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TOSSランドNo: 7524328 更新:2013年01月02日

TOSS 「虫育」


向山学級理科ノート分析!

向山洋一年齢別実践記録集二年理科「豆電球」公開授業の全記録の中に、向山学級児童の理科ノート~1979年・四学年~が収録されている。

この実物資料から、様々なことが読み取れる。
授業のヒントになることがちりばめられている。
とりわけ、向山・小森型理科のキーワードである「理科は感動だ」のエッセンスが詰まっている。

実物に飽きるまで触れさせる

「虫6/15(火)「校庭のまわり(校庭、うら、花だん)にいた虫」というページがある。

 192ページである。

タイトルが、「いる虫」ではなく、「いた虫」である。

まず、向山氏が子どもたちに本物に触れさせていることがわかる。

 校庭の裏にまで行っている。 子どもたちはウキウキしながら学校の隅々まで調査に行ったことだろう。
 ノートには、①~⑨までの虫がかかれている。

おそらく虫を見つけながら簡単にスケッチさせていったのだろう。

ノートには、見つけた虫のイラストと名前がかかれている。

「①オオアリ、アリ②ハエ③テントウムシ、ニホシテントウ、ナナホシテントウ、④シジミチョウ⑤ダンゴムシ(ベンジョムシ)⑥モンシロチョウ⑦テントウムシの幼虫⑧?⑨?」

わからない虫の名前には「?」がついている。

子どもたちは、何種類の虫と出あったのだろうか?分析してみる。

クロオオアリ、ヤマトクロアリ、イエバエ、ナミテントウ、ナナホシテントウ、ヤマトシジミ、オカダンゴムシ、モンシロチョウ、ニジュウヤホシテントウの幼虫、小さな甲虫を合わせて11種類であろう。

対象を比較させる

その後はノートには、昆虫の体の特徴について書かれている。

「こん虫とクモ、ムカデ、エビのちがい」「アオムシとチョウ」などの比較が図解されている。

昆虫と他の生物、幼虫と成虫を比較させるから、昆虫の体のつくりが子どもの中にストンと落ちているのがわかる。

また、「虫」の漢字の成り立ちのページがある。

漢字文化を理科の授業でも行っていたのだ。

子どもたちは、あらゆる角度から「昆虫」について理解していったに違いない。

あこがれをもたせる

向山実践の凄さは詰めである。

虫の勉強の最後は、「夏休みの間につかまえる虫の予定」をノートにかかせている。

学習したことを確実に生活化し、追究させるのだ。

子どもたちは自分の夏の予定をイメージしながら、つかまえたい虫をかいたことだろう。

しかし、実際につかまえて、体の特徴を調べる必要がある。

ノートには、セミ(ぬけがら)、アリ、チョウ(モンシロチョウ)とかかれている。

確実につかまえられる虫だ。

さすが、向山学級の子どもだ。

これらの虫のページは、「わくわくずかん」の原点のページだ。

「わくわくずかん」を使えば、さらに発展できるであろう。


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