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TOSSランドNo: 1235048 更新:2012年12月31日

「黒い瞳」の指導法


男声パートが活躍します。男らしい声で、ロシア人のように歌ってください。くれぐれも、日本人のぺったんこな地声にならないように。だって、もともとロシア民謡なのですから。  
ピアノの前奏、非常にカッコイイです。ピアノの弦を全部響かせるつもりで、深いタッチでドラマティックに弾いてください。  
ピアノの前奏と男声のうら悲しいメロディーで、ロシアに吹き荒れる吹雪がぴゅ~っと感じられるといいですね。

1. 1拍前、指揮者の指示で男声息を吸う。

吸う音が聞こえるくらい、たっぷりと。「わ」の口を十分に開いて、「わ<す<れ・・」のつもりでだんだん強くしでいく。「お<も<か・・・」等も同様に、3つ目の音を目指して歌うとよい。
もうひとつのポイントは「伸ばすところも音楽」ということ。「ぬー」「よー」でも、意識して声をぐぐっと押しだすことを忘れずに。
女声はあくまでも脇役。男声の旋律が浮き出るように、やわらかく深みのある声で。

2. 「瞳よ」の部分が、「ひーとーみー、イヨッ」となりがち。

「イヨッ」に極力ならないように、「よ」をやさしくやわらかく

3. 3拍子のワルツに乗って、リズミカルに歌いたい部分。

一番注意することは、無意識にブレスをすると、「悲しみのっ」「冬はゆきっ」のように、語尾が雑にきれてしまうので、意識して必ず長めに切ること。「悲しみのー」「冬はゆきー」のように。
もうひとつは、「か<な<しー」「ふ<ゆ<はー」のように、3つ目に向かって大きくしていくつもりで歌う。これで、言葉に丸みがでて、表現が豊になる。

4. テンポが速くなり、雰囲気が変わる。女声から男声にメロディーが受け継がれるように練習する。

女声の3度の和音は、テンポを落としてゆっくり練習する。できれば、無伴奏でも歌えるくらいになると美しく表現できるようになる。
スタッカートがついているが、きつく雑にならないよに、軽くはずんで、リズムを楽しむ余裕を持って歌おう。
私は、楽譜には書かれていないけれど、ひとつ変化を付けるために、1回目は強く、くり返した2回目は弱く歌うよう指示しました。

5. また気分を変えて、軽くはずんで歌う。特に女声のハーモニーは、上記4、のように、ゆっくりにして、確実に響き合うようにする。

男声のメロディーは、待ってましたというふうに、朗々と歌ってほしい。高音がでにくいかもしれないが、「お腹から」とか、「おでこに響かせて」とか、いろいろ工夫をしてみよう。「ふ<ゆ<の」とか、「あ<か<る」のように、3つ目に向かって強くしていく感じで歌う。 

6. 「悲しみの・・・」以降は、最初の旋律がマーチになって再び現れる。注意は上記3.に同じ。
7. 女声の「今は・・・」と男声の「悲しみの」は、二つの旋律どちらも大切。

二つの違った旋律が同じ伴奏でもパートナーソングとして歌えていることによって、この曲がほとんど同じ和音進行で作られていることに気づく。単純な和音進行でこれだけ変化に富んだ曲にしてしまう岩河三郎氏の手腕に敬服。

8. 「ささやくよー」「燃え上がる」で声をいったん向こうに飛ばして、バシッと切る感じ。   
9. 「忘れ得ぬ 面影よ」でめいっぱい声を出しておく。そして、「あの」でストンと弱くしておいて、ここからどんどんどんどん大きくしていく。

「あ<の<く<ろ<い<ひ<とー<みー」のように「み」に向かって歌う。途中でカンニングブレスしてもよいから、十分なエネルギーを持って盛り上げること。
「よ」の前に全員でブレスしてもよいから、ここも、たっぷりとした声量で十分に「よー」を伸ばして、バシッと切る。5~8拍めあたりからだんだんと口を大きく開けると、声が伸びるからやってみて。会場に残響が残るとすばらしい。

曲そのものに変化があって、退屈しないで歌えるすばらしい曲です。男声が歌えるクラスなら、この魅力はさらに増すでしょう。フェルマータで次の部分に移るので、指揮者とのタイミングは、ぴったりあうように何度も練習しましょう


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