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TOSSランドNo: 2320674 更新:2013年08月15日

子供たちの「自分探しの旅」


 第15期中央教育審議会では、「教育は、子どもたちの『自分探しの旅』を扶ける営みとも言える」と述べられている。私は『自分探しの旅』とは、自分にふさわしい生き方を模索する旅だと考える。
 旅をする子どもたちは、目前に広がる沢山の道の中から、それぞれにあった道を選択し、幾度となく岐路に立つ。また、選んだ道が険しい山坂であったり、大河に遮られることもあるだろう。しかし、そんな障害を乗り越え、渡りきる知識や技能、そして確固たる意思があれば道は開けるのである。
 このような『自分探しの旅』に必要な子どもたちの力を、育んで行くことが教育であり、教師の使命であると考える。私は以上のことを踏まえ、次の2つのことに焦点を当て、子どもたちを指導していく。

1つは、個性の尊重である。これは『自分探しの旅』の究極の考え方である。具体例として、一人一人が活躍するクラス作りをあげる。

・朝の会を利用したり、教室や廊下の掲示板を工夫して、子どもたちが興味・関心を持ったこと、それについての知識などを発表するコーナーを設ける。
 ・日常生活の中での見られる子どもの長所や良い行動を、その都度褒めるだけでなく、特別に取上げてみんなの賞賛を受ける機会を作る。
 ・掃除が好きな子にクリーン係として活躍の場を与える。

などである。

 このような場面を通して、クラス全員が自他を認め合い、大きな自信を得ることで、新たな好奇心、探求心への原動力となる。その子ならではの個性的な資質を見出し、積極的に伸ばしていくことで、子ども自身が「自分」を発見するきっかけとなり、さらには目指す道を方向付ける。子どもたちが安心して、自らの個性を存分に発揮できような環境を作っていきたい。

 2つめは、豊かな心の育成である。それぞれに役割を持ち、互いに助け合い、協力していくといった他者との共生の中に、社会は成り立っている。この社会を旅する子どもたちには、自分を律しつつ、他人とともに協調し、尊重し合う心、思いやる心やともに感動する心が不可欠である。また、急激な変化に対応できる柔軟な心と自分を見失うことのない強い意思が要求される。
 具体的にはボランティア活動や異年齢活動、自然体験活動、交流教育などを通して、いろいろな人との交流の機会を多く与える。道徳の時間を有効に使ってその体験をフィードバックさせることで、豊かな心へと導いていく。また、私自身が日常生活の中での子どもたちの思いを寛容に受け止め、共感していく姿勢が、子どもたちの豊かな心を育んでいることを自覚し、積極的に道徳教育をしていきたい。
 私は十数年、教師への夢を追いかけ続けている。自分なりの道を選択し、着実に目標に向かって前進している。まさに、今の自分が『自分探しの旅』をしているのである。『自分探しの旅』に遅すぎるということはない。また、決まった形もない。そのことを教えるために教師への夢を実現し、これから旅を始める子どもたちに勇気を与えていきたい。


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