TOSSアンバランス福島 三瓶まゆみ
4列に整列させた後、いきなり次のように言う。
指示1:
今から準備運動をするので、目を閉じなさい。
「えーっ!」
子ども達はこの一言で相当びっくり。それを無視しながら、続けて指示する。
説明1:
ドキド鬼という手つなぎ鬼をします。
ルールは普通の手つなぎ鬼ですが、鬼は先生が決めます。
先生に頭をさわられた人が鬼です。
鬼は、6人に1人を目安とする。
私の学級は22人なので、3人が鬼。
指示があるまで絶対に目をあけないこと、動かないことを約束させる。
教師は子どもの頭を、後ろから確実にさわる。
子どもはずっとソワソワ・ドキドキ。
1つは、「自分が鬼になるんではないか」という不安。
もう1つは、「まわりに鬼がいたらどうしよう」という不安。
まわりを歩きながら、おごそかに言う。
今、1人決まりました。
3人決まったところで、前にもましておごそかに言う。
鬼が全員決まりました。
となりの人が鬼かもしれないぞ~。
子どものドキドキは最高潮。
指示2:
じっとしたままで、ゆっくりと目をあけなさい。
先生が2回笛を鳴らします。
1回目はスタート。2回目は終わりの笛です。
終わりの笛が聞こえたら、今並んでいるように並びなさい。
笛を鳴らしてスタート。時間は1分以内。
この間に動きの少ない子を見つけ、次の回の鬼候補にすることを頭に置きながら、観察する。
笛を鳴らして1回戦終了。
指示3:
みんなよくがんばったね。
くたびれちゃったから、前から静かに座ろう。
全員座ったことを確認してから次の指示をする。
説明2:
今度は座ったままからスタートするよ。
目を閉じなさい。
鬼の数を4人にします。
さっき鬼だった人がまた鬼になるかもしれません。
この後は1回目と同じことをすればよい。
これで終わり。
3回以上すると、子どもが疲れすぎて、ウォームアップにならない。
1回すごい!ボタンが押されました