した。泡が出なくなった後、火から離した。むらしておわりである。
 飯盒と同時にカレーライスも作っていた。これは、T先生が中心になって作ってくれた。ジャガイモの皮を剥き、玉ネギを切るのである。
 N君が悪戦苦闘しながら皮を剥いている。見かねて、「ジャガイモは、2つに切ってそれから切るとやりやすいよ。」
 S君が人参を切っていた。半分にして、厚く切っていた。
 「S君、人参は、もう少し薄く切るといいよ。このくらいにね。」
 包丁をもって、実際にやって見せた。
 「根本先生、上手ですね。家でもやっているんですか。」
 「大学時代、運動クラブの合宿でやったことがあるんだよ。いつもやっていたから上手になったよ。」
 大きな鍋にいれて、野菜が煮込まれていった。T先生がずっと見ていてくれ、ジャガイモが煮えた頃、カレー粉を入れた。
 よい香りが漂い始めた。しばらく煮詰めた後、むらしてあった御飯を皿に盛り、カレーをかけて食べることができた。
 グループへの指示は、できるまで何度でも繰り返すということを学んだ。


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