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TOSSランドNo: 9034566 更新:2012年12月01日

詩の授業 「露」北原白秋


露              
      北原白秋

草の葉に揺れゐる露の
落ちんとし、いまだ落ちぬを、
落ちよとし、見つつ待ちゐて、
落ちにけり。驚きにけり。

指示1:

先生の後について、読みます。

旧字体があるので、追い読みが数回必要である。10回程度、読ませる。

指示2:

目をつぶりなさい。(1回読む)話者に見えているものをすべて書き出しなさい。

「露」「草」「葉」など。「どんな感じがしますか」と感想を聞いてもよい。

発問1:

朝、昼、夕方、いつのことですか。

「露」を調べると分かりますね、と助言する。季節も確定する。(初秋である)

発問2:

たくさんの葉を見ているのですか、それとも1枚の葉を見ているのですか。

「露が落ちるのを待っている」ということから1枚の葉にクローズアップしている。

発問3:

大きい露ですか。小さい露ですか。

「葉に揺れ」から「大きい露」だと考えられる。

指示3:

この詩を4行にさらに、並べ替えてみます。2、3行目を書きなさい。
    ①草の葉に揺れゐる露の 落ちんとし、

    ④驚きにけり。

次のようになる。

①草の葉に揺れゐる露の 落ちんとし、
②いまだ落ちぬを、落ちよとし、
③見つつ待ちゐて、落ちにけり。
④驚きにけり。

指示4:

一行ずつ読んでいきます。

読ませることで、意味を考えることになる。

指示5:

写しなさい。

発問4:

一行目。草の葉に揺れている露が落ちようとしていた、ということですね。
二行目。どういう意味ですか。(まだ落ちないので、落ちろと思った)
三行目。どういう意味ですか。(見て待っていると、やっと落ちた)
四行目。どういう意味ですか。(驚いた)

指示6:

この詩を起承転結に分けます。
一行目。起ですね。残り3行は、承転結のどれか。下に書いてごらんなさい。

①草の葉に揺れゐる露の 落ちんとし、 起
②いまだ落ちぬを、落ちよとし、
③見つつ待ちゐて、落ちにけり。
④驚きにけり。

① 起 ②承 ③承 ④結 である。
つまり、この詩は「転」が削られているのである。
そこがポイントである。

発問5:

露が落ちようとしていた。これが起ですね。
そして、落ちろと思って待ちに待って、落ちた。承。
ところが何かが起きて、驚いた、のです。
この詩は「ところが○○~」という転の部分が書いていないのです。
さあ、困った。
話者は何に驚いたのですか。

ここは自由に発言させる。
相談させてもよい。このまま、終わってもいい。
以下、教師(私)の解釈である。

説明1:

(映像があれば見せる)
    露はたまってたまって落ちると、すぐに露ができ始めます。
    落ちたと思ったら、また、露が落ち始めるです。
    長い時間かけて落ちたのに、また、露ができた。ここの驚いたんだと思います。


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