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発問1:
漢字は、物の形からできたものが多いです。山はどんな形からできたのか。机の上に指で
書いてごらんなさい。(画面を見せる)
そうだね、山の形からできたんだよね。同じようになった人。
(ほとんど、同じ形を書いている。)
指示1:
では、川は、どんな形からできたのかな。指でかいてごらん。今度は隣の子と確認してごらん。
指示2:
目はどういう形からできたのかな?今度はノートに書いてごらん。
(コンテンツを見せる)
赤の形からだと思う人(挙手させる。)青の形からだと思う人(挙手させる)
状況によっては、なぜそう考えたのか子どもの考えを聞いてみる。
説明1:
実は、青が正解です。目を立てに動かしたんだ。隙間からのぞいている目の状態を漢字にしたんだね。
発問2:
(コンテンツを見せながら)
では、この足の絵からどんな漢字ができと思いますか? (少しずつヒントを出していく)
足 歩く 走る。。。。。。
説明2:
止」という字ができました。
発問3:
足の上に棒一本では? (少しずつヒントを出していく)
止に棒1本だから、「正」だ。
説明3:
正月の正の字ができました。「目指す前の線にまっすぐ進むことから正の字ができました。」テキストを記入して下さい。
発問4:
足の絵の後ろに棒1本。難しいから、近くの人と相談してもいいですよ。
30秒後ヒントをヒントを出しながら聞いていく。
(参観日なら保護者にもふってみる。)テキストを記入して下さい
説明4:
線の前に一歩出た状態 この形から「出」の字ができたのです。
テキストを記入して下さい
指示3:
人の形からできた字も多いです。人という字は、人の横の形からできました。
では、大の字はどんなかたいからできたのでしょうか。みんなやってごらん。
(大の字をする)
発問5:
人が立つ姿の上に線1本この形からできた字はなんですか。(状況に応じてヒントを出す。)
正解は「立」
発問6:
人が立つ姿上に線1本。この形からできた漢字は。 (状況に応じてヒントを出す。)
正解は「天」
発問7:
人の上と下に線がそれぞれ1本どんな形でしょ。 (状況に応じてヒントを出す。)
説明5:
天と地との間に堂々と立つ人。これを中国では、王と呼んだのです。」
発問8:
中国だけで使われている漢字があります。「木」これは日本でも使われていますね。「林」これもですね。「森」これも日本で使われています。では、「犬」次は、どんな漢字がでてくるかな? 犬がみっつで「ひょう」と読みます。日本では使われていませんね。
どんな走る様子を表している漢字だと思いますか。
見たこともない字に子ども達の関心が一気に高まる。 正解は「かるがる走る」
発問9:
牛の字が出てきました。次はどんな漢字がでてくるかな。 牛がみっつで「ほん」と読みます。どんな走る様子を表している漢字だと思いますか。
正解は 「どっとかけ出す。」
発問10:
漢字は中国で作られました。5万文字あるそうです。日本の小学生は1006文字習います。中国の小学生は何文字習うと思いますか?
2500文字です。
日本で作られた漢字もあります。山道を登り詰めると下りになります。この上りと下りの境目をとうげとよび「峠」という漢字を作りました。
説明6:
人を表すにんべんに、「動く」を組み合わせた「働く」は中国でも使われているのです。
日本で作られて中国で使われている漢字もあるのです。
説明7:
十字に道を表すしんにょうで、十字路を表す「辻」という字が作られました。
発問11:
では、道を表すしんにょうに棒一本でなんとよむでしょうか。
____る。
ノートに書けた人からもっていらっしゃい。
難しいので正解は、なかなか出てこない。何度も何度も挑戦してくる子が多数。
参観日なら、保護者も巻き込める場面である。
答え、「すべる」
<引用文献> 献藤堂方式 小学生版 新訂「漢字なりたち辞典」藤堂明保 監修
『国語教育』(明治図書)91年2月号p8・向山洋一氏論文
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