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TOSSランドNo: 7386171 更新:2013年08月08日

脳の発達


 この実践は、2006年4月7日に5年生2クラスに行った授業である。(1時間扱い)
 この年担任した子どもたちは、前学年までに、クラスによってシャープペンシルを使っていた。鉛筆を使わせたいと考えての実践である。

 また、この授業は、なぞり書きの必要性を伝えるためにも有効である。学級の実態に合わせて実践していただけたらと思う。

写真・図文字
(太字赤は発問・指示)
発問・指示等
(青字は教師の言葉)
 脳の発達
今日は、みんながこれから勉強していく上で大切なお話をします。
  「頭がよくなる」とは、脳がどうなることですか。
1.脳が重くなること
2.脳のしわが多くなること
3.脳の神経細胞の数が多くなること
 
「頭がよくなる」とは、脳がどうなることですか。「1.脳が重くなること」「2.脳のしわが多くなること」「3.脳の神経細胞の数が多くなること」
どれか一つに手を挙げましょう。

1つずつ挙手させる。
私が行ったときには3が一番多かった。
   ×正解は・・・(ジラしながら)・・・
どれも×です。
     「頭がよくなる」とは、脳の神経細胞のからみあいが多くなること「頭がよくなる」とは、脳の神経細胞のからみあいが多くなることです。
全員で読ませる。
脳の神経細胞のからみあいの発達(※1)  生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、このくらいです。
生まれてから3ヶ月たつと、こんなに絡み合ってきます。
生まれて1年3ヶ月たつと、絡み合いの筋が太く濃くなっているのが分かりますね。
  神経細胞のからみあいは、いつ発達すると思いますか。
1. 0~ 3才
2. 5~ 7才
3.10~12才
4.15~20才
神経細胞のからみあいは、いつ発達すると思いますか。
1. 0~ 3才
2. 5~ 7才
3.10~12才
4.15~20才

挙手させる。1番も多かったが、自分たちの年齢である3を選ぶ子も多かった。
脳の神経細胞の発達
(※2)
   脳の神経細胞の発達のグラフです。
縦軸がどれだけ発達したかの割合(%)、横軸が年齢を表しています。
一番急激に発達しているのが、0~3才で、60%まで発達します。
次に急な発達をするのが5~7才頃で80%以上まで発達してしまいます。
子どもたちは心配そうな顔を始めた。
でも大丈夫。あと1回、チャンスがあります。
ここ、ちょうど10~12才くらいのところ。少しですが、ぐっと伸びていますね。実は、みんなの年が、脳が急激に発達する最後のチャンスなのです。
少しホッとした表情になる。
  脳の働きをよくするためには、どこを動かすとよいですか。
1.目 2耳. 3.口
4.手 5.足
 
でも、脳が発達するためにはよい刺激がないとダメなんです。
脳の働きをよくするためには、どこを動かすとよいですか。
1.目 2耳. 3.口 4.手 5.足
挙手させる。4の手が多かった。 
脳の運動領と感覚領の分業(※3) 正解です。
「脳の運動領と感覚領の分業」の図を見せる。
体のどの部分を動かす時に、脳がどのくらい働くかを示した図です。手、特に指を動かすと、脳のたくさんの部分が働くことが分かります。
10 脳の働きをよくするためには、手(とくに指)をたくさん動かすことが大切です。脳の働きをよくするためには、手(とくに指)をたくさん動かすことが大切なのです。
全員で読ませる。
手や指を使うことで脳によい刺激が伝わり、発達するのです。
11 では、手を使う遊びには、どんなものがありますか。 では、手を使う遊びには、どんなものがありますか。
次々に指名し、発表させる。
12あやとり
折り紙
おはじき
粘土などの写真
 写真を見せながら
あやとり、折り紙、おはじき、粘土、砂場遊び、塗り絵など、他にもたくさんあるでしょう。
13そろばんの写真 遊びではありませんが、そろばんもたくさん指を使うので脳の発達にはとても効果的です。
14 学校で、手(とくに指)をたくさん使うのは、何をするときですか。学校で、手(とくに指)をたくさん使うのは、何をするときですか。
次々に指名し、発表させる。
15 ・文字を書くとき
・定規を使って線を引くとき 
 
学校で一番たくさん手を使うのは、圧倒的に文字を書くときです。
しっかりした筆圧で濃く書くのと、力を入れずに薄く書くのとでは、濃く書く方がたくさん手を使ったことになりますね。
シャーペンは力を入れると芯が折れてしまいます。だから鉛筆がいいのです。
○付けをするときも赤鉛筆です。ペンでは、力を入れると先がつぶれてしまうので力を入れることができないからです。
ボールペンも、力を入れるとノートに筋が付いたり、インクがベトッとついて汚くなったりすることがあります。
だから、鉛筆・赤鉛筆がいいのです。
次に、線を引いたり、図を書いたりするときには定規を使うようにします。定規を持つ手、鉛筆を持つ手と、両手を一度に使うことでたくさんの刺激が脳に伝わるのです。
脳が発達する最後のチャンスです。鉛筆・定規を使って、脳にいい刺激を与えましょう。

・(※1)(※2)(※3)の図は、高木貞敬著『子育ての大脳生理学』より引用。


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