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TOSSランドNo: 6888918 更新:2013年01月07日

できない子をできるようにする 算数授業5つのポイント


1 算数授業5つのポイント

 できない子ができるようになるために,大切にしたいポイントは,以下の5つである。

(1)教科書を使う
(2)基本型を示す
(3)言葉を削る
(4)細分化する
(5)ノート指導をする

 以下に,この5つについてくわしく述べる。

(1)教科書を使う

 教科書は,優れた教材である。
 教科書は,指導要領改訂のたびに厳しい検定を受けている。検定を合格するために,数値,問題配列,挿絵にいたるまで考え抜いている。そういったことを何度も何度もくぐりぬけたものが,現在の教科書である。
 優れた教材である教科書を使うことの最大の利点は,以下の点である。

授業が安定する

 また,子どもは,学習の見通しをもつことができる。勉強が苦手な子にとって,これほどありがたいことはない。

(2)基本型を示す

 教科書には,概ね「基本型」が示されている。「基本型」とは,以下のものである。

次の練習問題に応用可能な考え方・解き方

 「基本型」は、式・図・数直線と多様である。もちろん「基本型」は,教科書のすべてのページにあるわけではない。「基本型」がないページでは,教師が「基本型」をつくり,示さなければならない。
 「基本型」は,以下のようにして子どもに理解させる。

(3)言葉を削る

 ADHD(注意欠陥多動性障害)等,軽度発達障がいのある子どもの発現率は,日本人では6%程度といわれている。40人学級なら,2人から3人である。軽度発達障がいのある子どもの特徴の1つに,ワーキングメモリーが少ないということがある。ワーキングメモリーが少ないと,一度にたくさんのことを言われても理解できないのである。こういった子どもは,例えば,「算数の教科書の45ページを開いて、丸3の問題を全部やってもってきなさい。」と言われても理解できない。言葉を削り,シンプルな指示にすることで理解することができるのである。例えば,「教科書45ページを開きなさい。」「丸3の問題を全部しなさい。」と指示を分け,1つ1つの指示を短くするのである。

(4)細分化する

 難しい問題も,分ければ分かるのである。例えば,以下のような問題があったとする。

1mの10分の1は,0.1mです。0.1mの10分の1は何mですか。また,それは何cmですか。

 この問題の場合,例えば,以下のように細分化して解かせる。

発問1:

1mを10個に分けた1つ。これは何mでしょう。

発問2:

0.1mは何cmでしょう。

発問3:

0.1mをまた10個に分けます。この1個分。0.1mの10分の1は何mでしょう。

発問4:

0.01mは何cmでしょう。

(5)ノート指導をする

 見やすいノートを書かせることで,うっかりミスが無くなる。見やすいノートのポイントは,以下の4点である。

①日付・ページ・単元名・問題番号が書いてある
②たっぷりとした余白がある(横「指2本分」縦「1,2行」)
③線を引くとき,ミニ定規を使っている
④くっきりと大きな数字が書けている

 この4点を教え,機会をつくりノートを評定(A・B・C等)するとよい。


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