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TOSSランドNo: 1214234 更新:2013年01月05日

八の字跳びは1分間に120回をこえられる


 1985年に6年生で指導を行い、110回を超えた。その後も指導修正を行いながら、高学年で120回を超えるようになった。本実践は、5年間の取組を、6の観点と20の指導ポイントにまとめたものである。
 内容は、以下のようになっている。
1 跳ぶ子どもへの指導      … ポイント1~10
2 長縄を回す子どもへの指導 … ポイント11~14
3 記録をのばす指導       … ポイント15、16
4 男女が仲良く活動する工夫 … ポイント17、18
5 場の設定             … ポイント19
6 初期の指導における工夫  … ポイント20

1 跳ぶ子どもへの指導

指導ポイント1
 長縄を回す人(A)のそばから入り、もう一方の回す人(B)のそばを通り抜けることができるようにする指導。

この動きがなめらかにできるようにするために、カラーコーンを4個設置する。

Img001

指導ポイント2
 カラーコーンを4個置いても、Aを出発後、Bのそばを通過できない子どもへの指導。

カラーコーンを2個設置する。(下図)
まず、子どもがAのそばを出発してBのそばを通過するとき、教師は(T2)に立ち、Bのそばを通過できるように導く。
次に、子どもがBのそばを出発してAのそばを通過するとき、教師は(T1)に立ち、Aのそばを通過できるように導く。

Img002

指導ポイント3
 長縄に入るタイミングをつかむことができるようにする指導。

入るタイミングをつかむために、「回っている縄が地面に着いたら、入りましょう」と伝える。

指導ポイント4
 長縄に入るタイミングを伝えても、タイミングのつかみにくい子どもへの指導。

「回っている縄が地面に着いたとき、先生が『はいっ!』と言います。『はいっ!』の合図で入ります」と伝える。

指導ポイント5
 長縄に入るタイミングを伝えても、こわがって、調子よく入ることができない子どもへの指導。

子どもがAのそばを出発するとき、教師が(T1)に立つ。
長縄が地面に着くと同時に、教師は、右手で子どもの背中を押してあげる。
子どもがBのそばを出発するとき、教師が(T2)に立って、左手で押してあげる。
最初は片手にかかる圧力を感じるが、だんだん軽くなっていく。
これを繰り返すうちに、子どもは、自分から長縄に入ることができるようになる。

Img003

指導ポイント6
 長縄に調子よく入ることはできるが、中央でタイミングよく跳べない子どもへの指導。

長縄を回す2人が、立てた片膝の高さ辺りに長縄をピンと張る。(※学級の実態に合わせて、膝と足首の間で調整するとよい)
跳ぶ子に、「長縄の真ん中を進みながら跳びましょう」と伝える。(下図)

Img004

指導ポイント7
 長縄の中で跳ぶことはできるが、進みながら跳べないため、2度目に回ってきた縄に当たってしまう子どもへの指導。

指導ポイント6のとき、次のように伝える。
「左足で踏み切る人は、右足で着地しますね。そのあとすぐ、左膝を前に突き出してから進みなさい」

指導ポイント8
 長縄の中で跳ぶことはできるが、跳ぶ高さが低いため、ひっかかりやすい子どもへの指導。

指導ポイント6のとき、次のように伝える。
「縄を跳ぶときに、膝を胸にひきつけなさい」(上図を参照)

指導ポイント9
 長縄の中で跳ぶことはできるが、腕を横に広げてしまい、縄に手が当たって引っかかる子どもへの指導。

指導ポイント6のとき、次のように伝える。
「縄を跳びこすときに、両手のにぎりこぶしを胸に当てなさい」(上図を参照)

指導ポイント10
 片側に並ぶ人数が10名余りになった場合、並んで待つ時間がかかるため、集中力のなくなる子どもへたちの指導。

「自分の右手を前の人の右肩に置いたまま、前へ進んでいきます。前の人が縄を回す人の横まできたら、手をはなしなさい」と伝える。
集中力がついてきたら、この練習をする必要はない。

Img005

2 長縄を回す子どもへの指導

指導ポイント11
 友達にとって跳びやすい長縄の回し方ができるようにする指導。

跳び方に慣れてくると、長縄を回すスピードが速くなってくる。
このとき、跳ぶ子どもたちにとって跳びやすい縄の回し方を伝える。
「パシンパシンと縄を地面にたたきつけるように回しなさい」
縄が上を回っているときは比較的ゆるやかで、地面に着くときは速くなるというイメージだ。
こうすることで、跳ぶ子どもたちの動きにリズムが生まれる。

指導ポイント12
 長縄に入ってから出て行くまでの距離をできるだけ短くする指導。

回す距離は、最初、5m程度から開始する。
跳ぶ子どもたちの動きがなめらかになるにつれて、距離を縮めていく。
最終的には、2m程度が適度な距離である。

指導ポイント13
 回す距離を縮めていくとき、縄の長さについての指導。

「縄が地面に着くとき、地面にたたきつけられる程度の長さにしなさい」と伝える。

指導ポイント14
 回す距離を2mまで縮めたときの縄の長さの指導。

私の経験則だが、回す縄は245㎝くらいが適度な長さである。

3 記録をのばす指導(※ 教師が背中を軽く押せば全員が跳べる段階なら、実施可能)

指導ポイント15
 1分間に跳べる回数を計る。

この活動を毎回繰り返すことで、日を追うごとに、子どもたちは上達していく。

指導ポイント16
 体育の時間に行う場合は、1分間に計る機会を(例えば3回分というように)決めておく。

決めておくから、子どもたちも限られた機会で記録をのばそうと、集中力が高まる。
今日は、調子が悪いからといって、「先生、もう一回」と子どもがねだっても、いさぎよく終えることが大切だ。

4 男女が仲良く活動する工夫

指導ポイント17
 長縄を回す2人組は、男女のペアにする。

長縄を回す男女のペアを何組がつくる。
日替わりのペアでやっていく。

指導ポイント18
 跳ぶ子どもたちの順番を男子、女子、男子、女子…と交互に跳んでいくように列をつくる。

たったこれだけのことだが、男女が協力して記録をのばしたという意識を高めることができる。
八の字跳びは、学級づくりの一環なのだ。

5 場の設定

指導ポイント19
 できるだけ記録がのびやすい場所で行う。

運動場と体育館、どちらの記録がのびやすいか。
体育館である。
長縄が回しやすいので、跳ぶ子と回す子との間に、リズムが生まれる。

6 初期の指導における工夫

指導ポイント20
 長縄の一方を教師が回してあげる。

子どものレベルを考えて、どの程度の速さで回せばよいか瞬時に判断できるからだ。
指導ポイント3を行っても長縄に入れない子がいた場合は、教師がAの位置なら、右手で縄を回しながら「はいっ!」「はいっ!」と声をかけていき、左手で背中を押してあげるとよい。
こうすることで、跳ぶ子どもたちは、縄に入るタイミングが体感できるようになる。

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