TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/05/23 現在)

21635
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 6673725 更新:2013年07月19日

プラス思考の子が増える「泣き虫ばあさん」


1 授業の流れ

泣き虫ばあさんが、和尚さんの一言でにこにこばあさんに変わった話で「プラス思考」と「マイナス思考」を学習します。
次に、マイナス思考で困っている友達に、プラス思考になる言葉をかける練習をします。
授業後、「友達がプラス思考になるような言葉をかけてあげたい」という子どもの感想が多かったです。

2 授業の展開

黒板に、「泣き虫ばあさん」と板書し、次の話を語って聞かせる。

昔々、お寺の横にお茶屋さんがありました。お茶屋さんというのは、お寺にお参りに来た人が休憩するところです。
そのお茶屋さんには、「泣き虫ばあさん」が住んでいました。

泣き虫ばあさんは、いつも「えーん。えーん。」と泣いてばかりいました。
ある日、通りかかった和尚さんが心配して尋ねました。

「おばあさん、今日はこんなにいい天気なのに、どうしてないているのですか。」

「和尚さん、私には息子がいるのです。息子は傘屋をしています。お天気の日には、傘が売れないでしょう?だから悲しくて泣いているのです。」

雨の日、和尚さんがお茶屋さんに行くと、またおばあさんが「えーん。えーん。」と泣いています。
「おばあさん、今日は雨なのに、どうして泣いているのですか。」

「和尚さん、私には息子がもう一人いるのです。」

発問1:

もう一人の息子の職業は何でしょう。

「和尚さん、もう一人の息子は下駄屋をしているのです。雨の日は、下駄が売れないでしょう?
晴れの日は傘が売れず、雨の日は下駄が売れなくて、息子たちのことを思うと毎日悲しいのです。えーん。えーん。」

それを聞いて和尚さんは笑いました。

「なぜ笑うのですか?私はこんなに悲しいのに。」

その後言った和尚さんの言葉を聞いて、おばあさんもにこにこになりました。

「にこにこばあさん」と板書する。

発問2:

和尚さんは、おばあさんに何と言ったのでしょう。
お隣さんと相談してごらん。

和尚さんはおばあさんに言いました。
「いいですか。おばあさん。雨が降ったら傘屋の息子のことを考えて、傘が売れると思いなさい。晴れの日には、下駄屋の息子の事を考えて、下駄が売れると思いなさい。」

次の日は、雨でした。おばあさんは、傘が売れると思ってにこにこ顔になりました。
その次の日は、晴れでした。おばあさんは、下駄が売れると思ってまたにこにこ顔になりました。
あめでも晴れでもにこにこ笑っているので、「にこにこばあさん」と呼ばれるようになりました。

発問3:

泣き虫ばあさんの考え方を「〇〇思考」と言います。何思考でしょう。

「マイナス思考」と答えがすぐに出た。

発問4:

にこにこばあさんの考え方は何思考でしょう。

「プラス思考」とこちらもすぐに答えが出た。

説明1:

泣き虫ばあさんのように、いつも悪く考える考え方を「マイナス思考」と言います。
逆に、にこにこばあさんのように、いつも良い方に考える考え方を「プラス思考」と言います。

友達がマイナス思考で悲しんでいたら、和尚さんのようにプラス思考になる言葉をかけてあげたいですね。
今から練習しましょう。

教師が、マイナス思考の友達役となり、子どもたちがどのような声を書けるとよいかを発表した。

1 今日、筆箱忘れちゃった!どうしよう。

教師が、困っているふりをする。
「僕が貸してあげるよ。」「先生に借りれば大丈夫だよ。」などの発表に、教師が「そう考えればいいんだね!」と言いながら笑顔になる。
以下、同じように進めた。

2 僕、まだ二重跳びが1回しかできないんだ。
3 今日の給食、嫌いな野菜がでるんだよな。やだな。
4 テストで悪い点を取っちゃった!家の人に見せたくないなあ。

プラス思考に変わる言葉を子どもたちがたくさん発表した。

参考文献
※「マンガ禅の思想」講談社


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド