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TOSSランドNo: 1736712 更新:2013年08月11日

家庭訪問成功への道10か条


第一条 時間を守ること

家庭訪問で一番大切なことは何か?
私は自信を持って答える。
それは「時間を守ること」である。これ意外にはない。
大人同士の約束である。きちんと守りたい。守ることによって信頼を得るのである。
保護者は忙しい中、教師が来るのを待っている。仕事をキャンセルしたり、その時間だけ休みをもらって待っているのである。
時間を守るための手立てはいろいろある。ぜひ考えてほしい。
前もって地図を見てルートを調べておくこと、子どもに案内させる方法、話が長引きそうになったときの切り上げ方も大事であろう。
しかし、私は思う。
「時間を守ること」の最大の手立ては、「時間を守ることを固く固く決意すること」である。

第2条 家に上がらない

1軒あたりの時間は10分前後であろう。
時間は有効に使いたい。
私は、「玄関先で失礼します」ということをあらかじめ断言しておく。
家に上がる時間がもったいないのだ。
しかし、これが担任した学級の保護者からは評判がいい。
ものの10分程度の家庭訪問のために、部屋を片付け掃除するのは大変である。
玄関先とわかっているから、その手間がないのだ。

第3条 茶菓の接待は断る

第2条と同様、あらかじめ「茶菓のお気遣いもご無用にお願いします」と言っておく。
これも訪問時刻を守るため、時間を有効に使うためである。
ある家では接待を受け、ある家では受けないというわけにもいかない。
全てのご家庭でお菓子を食べるのも大変である。お茶を飲み過ぎトイレに行きたくなって困ったという話も聞く。
茶菓の接待は断ることが基本である。

第4条 尋ねる内容を前もって知らせておく

あらかじめ、学級通信で尋ねる内容を連絡しておく。
私の場合は次の内容である。
①お子様の長所・得意なこと
②お子様の健康面・学習面で心配されていること(私が配慮すること)
③お子様を育てる上で力を入れてきたこと
④学校・教師への願い(こんな力をつけてほしい)
保護者は答えを用意して待っていてくれる。
沈黙が流れることもない。その子の学校では見えない重要な情報を得ることができる。

第5条 よいことしか言わない

家庭訪問が行われるのは、年度が始まって1ヶ月くらいの時期である学校が多いと思う。
保護者もまだまだ「どんな先生なんだろうか」と思っている。
教師の方も、まだ1ヶ月で子どもたち一人一人のすべてを把握できているわけがない。
そんななかで、我が子の悪いところを指摘されたら、保護者はいっぺんに不安になってしまう。
たった1度の家庭訪問が保護者を不安にさせ教師の印象を悪いものにしてしまう。
その後の教育活動にどれだけの影響が出るか計り知れない。
その子の「よいところ」について話す機会にしたい。

第6条 エピソードをひとつ準備しておく

若い頃、次のような経験がある。
「聞き役」に徹しようとし、保護者の話をずっと聞いていた。
ひとしきり話が進んだ頃、突然にその保護者がこう尋ねた。
「ところで、うちの子、学校ではどんな様子ですか?」
突然だったので、私はうまく答えられず、話が止まってしまった。
それからは、その日に行く子のエピソードをいくつか持って家庭訪問をしている。
「昨日の国語の時間にこんな意見を発表したんです。すばらしい考えだと思いました。」
「掃除時間に、一生懸命にぞうきんがけをしていました。」
「けがをした1年生を保健室まで連れて行ってくれたんです。」
「机やロッカーの中がいつも整理されていて、忘れ物も少ないですね。」
などなど、次から次へと出るように、日頃からしっかりよいところを見つけほめておきたい。

第7条 よい聞き役になる

よき聞き役の第一条件は、「ほほえみを忘れない」ということである。
ほほえみは相手を安心させる。話してみたいなあと思わせる。
また、「相づち」「驚き」「促し」も大事である。
「なるほど」「そうですね」「おもしろいですね」「すごい」「へえ、そうだったんですか」等
相手の話に興味を示す相づちを打てば、話しやすくなり楽しい雰囲気になる。

第8条 アルバムを見せてもらう

学級通信で次のようにお知らせしておく。
「家庭訪問の際、不都合がなければ、お子さんの小さい頃の写真やアルバムをご用意ください。小さい頃のお話を写真を拝見しながら伺えたら幸いです」
「小さい頃高い熱が出たり入院したりしたことはありませんでしたか」
「幼稚園のころはどんなお子さんでしたか」
などと、写真を見ながらだと話が弾む。
ただし、これは強制してはならない。
写真が見せられない事情の家庭だってあるのだ。

第9条 礼儀正しく振る舞う

当たり前であるが、礼儀正しく振る舞う。
スーツが基本。身なりは清潔にすること。
玄関なので、靴が汚れていないか確認しておくこと。「おしゃれは足下」からなのだ。
家庭訪問は、ほとんどの場合午後である。
給食後、歯磨きを忘れないようにすること。
深々とお辞儀をすること。

第10条 出してはいけない話題

話をする中で、子どもの悪口や前担任の批判が出てくることがある。
聞くことは聞くが、絶対に同意してはならない。
「そうですね。」と言えば同意したことになる。
「そうですか。」と言えば同意したことにはならない。
また、兄弟姉妹の比較もよくない。
「お兄ちゃんは算数がよくできていたのに、弟はだめですね。」等は言ってはいけない。
上の子には上の子の、下の子には下の子の個性があるのである。

以上、10か条のすべてを網羅することは難しいかもしれない。1か条から10か条は、一応大事な順に示したつもりである。
まずは、最初の5か条から挑戦するのがいいかもしれない。
すべての先生方が、保護者とのよい信頼関係をつくることを願っている。 


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