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TOSSランドNo: 6000946 更新:2013年08月07日

おいしさを科学する(塩味)


食育「おいしさを科学する(塩味)」

「甘味,塩味,酸味,苦味,旨味の五つの基本味は,栄養素や有害物などの存在を知らせるシグナルである。」この単元の主張です。食育「おいしさを科学する」の「塩味」編です。本時は,「塩味は,体液のバランスに必要な塩類の存在を知らせるシグナル」であるということを授業化しました。

1 草食動物は塩なめ場が必要

サイト;【牧場の牛と塩なめ場の写真を提示。】
T;「これは牛の塩なめ場です。塩とミネラルをレンガ状に固めた物です。牛はこれをなめて塩分を補給するのです。」
サイト【神奈川県照ヶ崎海岸とアオバトの写真を提示】

発問1:

神奈川県照ヶ崎海岸。何か飛んでいますね。何が飛んでいますか?

(指名)C; ・カモメ ・水鳥
T;「アオバトという鳩の仲間です。なぜ海岸に来ているのか。海水を飲み,塩分を補給しているのです。」
サイト;【宮崎県幸島の写真を提示】

発問2:

宮崎県幸島。幸島といえば何の動物が有名ですか?

(指名)C; ・ニホンザル
T;「そうですね。ニホンザルです。」
サイト;【幸島のニホンザルが芋を洗っている写真を提示】

発問3:

ニホンザルが何かをしています。何をしているのだと思いますか?

(指名)C;・芋を海水で洗って食べています。
T;「芋を海水で洗って,泥を落とすだけでなく,塩味を付けて塩分を補っているのです。」

2 四大古代文明は塩の産地の近くに起こった

サイト;【四大古代文明の地図をを提示】

説明1:

今から約6000年も昔,大きな都市が発達し,文明が生まれました
。最初の文明はメソポタミア文明,その他にエジプト文明,インダス文明,中国文明が生まれました。

発問4:

なぜこの四つの場所に人が集まり,都市ができ,文明が生まれたのでしょうか?
考えられる理由をノートに書きなさい。

(列指名)C;・大きな川があったから。 ・温暖な気候だったから。 ・肥沃な土地があったから。
サイト;【四大古代文明の地図に塩の産地が記されたものを提示】

発問5:

しかし,それだけではありません。四大古代文明の近くにある物の産地がありました。何の産地だと思いますか?

(指名)C; ・塩の産地。
T;「そうです。塩の産地です。」「人間にとっても塩は必要不可欠な物だったのです。」

3 人間の細胞は,細胞外液という海に浮かんでいる

サイト;【人間の体の水分割合を提示】

説明2:

人間の体の約70%が水分です。

サイト;【人間の体の塩分割合を提示】

説明3:

水分の2/3が体を作っている細胞の中の水,1/3が細胞以外の体液や血液などの細胞の外の水です。
細胞の外の水は0.9%の塩分濃度です。ですから,人間の体の中には約200グラムの塩があるのです。

サイト;【塩の写真を提示】

発問6:

では,塩は体の中でどんな働きをしているのでしょうか。

サイト;【0.9%の塩分濃度でバランスがとれているを提示】

説明4:

一つ目の働きは,①細胞外液が0.9%の塩分濃度で細胞内液とのバランスをとっています。
そして,細胞に栄養を取り入れ,いらない物を出しています。

発問7:

では塩分が足りなくなって,濃度が薄くなったらどうなるでしょうか?

(指名)C;細胞がだめになる。
T;「細胞が栄養をとれ込めなくなって,細胞が死んでしまいます。」
サイト;【血液の働きを提示】

説明5:

二つ目の働きは,血液の塩分濃度を0.9%に保って,血液の働きを助けます。 

発問8:

もし,0.9%の濃度が保てなくなったってしまったらどうなるでしょうか?

(指名)C;血液が働かなくなる。
T;「血液が栄養分を運べなくなって,死んでしまいます。」
サイト;【神経細胞の写真を提示】

説明6:

三つ目の働きは,神経細胞が脳から命令を筋肉に伝えるとき,塩のイオンが働きます。

発問9:

では塩分が足りなくなったらどうなるでしょうか?

(指名)C;脳が働かなくなる。

説明7:

ぼんやりしたり,気力がなくなったりします。
体の中の塩は,まだ他にも重要な働きをしています。
塩は,人間にとって欠かすことのできない物なのです。

(参考文献)
『食塩と健康の科学』(伊藤敬一著 講談社) 『塩の科学』(橋本寿夫・村上正祥著 朝倉書店) 『塩の科学』(杉田静雄著 海遊社)
『知って得する塩の知識』(諸田森二著 彩図社) 『今,解き明かす,古代文明興亡の真実』(吉村作治著 成美文庫)
『自然塩ミネラル健康法』(杉野孝一郎著 実業之日本社) 『現代病は塩が原因だった』(真島真平著 泉書房)
『塩」の世界史』(マーク・カーランスキー著 山本光伸訳 扶養社)
『栄養の基本がよくわかる事典』(西東社) 『栄養の基本がわかる図解辞典』(成美堂出版)


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