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TOSSランドNo: 2136482 更新:2013年01月25日

男女がしっかりと手を握る法則化流肝試しの極意その3


男女がしっかりと手を握る法則化流肝試しの極意その3

Kimodamesi-111

先生方のことだから、肝試し様にいくつもの「恐い話」を準備なさっていることだろう。
では、その「恐い話」は、どのように子ども達に話しているだろうか。
全部話し終わってから最初の組をスタートさせるというのは、あまり面白みがない。
そこで、……。

 私なら、1分~2分程度で1つづつの山場を作る。
そして、その山場が訪れる直前に、1組ずつ、出発させるのである。
丁度、NHKの朝の15分ドラマのような感じだ。
「さあ、何かが起きるぞ!」といったところでスタートがかかるから、子ども達は
その続きがどんな恐い話なんだろうと気になりながら歩き始めるのだ。
想像を巡らせる時ほど、脳みそが活性化する時はない。
思いっきり恐い内容を思い浮かべて歩き始める。

 そこにポイントがある。
こうすれば、たいていの場合、子ども達は一緒にいく子の手を離すことはない。

……、それで部屋に入った彼は、余りの様子の変化にハッと息を呑んだ。

………………じゃあ、ゆうた君、みほさん、行こうか。

といった具合である。
ペアは予め決まっている。
入浴の順番待ちの時など、数分間の「何もない」時間がある。
そのときに「肝試しの順番を決めようか。」といって、くじ引きをさせておくのだ。
全組が引き終わったら、「これで決まった。有り難う。」といって
おもむろに子どもの部屋を出てしまう。
引くだけ引いて、発表しない。
「先生、僕、何番?」などと聞いてくるから、
「うん?行けば分かるよ。」と言って、その場で発表しないのがミソ。
これでますます子ども達は緊張する。
「最初は誰かな?」
「自分が最初だったらどうしよう!」
                           

 肝試しは、怪談の進行と共に進められる。
順番を発表されたゆうた君とみほさんは、担任に背中を押されるように
ちょっと奥まったスタート地点に向かう。

 並んで立っている2人。
担任はその2人の後ろに立つ。3人とも、暗闇に向かっている格好だ。
そして、2人の肩をたたく。

もう、絶対に後ろを振り返ってはいけないよ。
ゆっくり20まで数えたらスタートするからね。

言う。
そのまま、1、2、……と、担任はゆっくり数を数え出す。
10まで数える頃になると、足が震える子どもが出てくる。
2人の間がグッと狭くなる。

……10。ゆっくり息をして……。
11、12。気を付けて行ってくるんだよ。
13、14。さあ、手をつないで。
15、16。しっかりと。離しちゃいけないよ。
17、18。ゆうた君、しっかりと守ってあげるんだよ。
19、20。さあ、行っておいで。

結果は、というと、大成功である。
みんな、もちろん、あのヤンチャ坊主でさえ、さっと手をつないだ。
小指だけつなぐ、相手の服を引っ張るなんて子は、1人もいなかった。  
しっかりとつないだ。

 途中に構えていた写真屋さんの話でも、どの組もしっかりと手をつないでやってきた
そうである。
中には、男の子が悲鳴を上げ、女の子に「大丈夫よ。」などとなだめられているペアも
あったそうだ。

 このような実践を、向山氏は次のようにまとめている。

 このような小さな技術、やり方、そんなことが、実践の場では、1人1人を
 生かしていくのである。

 アマには見えない技術である。

※補足

 このやり方では、最後の最後に出るペアは、周りに誰もいない状況でスタートする。
 しかも、この組だけは、怪談を最後まで聞いてから出ることにもなる。
 くじ引きによっては、とんでもなく心臓の弱い子がここに当たることになる。
 (たいていは、そういうことになることになっている。)
 夜、体温の測定で37℃だの38℃だのということにならないためにも、
 場合によっては、くじ引きの結果を、多少、操作した方がいい場合もあり得る。


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