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TOSSランドNo: 6320352 更新:2013年01月06日

はじめての「コンパス」指導


新学習指導要領改定により、コンパスの指導が4年生から3年生に移行した。
正しい選び方、使い方を指導して、きれいな円をかかせたい。

4年生担任の時に、コンパスの指導をした。
なかなか上手に扱うことができなかった。
新指導要領から、3年生に指導する。
4年生より手先は未熟だが、コツさえつかめば、きれいな円がかける。

1.コンパスの「選び方」のポイント

まず、使えるコンパスであるかどうかを確認しないといけない。
3年生だからということもあり、コンパスなら何でもいいと思われがちである。
兄や姉の使えなくなったお古を使っている子もいる。
次のようなポイントで選ぶ。

1.100円ショップのものではなく、メーカー品を。
2.兄弟のお下がりの場合は、ねじが緩んでいないか、正しく円がかけるか確認を。
3.シャープペンシル式ではなく、鉛筆式を。

このとき、趣意説明が必要である。
「できるなら、次のようなコンパスを選ぶように」と話をしておく。

 コンパスは、使うのが難しいので、できたら100円ショップではなくて、メーカー品のいいものをいものを買ってもらいましょう。いいものといっても、大人が使う製図用は難しいので、普通の文房具コーナーで売っている子ども用が使いやすいです。

 100円ショップでは、便利な物がたくさんあります。先生も100円ショップのコンパスを使ったことがありますが、ねじがゆるゆるになって、きれいな円がかけなくなりました。

 あと、兄弟のお古を使っている人もいます。大事に使うのは、とってもいいことです。でも、もしかしたら、古くなってぐらぐらで、何回かいてもきれいな円がかけないこともあります。きちんと使えるか、念のため試しておきましょう。

 それから、正確な円をかこうと思って、シャーペン式のコンパスを持ってくる人もいます。大人はシャーペン式だとうまくかけるのですが、みなさんは、まだ慣れていないので、鉛筆式の方がうまくかけます。なぜかというと、鉛筆式だと失敗した線を、消しゴムできれいに消せます。それに線が太いので、かき始めとかき終わりがぴったり合わせやすくなります。
 これがシャープペンシルだと、失敗したとき、なかなか線が消えないし、ノートに線が筋のように残ってでこぼこになり、ものすごく汚くなります。それに、芯がすぐに折れて、直しているうちに、勉強についていけなくなってしまいます。

 無理でなければ、今先生がお話したことに気をつけて、コンパスを選びましょう。

2.コンパスの「使い方」のポイント

(1)下敷きをはずす

針を立てるので、下敷きをはずし、算数ノートを開いたページの上で使うよう指導する。
テストのときは、机や下敷きの上ではずべってしまうので、国語のノートを出して下に敷かせた。

(2)あしをもたず、持ち手だけを持つ

夢中になって、コンパスのあしをもって円をかこうとすることがある。あしをもつと、コンパスが開いてしまい、きれいな円がかけなくなる。また、片手は持ち手を持っているが、もう片手であしをおさえている場合もある。やはりコンパスが開き、円がゆがんでしまう。
次のように指導する。

1.円をかくときは、片手で持ち手だけを持つ。あしには絶対さわらない。
2.針を立てる。
3.定規で半径の長さを決める。
4.鉛筆の方を紙におろす。
5.コンパスを進行方向に倒しながら、くるりとまわし円をかく。
  このとき、指をねじる感じで、持ち手を回す。

書き始めは、

1.右利きの子は時計でいう「4時のあたり」
2.左利きの子は「8時のあたり」

から始めるとかきやすい。

(3)コンパスを持つ前に、エアー練習

持ち手をねじる感覚を練習する。

1.コンパスを置かせる。
2.駒をまわす時の感じを思い出させ、させてみる。
3.親指を動かして、空中でなんども指をねじる動作をおこなう。
4.コンパスを持って、空中で指をねじって回す練習をする。

その上で、ノートに円をかく。

<参考>:『算数的活動の授業づくり 教え方ガイド』木村重夫編(明治図書)


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