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TOSSランドNo: 9309456 更新:2013年08月15日

詩「忘れもの」(光村4年上)


忘れもの 高田敏子 光村図書 4年 国語上

忘れもの 高田敏子

入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて

けさ 空はまっさお
木々の葉の一枚一枚が
あたらしい光とあいさつをかわしている

だがキミ!夏休みよ
もう一度 もどってこないかな
忘れものをとりにさ

迷子のセミ
さびしそうな麦わら帽子
それから ぼくの耳に
くっついて離れない波の音

【授業の流れ】
<第1時>
1.音読
2.視写
3.詩の設定を押さえる。(何連、いつ、どこで、誰が、忘れものについて)
 ①この詩は何連でできていますか。
 ②いつの話ですか。
 ③話者は誰ですか。
 ④話者はどこにいますか。
 ⑤忘れ物をしたのは誰ですか。
 ⑥忘れ物はなんですか。
 ⑦ぼくは夏休みに何をしたと考えられますか。
<第2時>
4.イメージをもたせる。(夏休み最終日、夏休み明け初日)
 ①一連で見えるものはなんですか。
 ②夕日は見えますか。それとも見えませんか。
 ⑦「素晴らしい夕立」とはどんな夕立ですか。
 ②二、三、四連で見えるものは何ですか。
 ④「空はまっさお」と、「空は晴れ」や「空は青」ではどのように違いますか。
5.作品の中心を問う。
 ①ぼくは、夏休みに本当にもどってきてほしいのですか。それとも、本当はもどってきてほしくはないのですか。
6.教師の考えを述べる。
7.自分の解釈で詩を朗読する。
8.感想を書かせる。

第1時 音読、視写、場面の設定

1.音読

①自分で読ませる。
②2,3人に読ませる。
一字空きの部分、連と連の間は間をとることを確認する。
③もう一度自分で読ませる。

2.試写

一字空き、連と連の間を空けることを確認してから視写させる。

3.詩の設定を確認する。(何連、いつ、どこで、誰が、忘れ物について)

発問1:

この詩は何連でできていますか。

四連

教科書に番号をふらせる。

発問2:

これはいつの話ですか。

夏休み明け初日の朝。

一連と二連の間で時間が変わっており、
一連だけは夏休み最終日の夕方であることも押さえる。

発問3:

話者は誰ですか。

ぼく
内容から小学生くらいだと思われる。

発問4:

ぼくはどこにいますか。

登校中
家の前
家の中 など

理由も書かせ、発表させる。

「けさ」という表現から、まだ学校には行っていない。
空や木が見えるから家の外である。
家にある「麦わら帽子」が見えるため、家の中から窓を開けたのではないか。 など

それぞれ、根拠があればよしとする。

発問5:

忘れものをしたのは誰ですか。

夏休み

発問6:

忘れものはなんですか。

セミ
麦わら帽子
波の音

発問7:

ぼくは夏休みに何をしたと考えられますか。

セミ取り
海に旅行 など

第2時 イメージ 主題 まとめ

4.イメージをもたせる。(夏休み最終日、夏休み明け初日)

発問8:

それぞれの場面をイメージしてみます。
まずは一連の夏休み最終日のシーン。
見えるものは何ですか。
ノートに書きます。

入道雲
夕立
夕日 など

根拠があればよしとするが、夕日が見えるか見えないかで分かれる。

発問9:

夕日は見えますか。それとも見えませんか。
「見える」または「見えない」と書いて、理由もノートに書きます。

討論させる。

入道雲の下にいるのか、入道雲から離れたところにいるのか。
夕立の中にいるのか、夕立の外にいるのか。
で、意見が分かれる。

「行ってしまった。」という表現から、ぼくは入道雲から離れたところにいると考えられる。
また、「入道雲にのって」という表現から、入道雲の形も見えていると考えられる。
つまり、ぼくは夕立の外にいるので夕日は見えると考えられる。

発問10:

「素晴らしい夕立」とはどんな夕立ですか。
普通の「夕立」と比べるとどのように違いますか。

ぱらぱらとふっている
夕日に当たって輝いている など

発問11:

次に二、三、四連の夏休み明け初日のシーンです。
見えるものをすべてノートに書きます。


木々
太陽
太陽の光
セミ
麦わら帽子 など

発表させることで、子供たちにイメージが一つ一つ加わっていく。

発問12:

「空はまっさお」という文があります。
「空はまっさお」というのは「空は青」、「空は晴れ」と比べてどう違いますか。

青よりもさらに青い。
雲一つない晴れ。

5.作品の中心を問う。

発問13:

ぼくは、夏休みに本当にもどってきてほしいのですか。それとも、本当はもどってきてほしくはないのかですか。
「本当にもどってきてほしい」
「本当はもどってきてほしくはない」
と書き、理由も書きます。

討論させる。

6.教師の考えを述べる。

ぼくが一番言いたいのは3連である。
また、題名が「忘れもの」である。
その部分からは「もどってきてほしい」という気持ちが中心だとも思われる。

しかし、それとは反対の表現が2連にある。
「空はまっさお」
「あたらしい光とあいさつをかわしている」
という部分である。
ここからは「あたらしい学校生活への期待や嬉しさ」を感じる。
また、「素晴らしい夕立」を見送っているぼくを想像すると、夏休みがいい思い出であったことや、夏休みに満足している気持ちも感じられる。

私個人としては「本当はもどってきてほしくはない」派であるが、根拠があればどちらでも正解であるとする。

7.自分の解釈で詩を朗読する。
8.感想を書く。

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