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TOSSランドNo: 6286065 更新:2013年01月01日

ゴム跳び遊び1時目の指導―遊びの中で多様な動きを身につける―


ゴム跳びの良さ

ゴム跳びの良さは次の2点である。

1ゴム1本で、多様な動きができることである。
2ゴム1本で、子どもたちが休み時間に自分たちだけで遊ぶことができる。

この2点の長所を生かすため、ゴム跳びの1時目の指導は、下記のことを意識して組み立てる。

1子どもたちが多様な跳び方に挑戦することができる。
2子どもたちだけでゴム跳び遊びができる、シンプルなルールを教える。

上記の2点を満たすゴム跳び遊びとして,「おいちだん」によるゴム跳びの授業を組み立てることにする。

おいちだん

「おいちだん」のやり方は、田中邦子編著『お手玉・まりつき・ゴムとび』一声社を参考にした。低学年の子どもには難しいので、よりシンプルなルールに変更した。

「おいちだん」は,ゴムを越える一般的なゴム跳び遊びである。

跳び方

① 正面跳び(走ってきて,正面を向いて跳びこす。)
② 女跳び(回転しながらジャンプして,後ろ向きに跳びこす)
③ 男跳び(ハサミ跳び。斜めに走ってきて,横向きに跳びこす。)
④ かえる跳び(手をついて,足を振り上げ,ゴムの向こう側に足をつけて立ち上がる。)
⑤ 足かけ跳び(右足をゴムにかけて,左足でケンケンをして跳びこす。)
⑥ 手かけ跳び(手でゴムを下す。その後は,足かけ跳びと同じ。)
⑦ 回転跳び(側転して足でゴムを引っ掛け,向こう側へ行く。)
⑧ 両足跳び
※またいでこえるのは,ダメ。

先頭の子の跳び方を次の跳ぶ子はまねしなければならない。
こうすることで、どの子も多様な動きを体験することになる。

ゴムの高さ

① くるぶし
② ふくらはぎ
③ ひざ     この高さまでは,持つ手はすわって,片ひざを立てる。
④ もも
⑤ こし
⑥ わき     もも以降の高さでは,持ち手は立つ。
⑦ 頭
⑧ ばんざい

田中邦子編著『お手玉・まりつき・ゴムとび』一声社では、ゴムの高さを20段階にしていたが、子どもが覚えやすく、スピーディーに行わせるために、8段階にした。

授業の流れ

15分×9回指導する。(3時間分)

指示1:

ゴム跳びをします。好きな方法でゴムを跳びます。またぐのは,なしです。まずはくるぶしの高さ。

跳び方は指定しない。好きな跳び方で跳ばせる。どんな跳び方でも認め,多様な跳び方が出るようにする。ただし,またぐのはなし。跳ぶことに限定する。

指示2:

跳んだら,列の後ろに並びます。

カラーコーンを使って,子どもが円を描くように並ぶようにする。円形に並ばせることで,他の子の跳び方を全員が見れるようにする。一周したら,高さを変える。

指示3:

今度はふくらはぎの高さ。

本来のゴム跳び遊びでは,高さをあげていくが,本時は多様な動きを出すことに重点を置くので,しばらく高さを変えない。再び,好きな跳び方で跳ばせる。

指示4:

先頭の人が最後に並びます。今度は,2番目の子が最初に跳びます。後の人はまねをして跳びます。

指示4を繰り返す。まねをさせることによって,動きの幅を広げる。

指示5:

できるだけ,いろんな跳び方で跳んでみましょう。

今までに出なかった技が出たら,大げさに褒める。

指示6:

跳べなかった人は,ゴムを持つ人の横にすわります。

一通りみんな跳んだあとで,次の指示を出す。

指示7:

座っていた人はじゃんけんをします。負けた人が今度はゴムを持ちます。

ゴムの持ち手を代えて,さらに繰り返す。

説明1:

今度は高さを高くしていきます。まずはくるぶしから。

ゴムの高さを変える方法を教えていく。

説明2:

次はひざ。

続いて,ももの高さにする。

説明3:

次は腰。

この高さから,普通に跳んだのでは跳べなくなる。すると,片足を上げて,ひっかけてから跳ぼうとする子が出てくる。

説明4:

腰からは、ゴムに触れていいことにしましょう。ひっかけて跳ぶのは,やっていいのです。

振り上げ足をひっかけたら,振り上げ足を地面につけず、ジャンプしながら抜き足を抜く跳び方が望ましい。しかし,本時は厳密にせず,またぎ越すような跳び方も認める。次時以降,またぎ越しはしないこととする。またぎ越しでは、高跳びの動きにつながりにくい。

説明5:

次はわき。

ほとんど誰も跳べないはずである。

発問1:

高いゴムを越えるには,どのように超えたらいいですか。

思いついた子に発表させる。
側方倒立回転をしてこえる子が出てくる。
思いついた子をほめる。

説明6:

次はあたま。

跳びこすのに躊躇する子が出てくる。

説明7:

ゴムの持ち手がボーっとしていたら,ゴムの下をくぐりぬけてもかまいません。ゴムの持ち手は,ゴムを下げて,跳ぶ人を捕まえます。

頭,ばんざいと高さを上げていく。そのあと,またくるぶしから再スタートする。

説明8:

ゴムは教室においておきます。休み時間にやりたい人には,貸し出します。


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