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TOSSランドNo: 7120205 更新:2012年10月26日

取りかかりを早くしたいときの有効な方法


 子どもたちの取りかかりが早くなれば、何をするにしても効率的になる。
 書いたり、発表したりする時間が増えるだけでなく、授業全体のマネジメントも、スムーズになる。
 それらの相乗効果で、子どもびしばしと鍛えられるようにもなる。

 しかし、取りかかりが早くなるように指導を続けても、思ったように上手くいかないときがある。

 たとえば、次のように言う。
「まだの人、立ちなさい。できたら座りなさい。」

 これは、指示したものそのものへの追いこみ(圧力)を加えるという方法である。
 多くの学級ではこれで通用する。
 しかし、それが通じないときもある。

 追い込まれる、早くしないと恥ずかしいという感覚が自覚しにくいのかもしれないし、発達段階の問題なのかもしれないし、個人の特性なのかもしれない。

 あるときに、効果のある方法を見つけた。

「算数の教科書56ページを開きなさい。」と指示したとき、やんちゃなA君に聞いた。

「A君、この後先生なんて聞くと思う?」

 A君はすかさず答えた。
「まだの人、立ちなさい。」

「そう!正解。もうすぐ言いますよ。『まだの人立ちなさいって。』」

 これは効いた。
 いつもは遅い子が行動を急いでいた。

 ノートに式と答えを書くときも同様に聞いた。A君は言う。

「まだ書いていない人、立ちなさい。」

 大いにほめる。
「そう。すごいなあ、A君は先生の言う事が分かるんだな。」

 その間に、B君、C君もノートに書いていた。答えを写していた。
 反応が遅い、直接刺激でないと難しいのかと思っていたが、思わぬところで効果があり、驚いた。
 
 しかし気をつけておかなければならないことがある。
 

立たせる場面を選ぶ

 立たせることが、その子自身のセルフエスティーム(自己肯定感、自尊感情)を低下させるのであれば、やらないほうがいい。
 あくまで、立たせることによって、効果が期待できるときのみに活用したい。

 向山氏の授業CDでも同様の場面があった。
 次のように言う。

「写すのもお勉強のうちです。1番いけないのは…。」
すると、子どもが続けて言う。

「何もしないことです!」
 これがほどよい緊張感になっていることが伺える場面だ。


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