制作者 | 前川善治 |
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学年 | 小4 |
カテゴリー | 国語 |
タグ | ウナギのなぞを追って 紹介文 |
推薦 | TOSSオフサイド青森 |
修正追試 | 子コンテンツを検索 |
*「きょうみをもったところを中心に、しょうかいしよう」(教科書P82~P83)を音読した後、以下の発問をした。
発問1:
原さんの紹介文の続きを書きます。
紹介文を書く時は、最初に何を書けばいいのですか?
*指名して答えさせ、「どんなお話なのか」を書けばよいことを確認した。
指示1:
ノートに写しなさい。
*教科書の紹介文の「なんの話か」の部分を読み上げながら板書した。
*適当なところまで板書した後、「ここまで書けた人?」と聞いて書けた子に挙手させて、早く書いている子をほめた。
*「なんの話か」の部分を書き終わった子(先着5名程度)にノートを持って来させて、きれいに書いているかどうかをA・B・Cで評定した。その後、書き終わった子に写し終わった文を読ませたりして時間調整をした。
発問2:
次に何を書けばいいのですか?
*指名して答えさせ、「要約」を書けばよいことを確認した。
指示2:
ノートに写しなさい。
*教科書の紹介文の「要約」の最初の2文を読み上げながら板書した。
指示3:
この続きを書きます。いきなり全部を要約するのは難しいので、まず、5段落、6段落を70~80字で要約します。
「ウナギがたまごを産む場所は、」から書き初めて、1文か2文で要約します。
書けたらノートを見せに来なさい。
*板書した原さんの紹介文に続けて、書き出しの言葉「ウナギがたまごを産む場所は、」と指定した文字数「70~80字」を板書した。
*書いた要約文が変だった時や指定した文字数を超えた時などは消しゴムで消さずに、線を引いて消して、その隣に新しく書き直すよう指示した。
*一人で書くのは難しい子もいるので、隣の子と一緒に考えてもよいこととした。
*ノートを見せに来た子の要約文を10点満点で評定した。評定の観点は以下の3つ。
(1)「ウナギがたまごを産む場所」「海流をもっとさかのぼった先」「およその見当がつきました」の3つのキーワードが入っているか?
(2)5段落、6段落の要約文として妥当な内容であるか?
(3)文章として正しいか?
*10点の子には要約文の続きをどのようにまとめるとよいか考えて待つよう指示し、10点にならなかった子には、再度、要約文を書いてくるよう指示した。
*要約する範囲が広いためか難しいようだったので、ヒントとして「およその見当がつきました。」で終わるよう要約するとよいことを教えた。
*ここで時間となったため、書けなかった子に板書した教師の要約文を写すよう指示し、写し終わった子から休み時間とした。
*翌日、教材文の音読、語句の意味調べを行なった後、発問3から授業を始めた。
発問3:
7段落にとっても大切な文があります。
この文の後から、調査が次の段階に入ったことが分かる文です。
どの文ですか?
*挙手させて答えさせ、7段落の第1文、「1994年ごろ、調査グループでは、…。」であることを確認した。
指示4:
ノートに写しなさい。
*7段落の第1文を読み上げながら板書した。
指示5:
7段落~10段落を80~90字で要約します。
「そして、」から書き初めて、1文か2文で要約します。
書けたらノートを見せに来なさい。
*指示4で板書した文章の後に、段落を変えて、書き出しの言葉「そして、」と指定した文字数「80字~90字」を板書し、指示3と同様に要約文を書かせた。
*ノートを見せに来た子の要約文を10点満点で評定した。評定の観点は以下の3つ。
(1)「『海山の近く』『新月のころ』という二つの予想」「ウナギがたまごを産む場所」「たどりつくことができた」の3つのキーワードが入っているか?
(2)7~10段落の要約文として妥当な内容であるか?
(3)文章として正しいか?
*10点の子には教科書を読んで待つよう指示し、10点にならなかった子には、再度、要約文を書いてくるよう指示した。
*要約する範囲が広いためか難しいようだったので、ヒントとして「そして、…結果、…たどりつくことができたのです。」と要約するとよいことを教えた。
*それでも書けない子も多かったので、板書した教師の要約文を写すよう指示した。
一九三〇年ごろ、たまごを産む場所をさがすちょうさが始まりました。三十年以上すぎた一九六七年、五十四ミリメートルのウナギの赤ちゃんが見つかりました。ウナギがたまごを産む場所は、ウナギの赤ちゃん(レプトセファルス)が見つかったところから海流をもっとさかのぼった先にあると考えられることから、ウナギがたまごを産む場所のおよその見当がつきました。
一九九四年ごろ、調査グループでは、これまでの調査で分かったことを、もう一度整理することにしました。
そして、「海山の近く」「新月のころ」という二つの予想にもとづいて調査を続けた結果、二〇〇五年八月七日、ついにウナギがたまごを産む場所にたどりつくことができたのです。
このように、長い苦労の末、たまごを産む場所は見つかりました。
*授業者は「要約」の部分を上記のようにまとめた。
発問4:
最後に何を書けばよいのですか?
*指名して答えさせ、「感想」を書けばよいことを確認した。
指示6:
ノートに写しなさい。
*教科書の紹介文の「感想」の部分を読み上げながら板書し、ノートに写させた。
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