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TOSSランドNo: 3495200 更新:2013年08月15日

宿泊学習の帰りのバス30分前は演出付きで「思い出スピーチ」を


宿泊学習の帰りのバス30分前は演出付きで「思い出スピーチ」を

宿泊学習のバスの中は、学級の自由が利く、様々演出ができる時間である。行きのバスは、バスレク係が、様々なレクを考えているが、帰りのバスは、バス会社の用意した映画か、やってもカラオケをするぐらいだろう。折角の宿泊学習の最後を、学校到着30分になったら、演出を付けてしっとりを過ごさせたい。

1.予め布石を打っておく

 帰りのバスは、宿泊学習の最後の思い出だ。絶対に一人たりとも失敗経験をしてほしくはない。
 2日目の夜あたりに、子供たちには、次のように予告しておく。

説明1:

帰りのバスで、到着30分前になったら、「宿泊の思い出スピーチ」を1人ずつしてもらいます。
1人30秒程度でいいから、予め考えておくんだよ。

やんちゃくんには、「面白いの期待してるよ。」「泣けるやつ頼むゾ!」とか言っておく。
一番周りの期待に応えようとしてくれるのが彼ら(彼女ら)である。
スピーチが極端に苦手な子がいれば、事前に、簡単に練習しておくなどの配慮があってもよい。
できれば、4月から日直スピーチなどをとおして、人前で話すことに慣れさせておきたい。

2.帰りのバスの中で

 バスガイドさんは、到着まであと何分間かかるかを把握してくれていることが多い。
 「学校到着30分前になったら、教えてください」と予めお願いしておくとよい。

(1)前半

 帰りのバスでは、子供たちが事前につくった『バスうた集』(バスでみんなで歌いたいオリジナル曲集)を歌ったり、マイクを離さない子の振り付け付AKB48の熱唱が続き、楽しそうに過ごしていた。
 みんなでマイクを回しながら、予備の伴奏で用意したアンパンマンやドラえもんなどを熱唱が続いた。
 AKB48の手の振り付け付熱唱では、誰もからかったりバカにしたり、野次を入れる者はなく、自然に手拍子が入ったりと素晴らしい雰囲気だった。万が一、バカにする雰囲気が見られたら、宿泊の最中だからこそ、担任として毅然と注意しなければならない。しかし、その心配もなかった。
 雰囲気が盛り上がったところで、宿泊の間だけ入ってくれた補助員の学生さんに1曲選んでもらい、クラスの子供たちが注目する中、歌ってもらった。
 「うわ〜!緊張するー!」といいながらも、一生懸命に歌ってくれた。
 歌い終わるとともに拍手喝采となり、一言感想も述べて、また、拍手喝采となった。
 参加してくれた学生さんにとってもいい思い出になったことだろう。
 こういう場合は教師が司会をして、雰囲気のメリハリを調整していく方がよい。

(2)DVDの視聴

 続いて、バス会社がドラえもんのDVDを用意してくれていたので、子供たちのリクエストを取って、試聴した。
この間は、小休止となる。
 ずっとハイテンションだと疲れきってしまう子も出るので、休んでもいいことを告げて、DVD視聴時間を設けた。
 この間の過ごし方のマナーは事前に指導しておいた方がよい。後になって注意したり、DVDの視聴を取りやめたりすると、「何で!見せてくれるって言ったじゃないか!」と主張してくる子が出てきて雰囲気がわるくなってしまうこともあるからである。

説明2:

DVDを見ている時、疲れて休みたい子もいます。
自分が元気だからと言って、大騒ぎしたり、人が休んでいるのを邪魔したりしてはいけません。
もし、マナーが守れないようでしたら、DVDも止めてもらいます。

 予め忠告しておく。
 忠告の心配もなく、不思議と、子供たちは「ドラえもん」は、何年生でも、熱心に視聴するものである。

3.最後のイベント(学校到着30分前)

お願いしていたバスガイドさんから、「到着の30分前」の合図をいただく。
バスガイドさんにお願いをして、しっとりとした曲がたくさん入ったCDを渡し、BGMとして絞った音量で流してもらう。
子供たちにマイクを渡してもらえるようにも、予めお願いをしておく。

指示1:

約束の学校到着30分前になりました。
今から、「宿泊学習○日間の思い出30秒スピーチ」を始めます。
前の○○さんから、順番に後ろへ行き、一番後ろになったら、順番に前に戻ってくるように1人ずつスピーチをします。

このようにして、「思い出30秒スピーチ」を開始。
子供たち1人1人がしおりのプログラムからそれぞれ異なった場面を取り上げ、個性的なスピーチを展開した。
(当然、事前にスピーチをすることは予告はしておいたが。)
この3日間の全過程の最も楽しいプログラムに負けないくらい、かなり思い出深い一場面になっていた。
子供たちが終わると付き添いの専科の先生、介助員の学生さん、バスガイドさんと続く。
付き添いの専科さんが、子供たちを思い切り誉めてくださったのもとてもありがたかった。
また、介助員の学生さんも、クラスの子供たちのことを一番団結していて、かわいいと言ってくれた。
ガイドさんも今まで担当した様々なクラスの中で一番仲良くなれましたと語っていただき、とても嬉しかった。
BGMは、すべてのスピーチの終了と同時にぴったりに終わった。
BGMの効果も非常に高く、バスの中が、とてもしっとりとした雰囲気に包まれた。

4.結論

その効果もあってか、帰校式も疲れている最中、バス内で事前指導した通り、きちんと話を聞いていた。
前で司会や帰りの言葉を話す子供も、安心して聞きやすく聞くことができた。
バスや朝などにいろんな場面でスピーチを普段から取り入れて、表現する心地よさに浸った経験があることはやはり大きいと感じた。

5.参考

BGMは、スピーチを邪魔しないように、オルゴールにアレンジした曲か歌のないオーケストラ曲を使うとよい。
(例)
1.中島みゆき「糸」(オルゴール)
2.小田和正「言葉にできない」(オルゴール)
3.アンジェラアキ「手紙~拝啓十五の君へ~」(オルゴール)
4.Kiroro「Best Friend」(オルゴール)
5.いきものがかり「ありがとう」(オルゴール)
6.中島美嘉「雪の華」(オルゴール)
7.一「ハナミズキ」
8.Dreams Come True「未来予想図Ⅱ」(オルゴール)
9.Misia「Everything」(オルゴール)
10.生き物地球紀行「Believe」(オルゴール)
11.MISIA「逢いたくていま」(オルゴール)
12.天野正道「明日への希望」(オーケストラ)
13.ゆず「栄光の架橋」(オルゴール)
14.カントリーロード(オルゴール)
15.久石譲「Summer」(オーケストラ)
16.久石譲「風のとおりみち」(オルゴール)
17.久石譲「アシタカとサン」(オーケストラ)
18.久石譲「帰らざる日々」(オーケストラ)


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