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TOSSランドNo: 5943974 更新:2013年01月07日

黄金の三日間 学級生活を安定させる仕組みのつくり方


1 学級の仕組みをイメージする

 TOSS代表向山洋一氏は,以下のように述べている。

 大切なことは,何かというと,始業式からできる限り早い時期に組織するということである。
 遅くても1週間以内,できれば三日間で組織してしまうことである。
 これは,どれだけ強調してもしすぎることはない。
 初めて出会った子どもたち,緊張して静かである。新しい担任,新しい学年に期待している。
 この時なら,担任のいうことを素直に聞く。この間に組織してしまうのだ。
 組織すると、クラスの動きはスムーズになる。
 動き方,ルールが決まっているので,誰でも身を処していける。
 心地よい流れが生まれるのである。
  向山洋一著『教え方のプロ・向山洋一全集 4 最初の三日で学級を組織する』(明治図書)より引用

 では,どのように組織すればよいのだろうか。それは,以下のことをイメージすればよい。

「担任がいないでも一週間子どもが生活できる」状態

 こう考えると,イメージができる。例えば,様々な仕事をする係りが必要であることがわかる。では,どのような係りが必要になるだろうか。黒板を消す係りはいるだろう。配達をする係りもいるだろう。このようにして,具体的にイメージをしていくのである。こういった子どもの活動は,大きく三つに分けることができる。以下の三つである。

一 学級を維持するため、毎日定期的にくり返される仕事で、一定の人数が必要なもの。
   (例)掃除当番、給食当番
ニ 定期・不定期にかかわらずくり返される仕事で、少人数でよいもの(創意工夫をあまり必要としないもの)
   (例)黒板係り、配達物の係り、落し物係り、など
三 学級生活を豊かにするために必要な組織(=文化・スポーツ・レクリエーション三分野の係り)
   (例)集金係り、スポーツ係り、新聞係り
      向山洋一著『教え方のプロ・向山洋一全集 4 最初の三日で学級を組織する』(明治図書)より引用

 この中で,早めに決めたいのは、「一」と「ニ」である。「一」については,学校ごとでやり方は様々である。
 そこで,今回は「ニ」についてくわしく述べる。

2 一人一役で仕事を分担する

 自分の学級にはどんな係りが必要か,書き出してみることをおすすめする。 例えば,以下のようなものが考えられる。

①窓開け係り ②電気係り ③黒板係り ④健康観察係り ⑤配達係り 
・・・

 これらの係りを,子ども達に分担させる。では,どのように分担すればよいのだろうか。おすすめは,以下である。

一人一役

 一人に一つの係りを任せることで,責任感を育てることができる。また,クラスでの存在感をつくることができる。
 この場合,クラスの人数が40人なら,40人分の係りをつくる必要がある。たいへんだが,黒板係りを1時間目担当,2時間目担当に分けたり,配達係りを複数名にしたり,工夫すれば大丈夫である。
 また,先生の給食準備係りなど,「こんな係りがあったらいい」と思うものをどんどん係りにすればよい。
 例えば,こんな係りがあったら便利ではないだろうか。

①ソート係り    提出物を名簿順に並べかえる
②係りチェック係り 仕事をしていない係りの子に声をかける
③お手伝い係り   休んだ係りの子の仕事を代行する
④肩もみ係り    先生の肩をもむ

 クラスの実態に合わせて,必要だと思われるものはどんどん係りにすればよい。必要がなくなった係りは,係り替えの際になくせばよい。
 決め方は,その係りをしたいものの希望制である。複数名いる場合は,じゃんけんで決めればよい。

3 チェック機能で活動を促進する

 やらせっぱなしでは,次第に活動は停滞してしまう。そこで,誰がきちんと活動をしていて,誰がしていないのか,チェックをする必要がある。チェックは,できるかぎり簡単なものがよい。例えば,仕事をしたらマグネットを移動する,帰りの会にしたかしないか挙手させる等である。


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