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TOSSランドNo: 7282913 更新:2013年05月08日

日本語補習校での授業づくりの視点


日本語補習校での授業づくりの視点

多くの補習校は、週に一度の授業日である。つまり、日本の学校の一週間分を1、2時間で行うことになる。現地の子どもたちの思考、文化、環境に合わせて、学習を進めることは至難の技である。ただ単に教科書を流すだけでは意味がない。短い時間にどれだけの要素を組み込めるか、毎週葛藤する補習校教員は多い。そこで、特に配慮したい五つの視点を提案する。

<視点1>指導する観点をしぼる
学校、学年で各教科のどの観点に重点を置くか、年間計画に組み込む。自ずとどんな活動や作業を入れるべきか見えてくる。
各単元で、どの観点をにしぼるか検討する。「書くこと」にしぼるのか、「思考・判断」にしぼるのか。観点を精選すると、単元で子どもがどのような作業をして力を付けさせるのかが見えてくるのである。

<視点2> 黄金の3「授業日」を確実に
担任の所信表明はもちろん、ノート指導、現地校を借用しているのであれば、使用する上でのルールなどを厳しすぎるくらいに徹底する。その際、必ず趣意説明を入れる。活動や作業をさせながらどんな風に授業がすすめられ、補習校生活をおくっていくかを理解させていくのである。たがが三日、されど三日である。授業十原則はもちろん外してはならない。

<視点3>発問と作業指示を明確に
中には高学年でも日本語が弱い子、現地校のリズムを引きずりなかなか授業に集中できない子がいる。発問をわかりやすくすることはもちろん、どのような作業や活動で力をつけさせてあげるか指導案に組み込むことが大切である。

<視点4> 漢字指導は空書き 指書き なぞり書きから
勤務校では一時間に多い時で8文字指導することがある。テンポ良く、進めることで脳に効果的に記憶される。家庭で学習するとき、漢字を忘れてしまっても、空書きー指書きーなぞり書きー写し書きをして覚えられることを実感させたい。
アルファベットの文字を普段使う国の子供たちには特に、このように作業を通して言語野を刺激させ、効果的に覚えさせたい。

<視点5>宿題も授業の延長ー家庭学習でも定着をはかるため宿題のポイントを示そう
補習校はそもそも「家庭学習を補習する学校」であるが、昨今形骸化しているのではないか。
授業で学習したことが定着するような宿題、逆に宿題で取り組んだ内容が授業で定着、または活かされるように
計画を立てたい。
お便りで、宿題はどのようなねらいがあるか、どこに気をつけたらよいかを記載して、ねらいをはずさずに
学習を進める手だても一つの方法である。


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