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TOSSランドNo: 2210126 更新:2013年08月02日

ガリレオ・ガリレイに学ぶ


探求心の強いガリレイは,当時の通説であったアリストテレスの説に対し,自分の考えを主張する。
だが,ガリレイの学説は周囲に受け容れられなかった。
真実であるにもかかわらずである。
嫌がらや迫害さえ受けた。
しかし,そのような仕打ちに負けず学問を続け,どんどんと新しい発見する。

ガリレイの学問は「実験によって数学上の理論を証明する」という,近代自然科学の基礎を築いた。
1980年,現在の法王ヨハネス=パウロス2世によりガリレイの宗教裁判が見直され,法王庁はこの裁判の誤りを認めた。
法王によりガリレイの破門が解かれたのは,ガリレイ没後350年を経た1992年である。

自説を曲げず学問を続けたガリレイの生き方は,これからの人生を歩む子供たちの指針となる。
ガリレイに学び,力強く生きてほしいと願い,授業案を作った。

(授業ではwebワークを使う)

発問1:

(『ガリレオ・ガリレイの実験』図を提示する)
5㎏の鉄の玉と0.5㎏の鉄の玉を高い所から同時に落としたとします。
さて,この鉄の玉は地面に同時に落ちるでしょうか。
それとも,重い方が先に落ちるでしょうか。

・重い方が先に落ちると思います。
・同時に落ちます。前,道徳の本を読んだら同じ事が書いてありました。

説明1:

同時に落ちます。
このことが分かったのは今から約400年前のことです。
ガリレオ・ガリレイという科学者が発見しました。

説明2:

(ガリレイの肖像画を提示する)
ガリレイがこのことを発見する前は,重い物の方が先に落ちると考えられていたのです。
アリストテレスという科学者がその説を主張しました。
今から2300年以上前です。
つまり,人々は2000年近く間違ったことを信じていたことになります。

発問2:

正しい考えを発表したガリレイを,周りの人はどうしたと思いますか。

・ガリレイはみんなから尊敬されたと思います。
・疑われたと思います。
・疑われて牢屋に入れられたと思います。

指示1:

答えはこれから読む資料に書いてあります。(資料配付)
先生が読みます。聞いていなさい。

ガリレオ・ガリレイ

 およそ、四百年前、イタリアにガリレオ・ガリレイという若者がいました。
 物事の本当の姿は何かということに強い関心がありました。
 いつも、「なぜだろう。」「どうしてだろう。」と考え続けていました。

 二十六歳の時、ピサ大学の教授となりました。
 物の性質や動きなどについて一所懸命研究しました。

 当時の学校では、アリストテレスという学者の考えが絶対に正しいと教えられていました。
 アリストテレスは、今から二千三百年以上も昔の学者です。
 アリストテレスは、次のような考えをもっていました。
 「重い物が落ちるスピードは、軽い物が落ちるスピードより速い。」
 しかし、ガリレイは研究の結果、この考えに疑問をもちました。
 そして、アリストテレスのこの考えは間違いであると発表したのです。

 しかし、ピサ大学の教授たちは、アリストテレスの考えに逆らうガリレイに腹をたてました。
 
 ガリレイはとうとう、多くの人の前で、どちらの考えが正しいか実験することになりました。
 ガリレイは「ピサの斜塔」の階段を上りました。下には、たくさんの人が見ています。ガリレイをばかにして笑う声も聞こえました。

 ガリレイは頂上のバルコニーに、五キログラムと五百キログラムの二つの鉄の球を並べました。
 「負けてもいい。事実にしたがおう。」
 そう思うと、二つの球を同時に落としました。

 二つの球は、全く同時に地面に着きました。ガリレイが正しかったのです。
 しかし、「今のは目の錯覚だ。」と言い出す人もいて、ガリレイの考えは認めら
れませんでした。

 ここでガリレイを認めてしまえば、アリストテレスの考えを信じてきた大勢の学者が間違っていたことになるからです。ガリレイはいやがらせを受けました。

 しかし、ガリレイはそのようなひどい態度に負けませんでした。
 「ピサ大学で学べることはもうない。」と考え、パトバ大学の教授となりました。そこでは、前より自由に物事を考え、調べ、自分の考えを発表しました。

 ガリレイは、その後も、事実から学ぶ大切さを多くの人に伝えました。

 ★道徳副読本「心つないで」(教育出版)に掲載されている『ガリレオ・ガリレイ』の文章を平易に書きかえたものです。

発問3:

(ピサの斜塔の画像を提示)
ガリレオをどう思いましたか。

・自分の考えをはっきり言えて,すごいと思いました。
・すごく勇気があると思いました。諦めないところもすごいです。
・周りの人のことを気にしないで自分の考えが言えるなんてすごいと思いました。

発問4:

学校生活の中で,自分の考えを発表するかどうか迷った体験はありますか。

・授業で話し合いの時に,「こんなこと発表してもしょうがないかな。」と思ったことがあります。
・反対されるのが恐くて発表できなかったことがあります。
・恥ずかしくて発表できなかったことがあります。
・ごちゃごちゃして発表したいことがまとまらなくて発表できなかったことがあります。

発問5:

自分の考えを堂々と発表できた時のこと,できなかった時のことを振り返るとどんな思いがしますか。

○発表できた時
 ・楽になりました。
 ・「あぁ,よかった。」とほっとしました。
 ・すっきりします。
 ・「やっと言えた」と思います。
 ・賛成されて嬉しかったです。
 ・発表するのがおもしろくなってきました。

△発表できなかった時
 ・悔しいと思いました。
 ・後悔しました。
 ・「なんで発表できないんだろう。」と自分が分からなくなりました。
 ・嫌な感じです。
 ・やっぱりすっきりしません。

指示2:

今日のお勉強の感想を書いておきなさい。

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【参考資料】
■道徳副読本「心つないで」(教育出版)
■『ガリレオ・ガリレイの実験』 
■ 『ガリレオ・ガリレイの考え』


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