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TOSSランドNo: 3213111 更新:2013年07月20日

「お手紙」で討論の起こる発問


音読の授業を2時間行い、すらすら読めるようになってからこの授業を行いました。
さらに、始めに必ず音読を一度行いました。

1 登場人物と主役

この物語に出てくるのは誰ですか。すべてノートに書きなさい。

ノートに書かせてから、板書して確認します。
「がまくん」と「がまがえるくん」を違うと思っている子がいたので、同じだということを確認しました。

ももたろうのお話では、主役はももたろうです。
お手紙では、主役はだれですか。丸をつけなさい。
理由をノートに書きなさい。

ノートを持って来させて、丸をつけます。

どの意見でも、自分の考えが書いてある子にはすべて丸をつけ、書いたことをほめます。
途中で「書き終わらない子ももっていらっしゃい」と言って、理由を書き途中の子や書いていない子にも「よく考えたね」などと言いながらノートに丸をつけます。
先生に丸をもらうことで自信がつき、発表できるようになります。

全員がノートを持ってきたら、発表させます。

「先生の考えもありますが、後にします」と答えは、すぐに言わず次に進みました。

会話文「」の上に、誰の言葉かを書きます。
かえる・がま・かたつむりと書きます。

誰が言った言葉なのか、教科書に書かせて確定させました。

かえるくんの言葉はこの列、がまくんの言葉はこの列、かたつむりくんの言葉はこの列の人が読みます。
他の部分は先生が読みます。

読むことで、間違って書いてある子が自分で気づくだろうと考え、役割読みをしました。
読むときだけ立って読ませました。

かえるくんとがまくんでは、どちらの言葉が多いですか。

子どもに聞くと、意見が分かれます。

グループで確かめなさい。

机をグループにさせて、同じ数になるか確かめます。
音読のときは、役割読みができていたはずなのに、グループで教科書を見合いながら、真剣に盛り上がっていました。
どの言葉を誰が言っているのか、教師が教えなくても、子どもたちが学んでいきます。
途中、意見が分かれるところがありました。「ああ」は、かえるくんの言葉か、がまくんの言葉か、話し合っていました。
ある程度話し合ったところで、グループごとに解答を聞きます。
がまくんは17回、かえるくんは16回で、がまくんの方が1回多くなります。

主役は、たくさん出てくる人なので、先生はがまくんが主役だと考えます。

2 そのほか、意見が分かれた発問

発問1:

がまくんは、本当に今までに一度もお手紙をもらったことがないのですか。
自分の考えとその証拠の言葉を探しなさい。

「ああ。いちども。」とがまくんが答えているから、一度ももらったことがないとわかります。
しかし、この言葉に着目できない子もいるため、意見が分かれて盛り上がりました。

発問2:

がまくんの気持ちが変わったのは、どこですか。
教科書に線を引きなさい。

お手紙の内容を知り、「ああ」というところで変わっています。
子ども達全員が同じ解答にはなりませんが、教科書を読み、自分なりの意見をもち、理由も発表できました。

参考文献
※「向山型国語の発問 つくり方・使い方小事典」伴一孝編 明治図書


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