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TOSSランドNo: 5721845 更新:2013年01月04日

何をめざしてきたか


1.法則化論文101本への挑戦

 本腰を入れて教師修業を始めたのは、法則化運動との出会いからである。向山洋一先生の提唱された法則化運動に参加し、プロの教師になろうと決意した。
 初めに行ったのは法則化論文101本への挑戦である。教師修業として論文を書き、まとめることから出発した。
 新卒の頃、次の文章に出会った。

 極度に主観的な人間の願いが、高度に客観的な事実を生み出すのである。すさまじい執念である。ともかく思いついたことは全部やっている。考えられるすべての場合を試しているのである。
 願いが強烈でどうしても実現してほしければほしいほど、観察・実験の結果は客観的なものになる。

 【体育授業の法則化】
 主観的な願いを客観的な事実にする

 101本書きたいという主観的な願いが、教師修業の原点になった。あらゆる実践をし、思いついたこと、考えられることは全て行なった。
 その結果、101本の法則化論文を書くことができた。101本は『誰でもできる楽しい体育』(明治図書)として法則化論文シリーズの中の一冊にまとめられた。客観的な実践記録となったのである。
 101本の論文を書き、主観的な願いが客観的な事実となったとき、自分の力量の高まりを自覚することができた。

2.法則化論文101本への道のり

 101本を書くまでに次の修業を10年間行った。10年間の努力が土台となり、論文をまとめることができた。

(1) 仮説を立てて実践する

 新卒以来、私は「楽しい授業づくり」を目指して努力してきた。楽しい子供の姿を次の三点でおさえた。

 ① 子供の目がキラキラと輝いている。
 ② 子供の顔がフックラと豊かである。
 ③ 子供の体がイキイキと弾んでいる。

 私は楽しくなければ授業ではないと考えている。子供の力がつくのは、子供が心を開きリラックスしている時である。
 その時子供の目はキラキラと輝き、顔はフックラと豊かで体はイキイキと弾んでいる。そのために、次の実践を行った。

 (1) 教材づくり(関心・意欲)むじゅん
 (2) 発問・指示(思考・判断)ゆさぶり
 (3) 学習過程 (知識・技能)はっけん

 以上の三つの観点から教材研究を行い、楽しい授業づくりを実践した。

(2) 実践を記録する

 毎日の実践は次の内容でまとめた。

 ① 項目を決める。
 ② 毎日記録する。
 ③ 授業の記録を書く。一日に一時間、必ず授業の記録をとる。

 (1) 生活の記録を書く。
 (2) 「楽しい授業」の視点から学習記録を書く。
 (3) 子供の変容を記録する。

 毎日大学ノートに1ページずつ項目を書き、記録した。そのノートは途切れながらも10年間書き続けた。
 それらの記録が101本の論文につながったのである。記録の中に子供の発問・指示と子供の反応が記録されていた。もし、記録がなければ論文をまとめることはできなかったであろう。

(3) 実践を分析する

 毎日授業を記録をしながら実践を自己評価した。次の観点である。

 ① 良くできたこと○、出来なかったこと×の評価をする。
 ② 授業記録は、学習問題、発問・指示、子供の反応を記録する。
 ③ 楽しくできた理由、出来なかった理由を子供の日記から分析する。
 ④ 「今日の発見」の欄で実践をまとめ、理論化する。

 この作業は厳しくつらいものであった。うまくいった時には良かったが、うまく行かない時には胸が痛むこともあった。
 子供には「学習日記」を時々書いてもらった。楽しい学習の感想を書いてもらい、そこから原理・原則をまとめていった。

(4) 実践をまとめる

 ① 月別に計画を立てる。
 ② 一時間の授業記録をまとめる。
 ③ 研究をまとめる。

 実践は計画を立て、実践記録にまとめていった。その中のいくつかは、千葉市の研究発表会や出版社に応募、投稿した。
 自分の主観的な実践が客観的な事実としてどのくらい価値があるのかを知りたかったからである。

3.現在、実践している修業

 法則化論文101本を書いた後、現在次の実践を行っている。

 (1) 飛び込みの授業101回に挑戦
 (2) TOSSランド101本に挑戦

 法則化運動を通して、「体育授業の法則化」を目指している。いつでもどこでも誰でもできる授業づくりの原理・原則を明らかにしてきた。
 その原理・原則を検証するために、第1回を1989年に兵庫県滝野町立滝野小学校5年生で飛び込みの授業を行った。
 第2回は1990年、秋田県鳥海町立直根小学校4年生で行った。
 それ以来2002年2月の網走市立中央小学校6年生の授業まで、合計52回の飛び込みの授業をしている。101回を目指して修業中である。
 飛び込みの授業を通して、いつでもどこでも誰でもできる体育授業の法則を確立したいと願っている。
 次は、TOSSランドホームページのサイト101本にも挑戦している。2002年3月15日現在78本作成している。登録しアップしたいと考えている。
 多くの方々に役立てていただき、追試を通してよい指導法を追求していきたい。サイトは全て発問・指示の形でまとめられている。多くの方の追試を通して、体育授業の法則化を図っていきたい。
 教師修業は果てしない。子供に価値のある教師になるための修業はこれからも続く。


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