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TOSSランドNo: 2291493 更新:2013年05月08日

カレーライス(6年物語文:光村図書)の主題を考える


物語文「カレーライス」のまとめとして主題を書かせた。
いきなり「書きなさい」では難しい。
そこで、考えるためのフォーマットを与えた。
物語の最後の一文を分析することで、主題を考えさせた。
以下、フォーマットである。

「ぼくたちの特性カレーは、ぴりっとからくて、でも、ほんのりあまかった。」
 この一文を分析する。
 ぴりっとからいということは、〜を表している。
 ほんのりあまいとは、〜を表している。
 つまり、題名の「カレーライス」とは、〜を指している。

主題とは、作者が読者に伝えたかったテーマである。
有名な昔話の桃太郎であれば主題は「正義は勝つ」。
花咲じいさんは「正直者は救われる」といったとこだろう。
カレーライスという題名には、人間関係の善し悪しが投影されている。
作者の重松さんの表現技法が実にたくみだなと思う。
上記のフォーマットを使って書いた作文を紹介する。
 

「ぼくたちの特性カレーは、ぴりっとからくて、でも、ほんのりあまかった。」
 この一文を分析する。
 ぴりっとからいということは、人との関係においてまだ少しおこっていることを表している。
 ほんのりあまいとは、人との関係において少しうれしいことが起きている状態を表している。
 つまり、題名の「カレーライス」とは、人とのつながりは、カレーのように、ぴりっとからくて、ほんのりあまいこともあることを指している。

カレーライスの甘い辛いが、人生には酸いも甘いもあるということを暗喩(直接にたとえるのではなく、間接的にたとえていること)している。
6年生ならその暗喩についても理解できるだろう。
11年間の人生経験で両方味わってきただろうから。
もう少し解釈を加えるならば、人生は辛いも甘いも両方あるからいいのだと思う。
甘過ぎても、辛すぎてもカレーはおいしくない。
両方が混ざっているからおいしいと感じる。
甘いだけの人生であれば、世の中の厳しさを知らず一面的な見方しかできなくなる。
また、辛いだけの人生であれば、自信をなくし、周りの顔色ばかりうかがうようになってしまうだろう。
両方がほどよくあることが、人生におけるバランスがうまくとれることにつながるのだと思う。


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