制作者 | 梶田沙織 |
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学年 | 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高校 |
カテゴリー | 国語 算数・数学 理科・科学 社会 音楽 技術・家庭 図工・美術 体育・保健 外国語活動・英語 道徳 特別活動 総合的な学習の時間 学級経営 その他 |
タグ | しかる つかみ ほめる やる気 低学年 子ども掌握 巻き込み 怒る |
推薦 | TOSS岡山サークルMAK |
修正追試 | 子コンテンツを検索 |
早く準備している子をほめて、チャイムと同時に授業を始める チャイムが鳴ると、すぐに準備をして待っている子をほめる。
「○○さん、もう準備ができているね!」
「もうノートを出している人。えらい!
花丸を書いておきなさい。」
たとえ数人しかいなくてもかまわない。
そのまま授業に入る。
遅れてきた子は注意されなくても、自然に授業に入ってくる。
一人の子を注意するのではなく、全体への指示をする。
おへそををこちらに向けなさい
まだ向いていない子がいたら、次のように言う。
まだ5人が向いていません ここで、クラスに緊張感が走る。
ここまで、怒らずに淡々と言う。
さらに、次のように詰める。
まだ見ていない人がいます 全員が教師の方を向くまでゆずらない。
全員がそろったら、すかさずほめる。
テキストを記入して下さい
よく向けましたね。
これからは、先生が話をするときは必ずこちらを見ます。今のようにするのです。
この指導を毎日毎日繰り返していくことで、子どもたちはできるようになる。
がんばっていることをほめることで、効果が上がる。
しかし、毎日同じ指導やほめ方では、子どもたちは「またか」と思って、聞かなくなってくる。
そこで、ほめ方のレベルアップを図る。
まずは、よい姿勢の子をほめる。
「○○さん、背筋がピンとのびて、気持ちがいいね。」「△△さんの姿勢、日本一!」
と大きな声でほめる。
その声を聞くと周りの子が姿勢を正すようになる。
続いて、姿勢が悪かった子がそわそわしながら姿勢をよくする。
そこですかさず、
いい姿勢になったね!
とほめる。
次の時間もよい姿勢が続いていたら、ほめまくる。
しかし、たいてい次の時間になると、姿勢が崩れていることが多い。
「さっき言ったのにまたよい姿勢ができていない人がいる!」と怒ってしまいがちだが、淡々と同じことを言う。
おへそをこちらに向けなさい。
姿勢がよくなったら、次のように言う。
すごい!□□さん。さっきは50秒だったのに、10秒になったよ!
最初との変化を具体的にほめる。
「おへそをこちらに向けなさい。」と言われなくとも、こちらを向くことができたら、大げさにほめる。
ちゃんと向いている。
えらい。何も言っていないのに、こちらを向
くことができているね。すごいね!
ほめる視点をもち、淡々と指示を出す。
子どもの変化を見逃さずにしっかりとほめてあげることで、子どもを掌握できる。
いつも姿勢が悪い子やあまり発表をしない子が頑張ったときには、授業が終わった後、ほめるようにする。
「とってもいい発表だったよ」
「よく話が聞けていたね。うれしいよ。」
ほめた後の授業の始まりは、スムーズだ。
集中力が欠けている子どもには、例えば次のようにすればよい。
授業の直前にその子に教科書を借りる。
「ありがとう」と言いながらその子に返し、
「教科書を出しなさい」と全員に言う。
「○○さん、一番!」
と、さっき借りた子をほめる。(さっき返したので、出ていて当たり前である)
ほめられれば、うれしさと同時に授業にやる気がわいてくる。
授業が終われば、その子を呼んでほめる。
ほめるための環境作りをすることも、教師の役割である。
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