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TOSSランドNo: 6325196 更新:2013年01月01日

自己表現の幅を無限に広げるデザイン


1.主張

現代のデザイン作品や、日常生活の中のデザインを学ぶことで、今までにない様々なデザイン方法があることを知り、自己表現の幅を広げる。

2.デザインについて
(1)狭義のデザイン
図案や模様をレイアウトすることをデザインと言う。また、商業的なデザインを商業美術とも言う。産業革命の影響により、デザインの意識が高まり、アール・ヌーヴォーなどの流行、バウハウスの機能主義など、常に時代の象徴を創造し続けている。その対象は、非常に多岐にわたり、さらに細分化される流れにある。

(2)広義のデザイン
都市や人生計画を設計することをデザインと言う。デザインの対象は、衣服、印刷物、工業製品、建築などだけでなく、都市や人生計画にもおよぶようになってきた。考慮すべき要因には、機能性、実現性、経済性、社会情勢など、目的を実現することに関わる全てが含まれる。

3.現代のデザインについて
(1)草間彌生について
松本駅近くで種苗業を営む裕福な家に生まれた。少女時代より統合失調症(医学博士西丸四方が診断)を病み、繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それらを描きとめる絵を描き始める。草間は現在に至るまで水玉(ドット)をモチーフに制作する事が多いが、これは彼女が恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くす儀式でもある。
草間の活動が再び活発になったのは1990年代初頭である。1993年、ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。世界的に再評価熱が高まった。

(2)ジェームス・タレルについて
 光をデザインすることが特徴のアーティスト作品は、たとえば暗い壁に光を投射して、触れそうで重さもありそうな「光のかたまり」が壁から飛び出ているように見せたり、天井が開いた部屋で空の光の色が時々刻々と変わっていくさまを見せ、それに補色の光を加えて空の色を濃くしたり変えたり、また真っ暗闇の部屋の中に観客を入れて、暗さに慣れてきた頃に光のスクリーンが見えはじめる、といったものがある。(南寺・香川県直島)
彼の作品は、
① 屋内に設置され、プロジェクターなど人工の光や、天井などからの自然光を使った作品
②『ソフト・セル』や『ガスワークス』など、人間一人が入り、感覚を遮断したり操作したりする作品
③光を感じることのできる場所作り(『ローデン・クレーター』)
に大別できる。彼は光と知覚をコントロールしてそれを完璧に体験するために、インスタレーション方法や展示空間にも細心の注意を払ってきた。多くの場合は、展示場所に合わせて作品を新しく制作したり形を変えたりする。また、光を発生させたり個人体験型の巨大機械を作るなどしているが、技術の使用を強く打ち出すテクノロジー・アートやメディア・アートには分類できない。彼の場合、使用する機械や技術はあまり高度でなくても、知覚に対して最大の効果をあげることができるからである。

(3)水川勝利氏について
 東京教育技術研究所の水川勝利氏と、大阪府箕面市に在住のすごろくコレクターの山本正勝氏宅を訪問した。全国の中でたくさんすごろくを収集している図書館でも600点であるが、山本氏の収集したすごろくは、6000点に及ぶ。
水川氏と東日本大震災すごろくなど、新しく作成しようという動きを起こし
ている。

(4)Ben Sheppee氏について
「ビデオ プロダクション マッピング」という方法で、どんな表面もダイナミックなビデオ表示に変えることができるおもしろい表現方法の第一人者である。 専門ソフトウェアは、不規則に形成されたスクリーンを完全に取り付けさせるために、もともと作成する映像をゆがんで作ることのできるものを使用している。 その結果、普通のビデオ映像を超えてダイナミックな映像を映し出すことができるのだ。新しい広告現象として、世界中から注目されている。

(5)今後のTOSSと現代アートのコラボプロジェクトについて
 2011年7月24日(日)向山一門懇親会の中で、「TOSSは今、Ben Sheppee氏と共同で、大きなプロジェクトを立ち上げようとしている。(文責:和田)」という話があったことを、しあわせサークル代表の杉谷英広氏からその日の夜のうちに教えていただいた。担当は、どうやら長崎の久保宏行氏がされるそうだ。その夜、すぐに久保氏に連絡を取り、私もプロジェクトにぜひ協力したいとのことを伝えた。何か、進展があったらすぐに連絡してくださるとのこと。大きなTOSSと現代アートとのプロジェクトの始まりに携われることを誇りに思うとともに、どのように貢献できるかを考える必要性を感じている。
 また、2011年7月25日(月)に鈴木プロデューサーと連絡を取った。Ben Sheppee氏との企画について聞くと、サマーセミナーでDentsuの局次長(予定)にBen Sheppee氏を紹介するとのことだ。この夏、TOSSとBen Sheppee氏でものすごく大きなプロジェクトが動き出すこと、とても楽しみだ。これをきっかけに、TOSSの芸術分野に現代アートの新たな風を巻き起こしたい。

4.単元構成(全5時間)
第1時     様々な表現方法が認められる現代のデザインについて知る。(本時)
第2時     映像デザインについて知る。
第3~5時   簡単な映像デザインを作成する。
第6時     作った映像の発表会をする。

4.本時の学習内容
(1)対象 小学6年生
(2)授業の流れ
指示 まちがえちゃった!どこ?指差して。

発問 丸い消しゴムと角がある消しゴム。どちらの消しゴムが使いたいですか?

発問 蒲原秀夫さん。デザイナーです。
   デザインコンテストにあるものを出品しました。

指示 読みます。

指示 どんな消しゴムを作りましたか?となり近所の人と、相談してごらんなさい。
・カドケシ
説明 カドケシです。
   普通の消しゴムの角は8個です。

指示 カドケシの角は何個ですか?
   ノートに予想して書いてごらんなさい。
・28個
指示 読みます。
・今あるものを少し変えるデザイン

説明 青い空です。ジェームス・タレルという人は、空をデザインしました。

発問 あなただったら、空をどのようにデザインしますか?
   おとなり近所と相談してごらんなさい。
・空の写真を展示する
・空の絵を描く
説明 天井を正方形に切り抜きました。
   昼です。
   夕方です。
   時間と共に変わっていきます。

指示 読みます。
・自然をデザイン
説明 草間彌生です。赤い字を読みます。

説明 こんな作品を作りました。
   ハイヒール+水玉。これです。
(作品を見せる。)
指示 プリウス+水玉。どんな作品か、想像して。
   これです。
(作品を見せる。)
発問 普通のプリウス、300万円。
   いくらだと思いますか?

説明 2000万円です。

説明 南瓜+水玉。想像して。
   これです。
(作品を見せる。)
発問 普通の南瓜、300円。
   いくらだと思いますか?

説明 3000万円です。

説明 世界が認める日本人アーティストの4人に選ばれるようになりました。

指示 読みます。
・水玉を加えるデザイン
説明 先生もやってみました。
   ボールペンにシールを貼ってデザインします。

指示 みんなも机の上の封筒を開けてやってごらんなさい。
   時間は1分です。

説明 ヨーロッパの建物です。

発問 みんなだったらどうやってデザインしますか?

指示 見てみます。
(映像を見せる。)
説明 この中から、将来このようなデザインをする人が生まれてほしいと願っています。
   授業を終わります。

5.参考文献
教え方のプロ・向山洋一全集7知的追求・向山型社会化授業 向山洋一 著 明治図書(1999)
教え方のプロ・向山洋一全集44向山型社会・研究の方法 向山洋一 著 明治図書(1999)
向山型社会の全体像を探る 谷和樹 著 明治図書(2007)
太陽レクチャーブック007 ミュージアムの仕事 平凡社
アートで生きる 杉田敦
女の子のための現代アート入門 長谷川祐子 淡交社
未経験者のためのデザイナー就活テキスト 武井正理 アスペクト
予算がなくてもステキなデザインのフライヤー・コレクション
扉のデザイン PIE
デザイン事務所の封筒・、名刺・ビジネス文具
瀬戸内アートの楽園 秋本雄史 安藤忠雄 ほか 新潮社(2006)
卒業論文【直島巡礼―香川県直島における観光現象の研究―】上田友香 大阪大学 人間科学部(2008)
直島会議V―アートと地域:マクロとミクロの間で― 江原久美子 ほか 株式会社ベネッセコーポレーション(2001)
Remain in Naoshima 秋元雄史 江原久美子 ほか 株式会社ベネッセコーポレーション(2003)
直島・家プロジェクト「角屋」 宮島達男 株式会社ベネッセコーポレーション(2001)
美術手帖2010年6月号増刊BT【瀬戸内国際芸術祭2010公式ガイドブック アートをめぐる旅・完全ガイド】大下健太郎 美術出版社(2010)
美術手帖2010年8月号増刊BT【あいちトリエンナーレ2010公式ガイドブック「アートの街」の歩き方】大下健太郎 美術出版社(2010)
美術手帖2009年8月号増刊BT【公式ガイドブック 大地の芸術祭 アートをめぐる旅ガイド】大下健太郎 美術出版(2009)
Pen[ペン]No.260 p26~97 
西の旅No.13 p4~7
現代アートナナメ読み暮沢剛巳 東京書籍(2008)
観光カリスマ―地域活性化の知恵― 日本観光協会 (2005)
観光カリスマ URL http://www5.cao.go.jp/j-j/cr/cr07/chr07_3-1-6.html


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