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TOSSランドNo: 6746549 更新:2013年08月10日

詩「かがやき(光村4上)」の授業


 光村4上扉の詩である。国語の授業開きには最適である。

 教師が詩を板書し、丁寧に書き写させる。
 初めての国語の授業なので、ノートに下敷きを挟むこと、日付やページを書き込むことを確認していく。

指示1:

 ノートに詩を書き写します。1行目、題名「かがやき」

 連と連の間は1行空ける。漢字は漢字、ひらがなはひらがなで書くことなど、声をかけながらゆっくり書いていく。

指示2:

 立って、3回読んだら座りましょう。

発問1:

 普通の文章とは違いますね。どのようなところが違いますか。

 ・文が短い。
 ・文の途中で行が変わっている。
 ・短い文で行が変わっている。などが出される。

発問2:

 このような文章を何と言いますか。

 ・詩です。

 子どもから出ない場合は教師が教える。「詩」と板書し、ノートに書き込ませる。

発問3:

 この詩は何行で書かれていますか。

 ・6行です。

発問4:

 この詩はいくつの文で書かれていますか。

 ・5つです。

 なぜ5つと分かるのか問う。
 すぐに句点「。」の数を数えればよい、という答えが出る。

 つまらないことかもしれないが、行・文・連などの違いが分からない子は分からない。ここで違いを押さえておく。

発問5:

 この詩はいくつのまとまりでできていますか。

 1行空きがあるのですぐ分かるのだが、中にはまちがえる子もいる。挙手で答えさせる。
 1つだと思う人・・・2つ・・・3つ・・・4つ・・・。
 3つで全員に近い児童が手を挙げる。 

説明1:

 1行空いているから分かりますね。3つのまとまりでできています。
   このまとまりのことを、「連」といいます。
   1つ目を「第1連」、2つ目を「第2連」、3つ目を「第3連」といいます。
   歌でいうと「1番」「2番」のことです。 

 「第1連」「第2連」「第3連」とノートに書き込ませる。

指示3:

 第1連をみんなで読みましょう。

 声をそろえて読ませる。第2連、第3連も読ませる。

発問6:

 3つの連の中で、似ているのはどれとどれでしょう。

 すぐに分かる。「第1連」と「第2連」である。

発問7:

 どこが似ていますか。

 ・1行目が、「かがやいている」で終わっている。
 ・2行目が、「○○で」で終わっている。
 第3連はそうなっていないことも確認する。

発問8:

 第1連は2つの文で書かれていますね。これを1つの文に書き直しなさい。

 ちょっと難しい。分からない子には分からないがそれでよい。できた、という子に発表させる。
 ・林の上で、雲がかがやいている。

 1つ発表させると「ちょっと違う」という子が大抵はいる。
 いなかったら「別の書き方もできます。」と言って発表させる。
 ・雲が、林の上でかがやいている。

指示4:

 この2つが正解です。2つとも、ノートに書き写しなさい。

 板書し、書き写させる。

説明2:

 ふつうは、「林の上で、雲がかがやいている」「雲が、林の上でかがやいている」という言い方をしますね。でも、この詩では順序が逆になっています。
このような書き方を「倒置法」といいます。

 「倒置法(とうちほう)」と板書し、書き込ませる。

指示5:

 では、第2連も同じように1つの文に書き直しなさい。2種類の書き方で書きなさい。

 やり方が分からなかった子も2回目なので書くことができる。
 ・湖のほとりで、みんなのほおもかがやいている。
 ・みんなのほおも、湖のほとりでかがやいている。

発問9:

 第3連に「あ、今、太陽が・・・」と書いてあります。太陽は、朝日ですか、夕日ですか。

 この発問をしたことのある方ならおわかりだと思う。私の経験では圧倒的に夕日が多い。多分、挿し絵にだまされること、輝いている夕日は見たことがあっても朝日を実際に見ることが少ないためだろう。

 挙手で人数を確認したあと、賛成意見、反対意見を言わせる。討論の経験がなくても結構さまになる。
 ・かがやいていると書いてあるから夕日だと思う。
 ・絵を見ると夕日だ。
 ・山から離れるというのは、太陽が下に行くことだから夕日。(「上に行くんじゃない?」の声)
 ・(山の絵を描いて)太陽が山から離れるというのは上に行くことだ。だから朝日。

 多数決がひっくり返される瞬間は快感である。正解は朝日である。

説明3:

 絵をみて夕日と考えた人もいるようですね。でも、絵は、詩を読んだ人が考えて描いたものです。時には書いてあることとずれてしまうこともあるかもしれません。文章をよく読んで考えるようにしましょう。

 最後に詩をみんなで読む。

指示6:

 先生のあとについて読みましょう。(1行ずつ追い読みをさせる。)

 口をしっかりと動かし、はっきりした声で読むよう声をかける。

指示7:

 今度はみんなで一緒に読みます。(教師は指示棒で指し示しながら読む。)

指示8:

 次は・・・・(と言って板書した文字を少し消す)これで読めるかな? (教師は指示棒で指し示しながら読む。)

 このあとは、1回読む度に少しずつ消していく。子どもたちは「大丈夫だからもっと消して」と言うが、挑発されてはいけない。なかなか覚えない子もいるのだ。
 出だしの文字はなるべく最後まで取っておく。消すときも文字の半分だけ消すなど、少しずつ少しずつ消す。
 読み終わる度に、「すごい、こんなに消したのに読めるの?」と驚く。

 いよいよ最後。すべて消したあと、みんなで読む。「すごい、もう全部覚えちゃったね。だれか試しに読んでみたい人?」と言うと何人かは手が挙がる。
 暗唱させて、終了する。


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