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TOSSランドNo: 1214011 更新:2013年08月03日

「向山式跳び箱指導法」


向山洋一氏が考案した「向山式跳び箱指導法」によって、
開脚跳びが跳べない子を10分以内で跳ばせることができます。
跳び箱を跳ばせるためには腕を支点とした体重移動を体感させればよいのです。
A式とB式の2つの指導法を
「ビデオGIF(下山命名)」の動画を観ながら学ぶことができます。
授業で使うことのできる「子どものページ」もあります。
本ホームページの指導方法は、開発者の向山洋一氏の許可を得て掲載しています。

この指導法は、各マスコミで紹介された有効な方法です。
日本経済新聞(2001/05/18夕刊)で紹介
NHKテレビ「人間家族」及び「スタジオL」で特集
フジテレビ「ニュースステーション」で紹介
TBSテレビ「秘伝!カテイの魔法」(2003/9/10放映)
…他多数

(1) 向山式跳び箱指導法とは

跳び箱はだれでも跳べます。跳び箱はどんな教師でも跳ばせることができます。

クラスに跳び箱が跳べない子がいたら、ほとんどの場合は教師の費任です。まして、クラスに9名も跳べない子がいて、1時間も授業をして、1名も跳べるようにならなかったとしたら、それは絶対に教師が悪いのです。その授業がひどすぎたのです。
跳び箱を跳ばせる技術は、じつにかんたんなものです。
跳ばせ方は5分間もあれば理解できます。10回くらいやってみれば習熟します。5分問でわかって、10回くらいやって習熟する技術は、いかなる分野を捜しても、そうはありません。それはどかんたんな技術なのです。

跳び箱が跳べないのは、腕を支点とした体重の移動ができないためです。

子どもにとって、腕を支点とした体重の移動は、かんたんなことではないのです。それは未知の感覚なのです。
自転車に乗れない子が、乗っている感覚がわからないのと似ています。泳げない子が、水に浮く感覚がわからないのと似ています。
自転車に乗れない子には、自転車の荷台をつかまえてやって、走らせる練習をします。そうすると、やがて、自転車に乗るときの感覚をつかまえていきます。
跳び箱の跳べない子に対してもおなじなのです。腕を支点とした、体重移動の体感をさせればいいのです。体重移動さえ体感すれば、すぐに跳べるようになります。

跳び箱を跳ばせるためには、腕を支点とした体重移動を体感させればいいのです。

跳び箱を跳ばせられるかどうかは、このことにつきるといっても過言ではありません。
体重移動の方法を、つぎの2つの方法で行います。

(2)向山指導法A式

(1) 子どもを跳び箱の上にまたいで座らせます。最初はなるべく前の方に座るようにさせます。
(2) 跳び箱の端に手をつき、両足のあいだに入れた両腕で身体を持ち上げさせて跳び箱の前方に跳び降ろさせます。
(3) そのとき体重が腕にかかるようにゆっくり行わせます。
  「跳び箱を跳ぶというのは、このように両腕で体重を支えることなんだよ」と、説明します。
  そして、「体重のかかり方が、かわるだろう」といってゆっくり跳びおりさせます。
(4) 普通5、6回やれば、上手にできるようになります。

A-ani

(3)向山指導法B式

★B式は、必ずA式をやった後に行います。(A式が不十分だと効果はありません)

(1) 補助者は跳び箱の横に立ちます。
  (補助者が右利きなら子どもが右側から助走してくるように立ちます)
(2) 子どもは跳び箱の2~3m手前から助走させます。(長い助走は効果ありません)
(3) 子どもが跳び箱を踏み切ると同時に、補助者は自分の左手で子どもの左上腕をつかみ、子どものお尻か太ももを右手で下から支えながら、前に送って跳び箱を跳ばせます。
(4) 何回かやっているうちに、補助者の右手にかかる体重が軽くなってきます。
(5) 子どもがひとりで跳べそうだなと感じたら、補助者はサッと手を引きます。
  このB式を普通7、8回行うと、子どもは補助なしで跳べるようになります

B-ani

(4)指導の留意点

ここを気をつけて指導しましょう

子どもの体重が重くて片手で支えきれない場合は両手で行います。
 助走を長くしないように気をつけてください。最初は1、2歩の助走で充分です。
 両足をそろえて踏み切り、跳び箱の上に跳び乗ることができるなら、必ずすぐに跳べるようになります。
 跳び箱の上(できれば前の方)にまたいで座るつもりでやればよいのです。
 補助者は必ず「その調子」「うまい!」「だんだん跳べてきたよ」など、声かけてください。
 少しおおげさなくらいにほめるようにすると、どんどんできるようになります。

なかなか跳べない子のために

ほとんどの子どもはこの練習法(A式・B式)で跳び箱が跳べるようになりますが、ときには、なかなか跳べるようにならない子もいます。そんな子は、たぶん、跳び箱の上にも乗れないはずです。
 このような子を跳べるようにするには、少し時間をかけて次のような練習をすればよいでしょう。

◆A式の方法ができない子は跳べません。

つまり、両腕で自分の体重を支えられない子は跳べません。
技術をいくら教えてもだめです。筋力の発達を心がけてやることがたいせつになります。
しかし、そうとうの肥満児でも、Aの方法でやると自分の体重は支えられます。
反対に、虚弱なために体重が支えられなかったという子がいます。手足は針金みたいに細かったのです。

◆リズムが狂っている子は跳べません。

そのような子は行進曲に合わせて行進ができません。なわとびもぜんぜんできません。たんに両足ではねるのもできません。また、うさぎとびもできません。
そのような子には、いっしょになって何度も何度も助走だけくり返します。手をつないで走って、足をトンとそろえることをくり返します。
助走ができるようになったとき、跳べるようになる可能性があります。もちろん、長い時間がかかります。
 何といっても、跳び箱は「馬跳び」が基本です。小さな馬になってあげて、それを跳び越えさせてください。
 運動と運動の連結がうまくできない子は、跳び箱がすぐには跳べません。このような子はリズム感のある運動も苦手なはずです。たとえば、「ケンパー」ができないはずです。「ケンパー」とは、地面に円を描いて、「ケン、パッ、ケン、ケン、パッ」というように円の中を片足や両足で踏んでいく遊びです。
 簡単そうな運動に見えますが、リズム感がないとほとんどできないか、できてもドタバタとした感じになります。

◆身体を動かすことに極度に恐怖を感じている子は跳べません。

鉄棒にぶら下がることや、平均台を歩くことを怖がってできない子は跳び箱が跳べません。
鉄棒にぶら下がったり、平均台を歩いたりすることができるようになると、跳び箱もできるようになります。
鉄棒の前まわりおりもできるようになります。

もっといろいろな場合があると思います。いろいろな子どもたちがいると思います。
多くの教師が努力して、知恵を出しあって「跳び箱の跳ばせ方」を完成させていけばいいと思います。

(5)向山式指導法実践報告

(7)向山式跳び箱指導関連書籍一覧

(8)向山式跳び箱指導法関連リンク集


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