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TOSSランドNo: 1111303 更新:2013年08月09日

「ブザー読み」で集中させる


研究授業などで、子ども達に教材文を一斉に声をそろえて読ませている場面を、よく見かける。
何の手だても取らなければ、途中で子ども達の集中力は途切れ、読み方にも進歩は見られない。
一斉に読ませながら、読み方を向上させる「ブザー読み」という方法を、紹介する。

まず、子ども達に次のように告げる。

指示1:

「大きなかぶ」を、初めから読みます。
ただし読み方が悪いと、途中でブザーが鳴るかも知れませんよ。

子どもたちは、元気に読み始める。
「ちゃんと読めるもん。」
と、自信ありげに読み進めていく。

「うんとこしょ、どっこいしょ。」                              
という会話文が、何回か出てくるのであるが、2回目の
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
を子ども達が読んだ時、ストップをかけた。

発問1:

ブッブー。なんでブザーが鳴ったか分かる?
一つ目の「うんとこしょ、どっこいしょ」は、おじいさん一人分の声だけど、みんなが今読んだ「うんとこしょ、どっこいしょ」は、何人分の声?

子ども達は、元気に答える。
「二人分!」

指示2:

そうだよね。だから二人分の声で読まなきゃ。
では、58ページの3行目の「おじいさんを」から、サンハイ。

子ども達は、二つ目の「うんとこしょ、どっこいしょ」を、前より声を張り上げて読む。
「上手!」と、すかさずほめて、次を読ませる。

この後、子ども達は、二つ目よりは三つ目、三つ目よりは四つ目と、声を大きくしながら読み進む。
教師に指摘されなくとも、自分達で気づいて、そのように読む。
「いいよ!上手!」と、声をかけながら進める。

「まだまだ、かぶはぬけません。」
という部分を、子ども達が明るく、軽く読んだ直後に、2度目のブザーを鳴らした。

発問2:

ブッブー。4人もいっしょになって抜こうとしているのに、「まだまだ」抜けないんだよね。そんなにうれしそうに、そこのところを読んでいいの?

と、言いつつ教師が殊更に明るく軽く、
「まだまだ、かぶはぬけません。」
と、読んで見せる。
「ちがう、ちがう!」
と、子ども達は首をふる。

指示3:

じゃあ、「まだまだ」抜けないくやしさが伝わってくるように読んでごらん。
60ページの「まごをいぬがひっぱって」から、サンハイ。

子ども達は、「まだまだ、かぶは抜けません。」を、くやしそうな表情と声で読む。
「前より、ずっといい!」と、力強くほめて、次へ進む。

ブザー読みのメリットは、次の2点である。
①一斉読みが、緊張感を保って進められる。
②読み方を向上させることができる。

留意点は、次の1点である。
①テンポよく、きびきびと進めること。


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