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TOSSランドNo: 4031145 更新:2013年01月04日

特別支援学級の実践〜特性を持つ子の45分間分析


特性を持つ児童の45分間は「たし算」で表すことができる。
例として注意欠陥多動の特性として以下、示す。

学習活動+注意欠陥多動活動=1単位授業時間(45分)

要するに、集中してやっている時間とぼーとしている時間で45分ということである。
ある児童の時間をはかると、次の結果だった。

学習活動+注意欠陥多動活動=1単位授業時間(45分)
 5  +  40    =45

算数の授業で、ほとんどが手遊びやぼーとしている時間なのである。

それで、その授業を理解していたか、どうかと言われると「できる」。
解いた問題はすべてできていた。

逆を言えば、教科書1ページを教えるのに5分でできる、ということで
もある。
注意欠陥が強い子だ。

こんな状態が多い。
1 手遊び
2 ぼーとする
3 物いじり
4 うわぐつぬぎ
5 違うことを考えている

このようなことで、40分だ。

では、どのような対応をすればよいか。

「学習活動の時間を増やす」方法。

「注意欠陥多動活動を減らす」方法。

たし算の方程式だから、

1つを増やせば、もう1つは減る。

1つを減らせば、もう日1つは増える。

■「注意欠陥多動活動を減らす」方法

注意欠陥多動の活動になっているので、「刺激」を与える必要がある。
べったり張り付くのは、刺激が強すぎるからダメである。
例えば、次のようなことをして、刺激する。

1 教師がそばにいく
2 さわる
3 ものをとる
4 指差す
5 にらむ
6 ほほえむ
7 その他

机間巡視を1周するたびに、刺激を与えていく。
これで欠陥状態から学習状態へ移行する。

児童に「教科書44 ページあけなさい」と
10回刺激(10周まわった!)を与えて、やっと開いた。
それまで、2ページをみたり100ページを見たりしていた。
とことん、やってやろうと思ってやった結果だった。

■「学習活動の時間を増やす」方法

2つある。

(1)活動の下準備をする
(2)活動のシステムをつくる

(1)活動の下準備をする、について

次のようなことである。

1赤鉛筆指導
2薄く書く
3開いてあげる
4学習する場所を教える
5前もって伝えておく
6その他

最も典型的なものは「赤鉛筆指導」である。
赤で書く。「なぞる」という活動の「下準備」が赤になる。

これもTTで実践した。
児童がぼーとしている。刺激を与えるが効果は数秒。
そこで、ノートに薄く問題を書いてあげた。
すると、学習を始めた。
これはどの子も通用した方法だった。

準備をしてあげると、学習活動に移行する。

(2)活動のシステムをつくる

次のことをする。

例を示し、問題をとき、評定する

多くの子は何をしたら、よいか分からない。
個人差があるから、余計に分からなくなる。

そんな時に、やることを板書し、見通しを持たせ
「評定」する。

評定するから、やる気がでる。

典型は、向山型算数である。
そのものが学習活動を増やすシステムになっている。


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