TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/09/21 現在)

21653
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 8448688 更新:2013年01月14日

国字


国字には、日本と中国の自然環境や文化の違いがあらわれている。
国字のできたわけやいろいろな国字を知ることによって、国字に興味を持つとともに、
国字を作り出した日本人の知恵に気づくことができる。

<準備物>
・PC ・プロジェクター ・サイト(サイトが必要な方は、画面下の「連絡先HP」からメールでお知らせください) ・漢字辞典
*サイトの下半分をクリックすると次に進み、上半分をクリックすると戻ります

1,音読みと訓読み

発問1:

今から2000年くらい前、中国から日本へ、漢字が伝わってきました。その中に「山(サン)」という漢字がありました。この漢字を、日本人は何と読みましたか。

・やま

発問2:

「花(カ)」という漢字も伝わってきました。この漢字を日本人は何と読みましたか。

・はな

発問3:

では「川(セン)」という漢字は、なんと読みましたか。

・かわ

指示1:

「サン」や「カ」、「セン」のように中国から伝わった読み方、つまり中国での発音を音読み、「やま」「はな」「かわ」のように日本語での読み方を訓読みといいます。全員で言ってみましょう。

・何度か繰り返して言わせる

説明1:

日本人はこのようにして、漢字をとりこんでいきました。

2,国字のできたわけ

発問4:

ところが、困ったことがおきました。「はたけ」を表す漢字が中国にはないのです。中国では、畑も田んぼも同じ漢字で表すのです。何という漢字だと思いますか。1年生で習う簡単な漢字一文字です。

・ノートに書かせて発表させる

発問5:

漢字の生まれたこのあたりは雨が少なく、田んぼはあまりなかったと考えられます。それで中国では、田んぼも畑も「田」で表しているのです。では、「はたけ」を表す漢字がないので、日本人はどうしたと思いますか。

・漢字を作った
・ノートに「はたけ」という漢字を書かせる

説明2:

このように、日本で作られた漢字を『国字』といいます。みんなでいってみましょう。
今日はこの国字のお勉強をします。国字は日本で作られたため、訓読みしかありません。

発問6:

いくつか、代表的な国字を紹介します。山をのぼっていって、そこを過ぎれば下りになるところです。

・とうげ

発問7:

昔の人が着ていました。

・かみしも

発問8:

風に舞うものです。

・たこ

発問9:

木を枯らすような風です。

・こがらし

発問10:

風が止まった状態です。

・なぎ

発問11:

道が十字のかたちに交差したところです。

・つじ

2,多く作られた国字

発問12:

さて日本人は、これ以外にも、いろいろな国字を作っていきました。虫の名前です。何と読むでしょう。

・ノートに書かせる
・かみきりむし

発問13:

魚の名前です。何と読むでしょう。

・ノートに書かせる
・いわし

発問14:

鳥の名前です。なんと読むでしょう。ヒント、花の咲く頃やってくる鳥です。親指姫に出てきます。

・ノートに書かせる
・つばめ

発問15:

ではこの虫と魚と鳥の中で、一番国字が多いのはどれだと思いますか。ノートに書きなさい。ヒントは漢字の生まれたところです。

・挙手で確認し、理由を聞く

説明3:

答えは魚です。漢字が生まれたところには、海がありませんでした。そのため、魚に関する漢字があまりないのです。ですが日本は周りを海で囲まれているため、魚の名前がたくさんあります。それで魚の国字がたくさん作られたのです。

指示2:

それでは魚の名前クイズをいくつか出します。ノートに書いていきましょう。

・ヒントを出しながら考えさせる。

説明4:

このように、国字には日本人の知恵がたくさん、つまっているのです。

3,国字探し

指示3:

では、今から漢字辞典で国字を探します。辞書で調べると、このように「国字」と書いてあります。なるべくたくさん見つけて、ノートに書きましょう。

・魚へんや木へんを中心に、国字を見つけさせる
・子ども用の漢字辞典には、「国字」と書いていないものもある。大人用の辞書も用意しておくとよい。

 《参   考》   
1,「図説 日本の漢字」         小林芳則著      大修館書店
2,「国字の字典」             東京堂出版
3,「日本の漢字」             中田祝夫 林史典  中公文庫
4,「漢字百話」               白川静         中公新書
5,「文字逍遥」               白川静         平凡社


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド