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TOSSランドNo: 5282732 更新:2013年07月24日

伸ばす音(長音)の指導


内容について告げません。教科書から、伸ばす音が含まれる本文を選びます。私の場合は「けむりのきしゃ」(教育出版P35)から1文抜きました。
「今から教科書35ページの文をノートに書いてもらいます。」
といって次のように板書します。

おじさんは、

この時点で子どもたちはまちがいにきづきました。
子:先生ちがーう。(大ブーイングです)
先:え、何がちがうの?
子:そこ、おじさんじゃなくておじいさんだよ。
子:「い」が抜けてるよ。
先:ごめんごめん。こうかな?

おじさいんは、

子:ん?それもちがーう。
先:何で?だってみんながいったように「い」を書いたよ。
子:書くとこが違うの。「じ」の下!!
先:わりいわりい。それじゃあ書き直すね。
子:ちゃんと書いてね。

おじさんは、い

先:これでよし、と。(手をぽんとたたく)
子:それもちがうって。
先:何で?だあって「じ」の下に書いたんだよ。
子:下は下でも「じ」のすぐ下なの。

このあたりになってくると、席から離れて 「ここだよ」「ここ」「なんでそうなるの?」と 私に非難ごうごうです。

先:すまないねえ、先生、最近疲れがたまちゃってボケてきました。
   みんながちゃんと「じ」のすぐ下といってくれたのでちゃんと書けます。ありがとうね。

おじいさんは、まきをもやしはじめました。

指示1:

書けたら先生のところに持ってきます。

ノートをチェックしたが、表記の間違いはなかった。この感じで、教科書にある伸ばす音(おかあさん、おじいさん、ふうせん、おねえさん)
とやっていきました。その度に間違いを書いて、大ブーイングで子どもたちに訂正してもらいました。訂正のたびに、反対と言われれば鏡文字を書いてみたり、みんなが寄ってきて 「ここ」といったところではみ出たところにわざと書いてみたり、いろいろバージョンを変えてみた。非常に興奮して、取り組んでいました。子どもたちに「先生、頭大丈夫?」と、気まで使ってもらいました。

応用として、『っ』『、』『。』『「」』などできる。

本文にあったので取り組んでみたが、これまた大ノリでした。やりすぎると、教師不信に陥るので気をゆけたほうがよいかもしれません。
このわざとまちがえる手法は向山洋一氏の『教え方のプロ・向山洋一全集5 入門期の国語授業』(明治図書)のP42~75に
詳しくかかれていらっしゃいました。(向山洋一氏自らが分析なさってます)この授業記録は、くっつきの『を』『の』で実践が記載なさっています。向山洋一氏はこう言う。

「くっつきのを」「句点」という、ある意味で平凡なことを教えるのでさえ、知的にできるし、逆転現象を生じさせることが可能なのである。


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