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TOSSランドNo: 1144020 更新:2012年11月30日

日本神話の読み聞かせシリーズ13「日本武尊ー弟橘比売命」


 日本武尊の一行は、相模から船で上総(かずさ)の国に渡ろうとされました。
 船を出し、しばらく進むと、海の神が波を立て、風を吹かせ、船は今にも沈みそうになりました。すると、 弟橘比売命が進み出て日本武尊に言いました。
「私が海に飛び込み、神の怒りをなだめます。あなたは、どうか立派に役目を果たし終え,大和の地にお帰り下さいますように」
 姫は、次の歌を読まれました。 

    さねさし
    相模の小野に   燃ゆる火の
    火中に立ちて  問いし君はも

 (相模の国の野原で、迫りくる火から私をかばい、助けようとして下さったあなたの気持ちが忘れられません)

 そうして、菅の畳を八枚、しき皮八枚、絹の敷物八枚を波の上にしき、その上に飛び降りました。大波が姫を飲み込んでしまいました。その瞬間、荒波も風もうそのように静まり、船は、無事海を渡り終えることができました。
 それから七日後、姫の身につけていた櫛が浜に流れ着きました。命は姫の墓を作り、そこに櫛を納めました。 
 日本武尊の一行は、さらに陸奥の国、常陸の国、甲斐の国へ向かい、乱暴な神々を沈めて廻りました。帰る途中、命は足柄山に登り、海を眺めました。自分の身代わりになって海に実を投げた 弟橘比売命のことを思い出しましした。深いため息を三度ついて、「ああ、吾が妻よ。」と、叫ばれました。

「あづま」とは、「吾が妻」という意味で、この辺りを「あづま(東)」と呼ぶようになりました。


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