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TOSSランドNo: 9060092 更新:2013年08月01日

討論全体の枠組み理論編(伴実践)


1.討論全体の枠組み

討論の授業はどのような授業なのか。伴氏は言う。

①討論の授業は討議と違って結論を出す必要はない。ブレストと同じ
②言いっぱなし
③討論のよさ=結論づけなくていい
④指導者の絶対条件 (全体が見える,先が見える)

討論の授業はどのような流れで行うか。
討論の授業の展開は以下の流れで行う。

__________2013-08-01_14.31.31

討論の授業はすぐにはできない。計画的に年間かけてやっていく。

①発表の授業と討論の授業を区別する。
②発表の授業を次の2つのレベルに区別する
(1)具体レベル (2)抽象レベル
③抽象レベルの発表を意見と解釈に区別する
(1)意見 (2)解釈
④解釈の上に討論を載せる
⑤ ①~④のように区別した内容を緩やかに配列し指導する。

①~⑤をまとめると次のようになる。

__________2013-08-01_14.32.48

2.発問

討論になる発問を考える。そうすると「AですかBですか」という発問になる。教師から出すのと子どもの発言からださせるのはまた違う。
伴氏は次のように言う

詩を読んで「気づいたこと、考えたこと、わかったこと」を書かせ発表させた時点でわかった。子どもたちの意見のなかに「なぜくもはかなしいのか」という意見と「なぜ作者は悲しいのか」という意見があった。【意見分裂(3)】

子どもの発言を元に授業を組み立てるから子どもも熱中するのではないだろうか。
そうすると子ども自身に分析する視点を持たせなくてはいけない。
そのため、最初は教師からだす。最終的に子どもから出させるようにする必要があるのではないだろうか。雪小モデルが参考になりそうだ。

3.書く

討論の授業は書くことで論理をみにつけ考え方を身につけるのである。どのように書かせていくのか。伴氏はつぎのように言う。

ある意見を否定するために「もし○○だったら、本文は△△となるはず」という理論が構築できるようにならないと書けない。
自分の考えを長くベタベタ書ける(指名なしの討論の形態となっているので個々の意見の質を高めていく)
引用法(○○に□□と書いてあるので△△です。)
仮定法(もし○○だったら□□は△△となるはずです。)
接続法(しかし、例えば、さらに、言い換えると)
他の意見との関連(○○さんが言うように・・・,□□くんに反論で・・・,☆☆くんと★★くんの考えを合わせると)アウトライン(3)

討論がうまくできない場合。次のようにするといい。

①ノートに書く量が少ない ②書かせる時間が少ないのは
③ちょっと書かせて家で書きなさい 
④朝30分速く言って「先生が昨日ノートに書いた意見の続きをチェックするから」といってスタンプを押す「討論の授業」授業者へのアドバイス(2)

また、書けない子には次のように指導する。

今日は2名はまるで書けない状態。しかたがないので、私がノートに写す意見を書いてあげてこれをなぞらせた。書けない子の対応(3)

4.発表

指名なし発表までにステップがある。それは、指名なし音読である。そのようにしていくのか。

①椅子ごと真中に向いてください
②顔が全体を見渡せるようにする
③先生当てませんから・・・
④最初は指名する
指導というのはやった後に手を入れるのが指導
⑤評定
発表した人(A)
発表しようとしたけどできなかった人(B)
発表する気がなかった人(C)
発表しようと思ったけどゆずった人(AA)
間が空いたとき発表した人(AAA)
16.指名なし音読に手を入れる(2)

これを終えた上で指名なし発表に入る。
文章を読ませた後、次のように指導する。

①今読んだ文について考え付いたこと、気がついたこと思ったことを何でもいいから10個書かせる。一つ1点です。
・すでに、10個言った人
・遅い子は立って書きなさい
・どうしても書けない子は前にいらっしゃい
②指名なし音読と同じ形になってください。今描いたことを発表してもらいます。人の意見を聞いて同じ意見はできるだけ出さないような形で。
③気になる意見があるでしょ。これへんだな。おかしいなというのがある。それらを出させた後に、一つ意見を取り上げそれについて意見を書きなさい。17.指名なし発表(2)

発表をさせっぱなしにしてはいけない。

最初に指名なしで発表させた後「発表できた人は30点プラス」という指示があった。(中略澤近)次の場面でより多くの発言を引き出せる。発表後の評定(3)

発表させた後討論になる。どのように討論にしていくのか。

子ども達の発表の中から考えのずれを取り出しそれを問題として設定していく。
発表での意見のずれ課題(3)

反論をすると子どもがかわいそうという意見がある。しかし、クラスがしっかりしていれば問題はない。どのようなクラスか。

学級経営のトータルな問題であるが、もっと元気にしっかりと発言させていくにはどの子も平等に異なる意見に反論できる「信頼関係を築く」発表力を上げる(3)

発表で子どもの情報量を増やすためにも、発表は行う。

教材を読ませた後、「気づいたこと、考えたこと、思ったことを書きなさい」と指示して発表させることで子ども同士の内部情報を交換、蓄積させながら学級全体のもつ情報量を引き上げていく。発表で情報力を増やす(3)

討論の前になぜ全員を発言させるのか。それにはどのような意味があるのか。

子どもたちは最初の段階で「考えたこと、思ったこと」を自由に「発表」する。このとき「ああ、それは自分も同じだ」「ちょっと違っている」とか一つひとつの意見に対して全員は聞いていないにしても、必ず何人かずつひかかって聞いているはず。一人ひとりのもつ情報が増える。子どもたちの総合的な情報量を増やして蓄積させていく。発表の必要性(意味)(3)

5.討論

討論の初期の段階では教師は何度も介入する。

①6月指名なし音読、指名なし発表は通過して指名なし討論をやるころ
②手入れ
・伴先生が横からはいって手を入れる。
・手を入れて発言がうまくなるように途中で入っていく。
③手を入れることを通過しないと気持ちのいいリズムにならない
6.討論のはじめの一歩(2)

手を入れた後、討論をどのように発展させるといいのか。

①教師が全体を見通す力がある。
②指名なし発表からはいって指名なし討論へというサイクルを繰り返す。(1学期2学期3学期最初は全部同じ)
③最初は積抽なことをいっている。でもそれがどういう風にジャンプするか知っているから励ましていける。5.見通しをもって子どもをほめる(2)

このようにして討論を発展させていく。

6.評論の指導(討論の後の指導)

討論をしたあとの指導はどのようにするのか。

授業後に「自分の考えに日記を書ける人は書いて来なさい」
一番いいのは子どもの「頭の中身」を書かせる。「今日は何を学習するか」「どんな力がついたか」ということを書かせる。授業後の考えの書き方(3)

討論のとき何も発言していない子も中にはいる。
その子たちはどのように指導したらいいのか。

討論や発言の多い授業のあと「黙っていた子はどうなるか」と言うことを言われる。全員に発言させることを目的とした授業ではない。
検証の仕方は「子どもがどのように思考したか」
日記に考えを書いてくることを宿題とした。これで黙っている子がどうなるのかと言うことが検証できる。黙っていた子はどうなるか(3)

7.修業編

討論をクラスで行うために教師はどのような修業をするべきなのか。
伴氏は本当の授業記録を見ることが第一にあるといわれる。

①やまなしのCDを聞く
②本当の討論の授業記録をみる9.伸びる教師の条件

本当の授業記録を見るとはどのような授業のなのか。

①最高峰の授業「やまなし」「出口」
②伴学級のノート最高のエッセンス
1.向山型国語のエッセンス(2)

これをみて子どもに接するのである。そして、討論の授業は1日ではできない。①っ花月でもできない。1年かけて行っていくものである。

11月2月のジャンプがあるからそこまで地道にやっていける
※伴先生が細かくおしえこんでいるのではなく、原則で上手になっていく

次のようにも言う

11月でのジャンプを知っているからこそ討論の指導ができる。
①できて当たり前ではない
②急に成長するわけではない。
4.子どもの成長に感動(2)

討論を目指し始めたら壁ができる。どのような壁があるのか。

第一の壁「指名なし討論」に挑戦
①本を読む
②分かったつもりになる
③教室で実践書いてあるとおりに行かない
第二の壁ライブで学び続ける
①技能やその先にある思想、教師たる人間の生き方
第三の壁人目に晒して10年
A志してから10年を要した。この10年は試行錯誤挑戦してはうまくいかず、反省と修正の繰り返し。
B人に見せるレベルでやり続けること10年で教師の腕は確立される。
18.壁の向こうに広がるすばらしい世界

8.分析批評の原則10か条

①指示を短くする
②低位の子どもを補助する
③忘れ物に対処する
④大量に発言する
列指名、出席番号順に発言
⑤教科書をしっかり読ませる
⑥読書をさせる
⑦辞書を使わせる
⑧大人の言葉を使わせる
⑨大量に書かせる
⑩まとめをしない


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