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TOSSランドNo: 2453527 更新:2013年08月01日

【伊藤寛晃氏修正追試】「流れ星」の実践


【伊藤寛晃氏修正追試】「流れ星」の実践

1.授業について

書店には、「自己啓発」の本がたくさん並んでベストセラーになっているものも多いが、「成功哲学」の凡そ90%は、「心理学」である。
一見怪しげな方法が多い。だから、「七夕で短冊を書こう」ということを扱ったり、将来の夢を書きだそうということをしたりすると、くだらないと思ったり、一生懸命に取り組んでいる子をバカにしたりしてしまう子は多い。
アメリカンドリームの代名詞でもあるD.カーネギーは、アメリカンドリームを達成した人は、全員が夢を毎日書きだしていたという。それをしたら、全員が成功するという根拠はどこにもないのだが、成功した人は全員がやっていた習慣なのだという。
成功する人とそうでない人の違いは、誰もがバカにしがちな「夢」を真剣に実現に向けて努力してきた人たちなのだろう。
翔和学園の伊藤寛晃氏の実践に「流れ星の授業」がある。 遊び心が満載で、子供たちが笑いながら楽しく、夢の大切さを学べる授業だ。夢を書くなんてくだらないと思っている子供たちに、常に夢を抱き続けること、常にすぐに言えるぐらい意識し続けることの大切さを教えるのである。

2.実践内容

(1)自然宿泊体験での語り

翔和学園の伊藤寛晃先生が、生徒たちに「流れ星」の授業をしたサイトを見せていただいたことがある。
その話が頭にあった時、丁度、5年生を自然体験教室につれていった時、星の観察をしている最中に幾度となく流れ星が見えた。
原実践は、パワーポイントを活用して、教室で授業する。しかし、追試実践では、宿泊体験の最中なので、パワーポイントなしでの語りである。私は星の観察が終わった後、子どもたちに次の話をした。

発問1:

「流れ星見た人?」

すっと全員の手が挙がる。続いて尋ねる。

発問2:

「願い事3回できた人?」

案の定誰も手が挙がらなかった。
「だって、速すぎて、できなかった。」という。

「そう、そうなんだよね。流れ星って一瞬で終わっちゃう。
だから、『あっ、流れ星!えっと、うんと、あっと…』ってやっているうちに、終わっちゃうの。
『あ、流れ星!サッカー選手になりたい!サッカー選手になりたい!サッカー選手になりたい!』
ってスピードで言わなきゃいけない。願い事は、考えている時点で負けなの。」

(2)七夕飾りでの学びの活用

6月末には、七夕にちなんで、短冊を作って願い事を書かせた。
学校で、保護者が七夕用の笹を玄関に飾ってくださっていた。
しかし、全校の児童に開放されているにも関わらず、数枚しか貼っていなかった。
これを見て、まったく思いつきで私のクラスも便乗させてもらうことにしたのだ。

5月の自然宿泊体験での布石があったから、ほんの3分で短冊に書いて、輪ゴムをつけて、笹に付けに行くという作業が済んでしまった。
まさに流れ星効果だ。

(3)日常の利他教育が願い事の質を変える

普通の七夕の短冊を読むと、「世界征服」とか、「模擬試験で100点取りたい」「いい大学に入りたい」とかいうちっちゃいくだらないことを書く子が多い。「模擬試験の100点ぐらい、実力で取れ!」と言いたくなってしまうのだが、今回は自由に書かせたにも関わらず、誰一人としてそのようなことを書く子はいなかった。これは、日常の道徳教育の中で、長谷川博之氏の「利他の教育」を参考に実践していたことが大きい。
 実際には、次の内容だった。

「バレエの選手になりたい。」
「薬剤師になって人の命を救う。」
「人の役に立つ物をつくりだす人になりたい。」

 人のためになること、自分の夢がかなうことで、人が幸せになれることは、成功哲学の中でも、重要な内容である。
 子供たちは、そのことを身に付け、短冊に書く行為の中で実践してみせてくれた。


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