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TOSSランドNo: 1310161 更新:2013年07月25日

絵本の話を聞こう・話そう


目的

•絵本の絵を見ながら,話を聞くことができる。
•絵本の絵を見ながら,絵に合った話をすることができる。

音読,読書へと発展させることをねらい,その初期段階として,興味を持った絵本を見ながら話をする学習を採り入れている。

対象

会話でのコミュニケーションはだいたい成立するが,双方向の会話が十分にできるようになってほしい児童5名を対象に行なった。
国語の授業の中で毎時間行なっている。

内容

1,絵本の読み聞かせ

絵本は5~8分くらいで読み終わるものがよい。
文字が1ページ当たり6~8行程度で,各ページの話の変化が明確なもの,という観点から絵本を探しておく。
(金の星社 ささやすゆき作 の 「メエメエさん」シリーズがおすすめ)

絵本が子どもの目の高さになるよう,教師は椅子に座る。

絵本の表紙を見せて,「メエメエさんと・・・」まで読む。
以下の題名は子どもたちに言わせる。

ページをめくりながら読みすすめる。
身振りや手振りなどを交えたり,抑揚をつけたりして読む。
1ページ当たり30秒程度。

途中のセリフの部分など,子どもたちが自発的に言い出す時にはそのまま言わせ,視線を合わせてうなずいてあげる。
(読んでいる流れを止めないようにして,視線だけで,セリフを言うことができたことを認める。言葉では褒めない。)

教師は絵本の文章を見ずに,常に子どもの方を見る。
絵本の文章は暗記しておく。

子どもの視線がどこに行っているかを確かめるように,一人一人を見渡しながら,読んでいくとよい。
視線が違うところに向いている場合には,セリフの部分をその子に向かって言い,注意を引き付ける。

最後まで読んだら「おしまい」と言って絵本を閉じる。

2,絵本を読む

指示1:

先生の顔が見えるように,丸く座ります。

子どもたちを車座にさせ,全員の顔が見えるようにする。

指示2:

今日の絵本のお話を読んでくれる順番は,A君からです。

指示3:

題名を読みましょう。どうぞ。

最初の子には本の題名から読ませ,ページをめくらせる。

指示4:

お話しをしてください。

最初の見開き2ページを見せて,絵に合った話をさせる。

書いてある文章どおりに読めなくてもよい。
教師が読んだのを真似して,話を再現しようとしていてもよい。
話が詰まってしまった時には,文章の一部を読んであげ,その続きを促す。

読んでいる途中,言葉では褒めない。
話をしている流れを重視し,視線を合わせてうなずいてあげるようにする。

指示5:

次,Bさん,どうぞ。

見開き2ページの話をしたら次の子どもに交代して,以下同様に進める。

<子どもの様子>

A君は普段姿勢が下を向いていることが多いのだが,絵本の時にはぐっと頭を上げて,絵本を見ながら話を聞いている。
十分に聞こえるくらいの声を出して,話をすることができるようになった。

Bちゃんは絵本を見ていないことが多かったが,教師が視線を合わせるようにしてきたことで,絵本と教師に視線が行くようになった。
最初の方のページや,物語のクライマックスのページでは自信を持っているようで,教師が読んだのを真似して同じように話をすることができようになった。

C君はどのページでも自信を持っているようで,大きな声で張り切って話をすることができた。
友達が間違うと,違うことを指摘して,読み方を教えてくれることがあった。

Dちゃんは絵本をとても楽しみにしていて,集中して話を聞いている。
どのページでも,教師が読んだのを真似して話をし,まるで絵本に書いてある文章を読んでいるかのように,話をすることができた。

E君も絵本を楽しみにしていて,とても集中して話を聞いている。
自分から絵本を読みたがり,授業が終わってからも自分で絵本を手に取って,一人で絵を見ながら話をしていることがあった。


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