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TOSSランドNo: 1153643 更新:2012年12月03日

東日本大震災の教訓 あらゆる事態を想定した避難訓練が必要だ


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あらゆる事態を想定した避難訓練が必要だ

地震発生後、避難訓練では想定したことのない事態が起こった。その事態に冷静に対応するためには、様々な事態を想定した避難訓練を行うことが必要である。防火扉が閉まっていたら?停電で放送設備が使えなかったら?訓練で経験しておかないと、実際の地震や火災に対応できない。

 地震後、避難訓練では想定したことのない事態が起きていることに気づいた。

想定外の事態1  防火扉が閉まった。

 あまりの揺れの大きさに学校中の防火扉が作動したのである。異動して1年目の私はもちろん、子どもたちは防火扉が閉まっているところなど、見たこともない。私は、そんな子どもたちを連れて防火扉についている扉を開けて避難するのは困難であると考えた。迷わず、別の通路を通って避難することを選択した。
 知人の先生から、災害時に防火扉を開けることができずに逃げ遅れた事例を教えてもらった。防火扉が作動した状態での避難訓練が絶対に必要である。

想定外の事態2  停電で放送設備が使えなくなった。

 3月11日の大地震では起こらなかったが、1ヶ月後の大きな余震の際には停電が起こった。
子どもたちを机の下に入らせ、揺れが収まったのを確認して、授業の続きを始めようとしていた。
 すると何だか、階段付近が騒がしい。行ってみると、他の学年が避難しているようだ。
担任の教師に「避難するのですか?」と聞くと、「校庭に避難です。」と言う。
 驚いて、隣の2年生の担任に「校庭に避難です。」と伝え、子どもたちを避難させた。
停電のため放送設備が使えず、避難指示が全員に伝わらなかったのである。職員室付近に集まった教師だけが「避難」という情報を持っていた。あやうく低学年だけが取り残されるところだった。
 停電の場合の情報伝達の方法を確認し、放送以外で指示を行う避難訓練が必要である。

教訓  様々な事態を想定して避難訓練を行う。

 多くの学校で、児童への予告なしの避難訓練は行われているだろう。授業中ではなく休み時間に行っている学校もあるかもしれない。
教師が不在のときにはどうするか。校庭や体育館にいたらどうするか。また教師の立場では、停電で放送設備が使えなかったらどうするのか、防火扉が作動したらどうするのかなど、様々な事態を想定しておく必要がある。
 勤務校では、身の回りの荷物を持って避難するという避難訓練も行われるようになった。緊急ではないが、下校を前提とした避難である。様々な想定で訓練を行っておくことが、災害時に子どもたちの命を守ることにつながる。

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