以下のコンテンツを使った授業の導入を行う。
「豆電球に明かりをつけよう」単元で、実験キットを買うか
理科室にある豆電球セットを使うかと迷うだろう。
理科室のセットを使う場合は、キットに関わる所を省いて行うことができる。
今回は、キットを買う場合の進め方である。
まず、実験キットを買ったら、以下のようにする。
①キットの箱に名前を書く。
②箱の中身を出す。
③1つ1つ部品があるかを確認しながら
「導線」「豆電球」「かん電池」以外は、
名前を書かせず、種類ごとに後ろから列ごとに集める。
(その時やる実験に応じて、部品を配り増やしていく。)
④導線を30cmぐらいに切り取り、
両端のカバーの部分を3cmぐらいずつはがす。
⑤残った導線は、箱の中にしまう。
この作業で、コンテンツで使う材料
豆電球、どう線一本、かん電池だけが
児童の手元にあることになる。
指示1:
部品の名前を言います。
「どう線」 (児童 「どう線」)
「豆電球」 (児童「豆電球」)
「かん電池」 (児童「かん電池」)
発問1:
この3つの部品だけで豆電球の明かりをつけることができるかな?
練習①これは明かりがつくかな。
やってみましょう。
指示2:
明かりがついた人?
このようにすると、どう線一本でも
明かりがつけやすいです。(コンテンツの画像を見せる)
このことに気付いている子がいたら、たくさんほめる。
指示3:
このように1つの輪になった電気の通り道のことを
「回路」といいます。
言ってみよう。
「回路」(児童「回路」)
発問2:
では、これは明かりがつくかな?
練習②をやってみましょう。
(「つかない。」の反応)
指示4:
これは、明かりがつきません。
これは、「ショート回路」といいます。
言ってみよう。
「ショート回路」(児童「ショート回路」)
ショート回路は、熱を持ちやけどをすることがあるので、
長い間つなぎません。
言ってみよう。
「ショート回路は熱を持ち危険なので長い間つなぎません。」(復唱)
「ショート回路」は、熱を持つので、
やけどをしてしまう危険性がある。
セロテープなどで、固定したがる子が出るが、
使わせないほうがよい。
また、アルカリ電池も大きな電流が流れるため
この場合は、使用せずマンガン電池を使うほうがよい。
(できれば、ほぼ使用済みものが安心。)
指示5:
練習①のほかに
明かりのつく回路を見つけましょう。
見つけたら、ノートに書いて持ってきましょう。
(かんたんな豆電球、どうせん、かん電池の書き方を
黒板に書いて教えるとよい。)
書いて持ってきた子のノートに
丸を付け、黒板に書かせる。
このような自由試行を
飽きるまでやらせる。
*単元の最後に
大切な言葉や実技をしっかり習得させるために
以下の台本を使って、子ども同士で
検定をするとよい。
検定で合格すると、さらに検定者となり
合格の判定をすることができる。
その際に使うのが、以下の台本である。
両面印刷にし、相手に検定画面。
検定者が台本を、見ながら検定を行う。
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