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TOSSランドNo: 2210014 更新:2012年12月01日

大平光代さんの授業


 大平光代さんの顔写真を提示した。(著書の表紙をコピーした)
 「大平光代さん 34歳」と板書した。

発問1:

大平さんの職業は、何でしょうか。

 正解は「弁護士」である。
 日本である資格試験の中で最も難しいといわれている試験が「司法試験」である。
 有名な大学を優秀な成績で卒業した人でも、10回受験しても合格しない人がたくさんいる。
 それほど難しい試験である。
 大平さんは、見事、1回でその試験を合格した。

発問2:

大平さんは高校には行っていません。
もちろん、大学にも行っていません。
では、なぜ、大平さんは高校に行かなかったのでしょうか。

正解は中学校時代の「いじめ」である。
転校した中学校で「いじめ」にあったのある。
それは、すさまじい「いじめ」であった。
トイレに入っている時に上から水をかけられたり、学級の生徒全員に無視されたりしたという。

発問3:

大平さんは、いじめられていた生徒に、いたずら電話事件の犯人にさせられてしまいました。
そのことを悔しく思った大平さんは、ある行動に出ます。
それは何でしょうか。

 正解は「割腹自殺」。
 橋の下で自殺を図りましたが、死にきれず、救急車で病院に運ばれた。
 退院後も、いじめは続いた。
 それが原因で学校にも行けなくなり、生活も荒れ始めた。
 家でも、家族に暴力を振るうようになった。
 両親だけではなく、優しく育ててくれたおばあちゃんまでも暴力の標的になった。
 家にもいづらくなり、とうとう家出。
 16歳で暴力団の妻になってしまった。
 このことを、大平さんは著書で「深く反省し後悔しています」と述べている。

発問4:

17歳の時、大平さんはあることをしました。
何をしたのでしょうか。

 正解は「入れ墨」。
 背中に、観音様と蛇の入れ墨を入れた。

発問5:

そのとき、大平さんは自分の両親に何をしてほしいと思ったのでしょうか。

 正解は「怒ってほしい」。

発問6:

22歳の時、大平さんは自分の過ちに気づきます。
何がきっかけで、自分の過ちに気づいたのでしょうか。

 正解は「真剣に怒られたから」。
 実父の友人である大平浩三郎さん(養父)に怒鳴られたのがきっかけであった。
 町で偶然会い、喫茶店で「あんただけが悪いのではない」と言われた。
 真剣に寄り添ってくれる大平浩三郎さんが心の支えてとなり、心を入れ替えた。

発問7:

このことをきっかけに、大平さんは勉強を始めます。
でも、中学校しか卒業していません。
漢字も英語も、満足には読めません。
勉強を始めるに当たって1番最初にしたことは何ですか。

 正解は「辞書を引くこと」。
 自分1人で勉強するには、辞書が先生になる。
 漢字は漢和辞典で、英語は英和辞典で1字1字調べて勉強したという。

 資料1(北海道新聞 2000年4月30日朝刊)を配布した。

指示1:

大平さんを紹介した新聞記事を読んでみましょう。

 私がゆっくりと読み始めた。
 生徒は、真剣に聞いていた。
 資料2(ビデオテープ)を、手にして言った。

指示2:

5月5日、『徹子の部屋』に大平さんが出演しました。
そのビデオを見てもらいます。
時間は20分間です。

 約20分間、生徒の視線は画面に集中した。
 視聴後、感想記入用紙を配布した。

指示3:

今日の授業の感想を書いてください。

 約5分間、教室には鉛筆が動く音だけがした。
 感想には「感動した」「私も強い人間になりたい」「イジメは絶対に良くない」という言葉が並んだ。
 この授業後、35人中21人が大平さんの著書『だから、あなたも生きぬいて』を読んだ。


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